【ビジネス心理学】スランプには理由があった~努力逆転の法則~
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
Biz Craftです。
水曜日はビジネス関係(経営、組織、人間学など)をテーマとした記事を
取り扱っています。
ビジネス関係といっても、今回はやや心理学寄りの内容となっております。
それだけ心理学とビジネスが密接に絡み合っているということですね。
最近本業もnoteも不調なんだよね~、という自覚のある方。
以下に当てはまる方は、一度本記事をご覧になればスランプから脱出できるヒントが見つかるかもしれませんよ。
1⃣努力逆転の法則とは何か?
努力逆転の法則とは、フランスの自己暗示法の創始者であるエミール・クーエ氏によって提唱された理論です。
この法則は、意志力と想像力(イメージ)が相反した場合に、イメージの力が勝ってしまうというものです。
なおここでいう「意志力」とは、人が何かを成し遂げようとするときの決意や努力のことを指します。
一方で「イメージ」とは、人が心の中で描く将来の結果のことを言います。
つまり「〇〇しなくては」と無理に追い込むと、焦りが出てかえってダメになることが多いことを示しています。
これは「やらねばならない」と思う気持ちが自己防衛本能の反発を誘発し、「やらないでもいい」という逆の反応をもたらすからです。
それではわかりやすく具体例を考えてみましょう。
ではこれを仕事に置き換えてみましょう。
普段仕事ではノーミスの人が、続けざまにミスを犯してしまうような場面を想像してみてください。
これは「ミスをしないようにしなくては」という強い意識が、マイナスの自己暗示となって悪い方向に働いてしまうからです。
こうなると、いくら気持ちをポジティブに切り替えようとしても、潜在意識に強く残ってしまうので完全には逃れられないのです。
しかも人間ですから、記憶を完全に消すことは不可能です。
では一体どうすればいいのでしょうか?
以下に具体的な対策を提示してみました。
2⃣具体的な対策
これはあくまでも私が心掛けている方法ですので、参考程度にしていただくのがベストなのかなと思います。
①一定の期間、対象から距離を置く
②ミスの一部分だけをぼんやりと記憶する
③自己暗示法を活用する
3⃣記事まとめ
以上、ビジネス心理学を応用してスランプ気を脱出する方法をご紹介しました。
でも失敗の原因を分析していないから、不完全な方法なんじゃないか?
そんな読者の声が聞こえてきそうです。
でも敗因を分析することは本記事で強調しているように、潜在意識にマイナスイメージを植え付けます。
スランプ状態のときに肝心なのは、うまくいった原因を分析することです。
それは他の人の仕事でも、自分の仕事であってもいいわけです。
とにかく仕事がうまくいった場面を想像してみてください。
これは自分はうまくいきつつあるという潜在意識を更に強化させます。
それで結果的に努力が好転するのであれば、使わない手はありません。
皆さんもぜひ一度試してみてください。
仕事でも記事でもプラスに好転する確率が高くなります。
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