書かなかったのは何故か
「書いてたじゃないか、しょうもない短編を」とは言わないでくれ。
書いていなかったのは、エッセイの話である。
このところ、エッセイの更新をさぼっていた。別にお叱りを受けたわけではないのだが、今日はその言い訳をする。させてほしい。ナルの作品ならエッセイ派!という皆様、長らくお待たせしました!
そんな人、いるのか知らんけど。
ところで『言い訳』というと、政治家や芸能人が不祥事を起こしたときの会見をイメージするのは僕だけだろうか。もしくは浮気をした人間。
ああいった会見を乗り越えれるのは、本来は誠実な人間か、よっぽどのサイコな人間のどちらかだと思う。僕はどちらでもないので乗り越えられない。変態ではあるが、サイコではないのだ。
さて、本来の話に戻ろう。
エッセイの更新をさぼった最大の理由。それは、『いつにないくらい創作意欲が湧いたから』である。これに尽きる。
ここ数日、普段書かないようなもののアイデアがびっくりするくらいに湧いてきた。それを早く皆様にお届けしたくてしょうがなかった。実験的作品がどういう風に受け入れられるのか気になった、というのもある。
久しぶりにホラーも書いた。ラブコメも書いた。ミステリ風コメディも書いた。天ぷら小説も書いた。思ったよりウケたものが多く(特に天ぷらは予想外)、作者としては嬉しい限りだ。
だが、僕はそれで満足してもいられない。
(世の中に10人いればいいであろう)ナルのエッセイを楽しみにしている人たちのため、傑作エッセイを生み出さねばならない。そしてガンガンサポートしてもらってお金を貰いたい。
……いっけね、本音出ちゃった。
まあ、それは冗談としても、である。
最近『大当たり』するエッセイが少ない。酒の失敗をしなくなったせいかもしれないなあ、と内心思っている。だが、エッセイのために失敗するなど本末転倒だ。失敗しようと思ってする失敗は失敗ではない。計画的な『天然』と一緒だ。本気の天然でなければ意味がない。一時期の天然ブーム、何だったんだろうね。
となると、久しぶりに『いかにしてナルは振られたか』を始動させようか。
だが、あれを書くと僕の具合が悪くなる。失恋の記憶とは、ああも心を蝕んでいるのか。どうにか癒してほしい。いとうあさこさんと酒を飲ませてくれ。日向坂46に会わせてくれ。丹生ちゃんに会わせてくれ。
『いかにして~』を書くと、悪夢を見るんだ。
うーん…。
書かなかった言い訳をするつもりが、傑作を書けない言い訳になってしまった。
何を書こうか、どうしようか。
やっぱり、酒を飲もうか。いや、翌日に響く。やめよう。
今までの人生でネタにしていないことをぼんやり思い浮かべる。
……話、盛ってしまおうかな。
はっ。
いけない、仮にもエッセイ書きとしてあるまじき本音が出てしまった。
ぼ、僕の記事は話盛ったりしてませんからね!
楽しんで読んでね!純度100%ですからね!
このままでは『ナル、エッセイの話を盛ってた疑惑』の釈明会見を開かなければならない。どうやって乗り切ろうか。僕はサイコじゃない。だから、声を大にして言わせてくれ。マスコミの皆様、
あなたとは違うんです!!
…え?
違う?
記者会見の中では、かなり印象に残る部類だけど違う?
号泣する人のほうが良かった?
映画のタイトルにもなった、政治家の代名詞みたいな台詞のほうが(以下略)
毒吐いちゃったよ、いっけね。お見苦しい…。
まあ、明日からはまた、しがないエッセイ書きもやるので、よろしくお願いします。
そういう記事でございました。どういう記事だろうか。
ネタ提案と優しい言葉、募集中。
追記
見出し画像はCanvaで生成したのだが、よく見てほしい。
ご覧いただけただろうか?
頭の作りが、ややホラーな奴がいる。心霊写真に違いない。
…と、馬鹿なことを言って、本当に記事を終える。