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仕事の公式

普段意識したことはないですが、数式に表されると気づかされる「ビジネスに関わるの公式」ことを記載いたします。

1.仕事の公式

仕事に関する公式で、非常に印象に残るのは、京セラ創業、JALを再建した名経営者 稲盛和夫氏の「仕事の成果」に関する式を思いつきます。

仕事の成果=考え方×能力×熱意

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仕事の成果を出すために必要なものは「能力」と「熱意」。0点から100点まであり、基本は、これが掛け算になります。
「能力」が高くても、「熱意」がなければいい成果を出すことはできないですし、「熱意」があっても「能力」が伴わない場合は、成果を出すことはできません。「能力」×「熱意」の面積を大きくするため
  「能力」が足りない人には、スキルをつけてもらう
  「熱意」が足りない人には、やる気を引き出す
ことが重要です。

さらに、「仕事の成果」に関する公式の素晴らしいところは、「考え方」が掛け算でかかっているところです。
「考え方」とは、生きる姿勢であり、マイナス100点からプラス100点まであります。
マイナスがかかることで、どんなにすばらしい能力があっても帳消しになってしまいます。
例えば、泥棒して稼いだとしても、その仕事は素晴らしい成果とは言えず、マイナス方向に「能力」や「熱意」を使った「仕事の成果」と言えます。

2.盗人にも五分の理を認める

ずるいことをしたり、法律ギリギリのことをすることが儲かるのではないか?という考えもあると思います。もちろん結果として儲かることはあると思います。
ただし、当の本人は、ずるいことをしたり、法律ギリギリのことをしている認識がない可能性があります。

D・カーネギー氏の「人を動かす」において、「盗人にも五分の理」を認めるという話があります。

アメリカ・シカゴの暗黒街のボスであるアル・カポネは、「おれは働き盛りの大半を、世のため人のためつくしてきた。」と言っていたそうです。

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暗黒街のボスは、悪いこと考えて指示するトップだと一方的に決めつけ、人を非難してはいけません。その人の考え方を理解してあげる必要があります。大きな団体を率い、人がついていくということは、ある意味正しいことをしている可能性があります。

つまり、自分がずるいことをしているという認識を持って仕事をすることが良くない成果を生みます。

3.何事にもベストを尽くす

泥棒や、暗黒街のボスの話は、極論ではありますが、自分で誰も使わないと思う機能を開発したり、あまり良いとは思えないものを人に売ると良い成果は得られません。

とはいえ、顧客要望で変な開発したり、自分がお勧めできないものを売らなければいけない場面はあると思います。そんな時でも

仕事の成果=考え方×能力×熱意

の公式を頭の片隅おいて、気の乗らないものに対しても、「良い考え方で取り組むことで仕事の成果は必ずプラスになる」と考えることが重要です。
何事にもベストを尽くしましょう!!

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