見出し画像

無形のサービスに価値を感じてもらう

大阪〜神戸で活動しているパーソナルトレーナーのたかつです。
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます


運動指導者の学びのコミュニティ【パーソナルトレーナーの寺子屋】では、先日、外部講師を招きマーケティングについて勉強会を行いました。

 パーソナルトレーニングのサービスはいわば無形のサービスにあたり、物のような目に見える形はありません。形式としてプログラムをフォーマット化すれば一応カタチにはなるが、それではパーソナルトレーニングとは言わない。
では、我々の指導の価値とはなんなんだろう?

マーケティングはモノ(サービス)を売るための仕組みづくりといわれます。

売るものを理解していないと売れないわけですが、答えはお客様が教えてくださいます。
実際に私のサービスを受けてくれる人、受け続けてくれる人が答えです。
なぜ、その方は私のサービスを受け続けてくれるのか、それを考えたり聞いたりしていくことで見えてくるものがあるでしょう。

トレーニングフォームを教えてくれて修正してくれる、だけ、ならば受け続けることはないでしょう。それはパーソナルトレーナーではなくてもある程度トレーニング経験がある人ならばできることです。
スクワットを教えます、デッドリフトを教えますというので成り立つのは競技でスクワットやデッドリフトを行う人へのコーチだけです。
多くの人はそれを望んでパーソナルトレーニングを受けることはありません。

クライアントときちんと対話が出来き、求めていること、方向性を具現化してあげること。これがパーソナルトレーニングです。

あるクライアントさんは「自分が今からトレーニングのことを勉強して自分なりにアレンジして取り組んでいくより、あなたに習って進めたほうが何倍も早いし、失敗のリスクが低い」

また、ある人は、「これまで、YouTubeやSNSでトレーニングの情報収集して来ましたが全てやめました。あなたに聞くのが結局、自分の身体を変えるのに一番の近道。余計な情報は入れなくなりました」

さらにこんなことを言ってくださる人もいます。「ダイエットの講義を聴いて、最初はトレーニングには興味がなくダイエットのことが知れたらよいと思っていたけど、この人の考え方ならトレーニングもやってみたくなりました。知識とかではなく、世界観に興味が持てました」

人が何に価値を感じるか。人それぞれです。

トレーナーとして腕を磨き続けるのは当然ですが、それを提供する先であるクライアントのことを想像し、自分のオリジナルを作っていく努力を惜しまないこと。
それが我々にとっての価値づくりです

//////////////////////////////////////////

パーソナルトレーナーの寺子屋では、塾生を募集しています。自分自身を成長させ、価値を高めるコミュニティです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?