他人のおばあちゃんと共同生活

いきなりのホームレスで混乱していて不動産へは、行かずいつも通りに仕事へは行っていました。
何故かと言うと、月曜の朝に家がぶっ壊されたのでその1週間はとりあえず仕事に行って

週末に死のうと思っていたからです。

友人達は、都会の大学へ行き、恋人もいないので別にもう良いかなと思っていました。
とりあえず変な意地で、今週は仕事行こう!と決めてました。

朝、公園で頭を洗っていた所に杖をついたおばあちゃんがやってきました。
目が合ったので、完全に通報されるなコレ
でも、いいわ別に死ぬし

無視していたら、おばあちゃんから

「そんな歳で住む家無いんか?」と言われました。

気付けば、土下座をして泣きながら事情を説明していました。
おばあちゃんから

「しばらくだったら家の二階の部屋住んでも良いよ」

命の恩人に出会えた瞬間でした。

週末に死ぬ予定だったのですが、身寄りの無いおばあちゃんとの共同生活で徐々に気持ちも晴れていきました。

脚が悪いおばあちゃんなので、ホームヘルパーさんが家に出入りしており非常に気まずかったのですが孫と言う名目で数ヶ月同居させて頂きました。

本当にありがとうございます

見知らぬ私を拾って頂き孫と呼んでくれて

あれから会えない日々が続いていますが、おばあちゃんの趣味でやられていた絵葉書は大事に保管しています。

今、つらいときあの時の同居生活を思い出して頑張っています。
生きるきっかけ、田舎を出るきっかけを作って頂いたおばあちゃんには感謝をしてもしきれないです。
#ホームレス #自殺
#生きる #エッセイ #コラム