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メンタルの病気はこうやってなる。うつ、強迫性障害の経験談を語ります。その5

そして辛い職場での日々を過ごしますが、どんどんマイナス思考に陥り、不安と焦りが募っていき、不眠症にもなってしまいます。

流石に何かおかしいと思い、この時人生で初めて心療内科に行くことになります。
この時は軽い精神安定剤と睡眠薬を処方してもらい、夜もぐっすり眠れるようになったので
毎日の不安感もかなり和らぎ、少し落ち着きを取り戻しました。
だけど、原因を解決しない限りはまた同じことを繰り返してしまうと考えていたので、職場を変えることにしました。

次に選んだ職場は大手100円均一ショップのアルバイトでした。
そこにした理由は単純に楽そうだから笑
そこでは自分と同じぐらいの年代の大学生がたくさんいて、和気藹々と楽しく働けていました。
それは良かったのですが、自分と同世代のみんなは、ちょうど就活の時期だったので、ここで大きな劣等感を感じてました。
「俺は将来の夢もなく大学も中退でなんでダメは人生なんだ」楽しく周りと話していてもいつも頭ではそう考えていました。

「自分も何か将来の夢を見つけないと」そう考えていた頃、高校、大学が一緒だった同級生から連絡が入り一緒にジムに行って筋トレをしようと誘われてそこから筋トレにのめり込んでいくことになります。そして筋肉をつけたい人のサポートや補助をする、パーソナルトレーナーという仕事を目指すことを決めました。

そこからは毎朝バイト前にジムに行き休みの日も毎週、バイト終わりに行くこともよくありました。この時は将来の夢もできたし筋トレも楽しいしとても充実してたと思います。

だけどこの時点で実はかなりメンタルにダメージを受けていて、本当はもっとゆったりと休む時間が必要だったと今になって思います。

こんな日々を1年ほど過ごし、元々ガリガリだったのですがかなり体もがっしりしてきました。その当時の写真です笑↓

筋トレ始めて1年ぐらい

楽しかったのですが、睡眠時間を削ってバイトに行き、バイトも働ける時間はフルで入れてもらってました。

しばらくした頃バイトで大きなミスを連発してしまい、お客さんに怒られることも増え、
また不安感と焦燥感が止まらなくなり、夜も眠れなくなります。しかしこの時は病院には行きませんでした。

そしてついには体に症状が出始めます。
原因不明の微熱が毎日続き胃のムカムカがとまらず、フワフワとした眩暈の症状がありました。この時は内科に受診して検査などもしてもらったのですが、どこも異常はないと言われバイトも休みがちになります。

そして段々と筋トレのモチベーションの上がらなくなり、本当はここで休むべきだったのですが。 「パーソナルトレーナーになれなかったらもうお先真っ暗だ」と考えていたので、さらに自分を追い込むように、スポーツジムのアルバイトを申し込み、フィットネスジムで働くことになります。そしてこのタイミングで一人暮らしを始めました。
この辺りから体の症状もどんどんひどくなり
理由のない漠然とした不安で頭がいっぱいで
「もっいっそのこと死んだ方が楽かも」そう思うまでにメンタルが追い込まれていました。

その6に続く...

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