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メンタルの病気はこうやってなる。うつ、強迫性障害の経験談を語ります。その7 (最終回)

症状が良くなってきた頃、早く社会復帰しなければという焦りから、飲食店で働き始めますが
この判断が間違ってました。
まだ社会復帰には早すぎたのです。
働き始めてたった3日で1番辛かったときの状態に逆戻りしてしまいました。

4日目の朝朝起きて起き上がれないぐらいしんどくて、でも行かないとお店に迷惑がかかる。
その葛藤の中で、やはり今すぐにでも休養を取らないと行けないと思い。店長に電話をし、事情を説明しました。

そのまま退職させていただくことになります。店長が本当にとても理解のある方で、「まぁそういうこともあるし、仕方ないよ、元気になったらコックコートだけ返しにきてくれたらいいよ」と優しく言ってくださって。とてもありがたかったです。

それから半年ほど仕事は何もせず親から生活費を工面して貰いながらしっかりと休養し、病気に関することの勉強や、早く治すための工夫も沢山しました。 この時は病院には行かず、薬も飲んでいませんでした。親には本当に感謝しています。

それが功をなして、かなり元気だった頃に近づいてきた頃、フードデリバリーという仕事が最近流行っていることをネットでみつけます。

これなら自分のペースでできるし病気も回復も遅らせることなく働けるのではないかと思い。フードデリバリーの仕事を始め、現在もフードデリバリーのお仕事を続けております。

今は、自分が辛かった時から色々とサポートしてくれた彼女と一緒に住んでいて、彼女の助けも受けながら暮らしています。

最初に病気の診断を受けてからもう今年で5年が経ちます。しかし今でも疲れている時やストレスを抱えている時は、病気の症状が出ます。
夜眠れないこともしょっちゅうあります。

だけど、疲れたらできるだけすぐ休む、生活習慣に気をつける、そして彼女の助けもあり、なんとか楽しい毎日を過ごせています。

そして将来の目標や夢も持つことができました。
もちろん自分がしっかり休んで、病気を治す努力をしたから良くなったのですが、それは親や彼女のサポートがあってからこそだと思ってます。すごく感謝してますし、同時に迷惑をかけちゃったなと今思い返してみればそう思います。 

以上ここまでが僕の今までの経歴になります。

長くなりましたがお読みいただきありがとうございます🙇

ここからは、少しずつにはなりますが、僕が今まで「強迫性障害」「うつ病」「不眠症」をアルバイトができるようになるまで回復するために行ったことや知識、考え方など、そして普段思った事などを公開していきたいと思っております。その中でも自分が、これちょっと試してみようかな?とかこの考え方いいかも。みたいな感じで読んでくださり、今病気で苦しんでいる方たちや、そうでない方にも、ちょっとでもプラスになることがあったらいいなと考えております。

お読みいただきありがとうございます😊

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