Happy Birthday, Conan Doyle!
こんにちは!
フリーライターのユリです。
今回は、歴史メディア(レキシル)記事紹介の第3弾をお届けします。
第3弾は…「コナン・ドイル」ついて。
というのも、本日5月22日はコナン・ドイルの誕生日なんです!紹介するにはぴったりの日ですよね🖌
ここでは、主に次のことを書きたいと思います。
レキシル記事を読むにあってのポイント
私の好きなコナン・ドイルの魅力
執筆の感想
よろしければ、レキシル記事と一緒にお読みくださると嬉しいです✨
それでは、どうぞ!
記事のおすすめポイント
私の大好きな「シャーロック・ホームズ」を生み出したイギリスの小説家コナン・ドイル。
はからずも、レキシルサイトにて彼についての記事を書く栄誉に恵まれました!
ここでは、記事内で特に読んでほしい箇所や興味深いポイントをお伝えしたいと思います。参考にしてみてくださいね✨
①小説家だけじゃない!?各分野で活躍したドイル
コナン・ドイルは、シャーロック・ホームズが爆発的な人気を博したことで「推理小説家」という肩書きで知られていることが多いです。
しかし、レキシル記事の冒頭にある「コナン・ドイルの生涯をハイライト」を読んでいただくと、次のような彼の別の側面に気づくことでしょう。
後半の「コナン・ドイルの簡単年表」を見ていただくとより詳しく分かりますが、ドイルは医師から小説家となり政治活動に携わるなど様々な分野で活躍しています。
小説も推理小説だけでなく、歴史小説やSF小説など幅広いジャンルを手がけているのです。さらに、論理的で理性的な思考の持ち主というだけでなく、晩年は心霊主義者になるなど興味深い点もあります。
記事を読む際は、コナン・ドイルの小説家以外の面も注目してくださいね!
②本当は歴史小説家になりたかったドイル
次に注目してほしいのは、
ドイルの小説家としての気持ちです。
ドイルは医師として開業したのち、患者を待つ合間に小説を書き始めました。その頃に書いた作品の中にはホームズシリーズの第1作『緋色の研究』もあります。
しかし、ドイルはもともと推理小説自体を好んでいませんでした。レキシル記事内にも記載してありますが、彼は歴史小説のほうを好んでいたのです。
その証拠に、ドイルが小説家として世に売れ出した最初の作品は『マイカ・クラーク』という歴史小説でした。
しかし、その後で『シャーロック・ホームズの冒険』をはじめとするホームズシリーズの短編集を書き始め、これが空前の大ヒットとなります。
歴史小説『マイカ・クラーク』とほぼ同時期に出版されたホームズの長編推理小説『四つの署名』も評判が良かったため、コナン・ドイルは一気に「ホームズの作者」として人気作家となりました。
本来求めていた歴史小説家として地位よりも、推理小説家として有名になっていったドイル。忙しさも相まって、ドイルはこの状況に耐えきれなくなります。
そして、遂には「作中でホームズを殺す」というとんでもないことをやってのけました!これには、当時のイギリス社会もびっくり。
詳しい内容は、レキシル記事の「コナン・ドイルにまつわる逸話 2 」を読んでお確かめください!
③現実でも冴え渡るドイルの推理力
小説家として、ホームズの生みの親として、作中で多くの事件を解決したコナン・ドイル。そんな彼は現実の世界でも事件を解決しています!
「ジョージ・エダルジ事件」と「スレイター事件」です。両者とも冤罪とされており、ドイル自ら調査に乗り出しました。
ホームズと同じ鋭い観察力と正義感から、ドイルは2つの事件を解決に導きます。シャーロック・ホームズが有名な探偵であるならば、作者コナン・ドイルも探偵の素質を持っていたのではないでしょうか。
レキシル記事の「コナン・ドイルの功績 2 」にて、詳しい内容を確認してみてくださいね!
コナン・ドイルの魅力
ここからは、コナン・ドイルの魅力について個人的に語りたいと思います✨
私の中でシャーロック・ホームズは唯一無二の存在ですが、彼を生み出してくれたコナン・ドイルも唯一無二の存在です。
1人の人間として尊敬すべき点はたくさんありますが、ここでは次の2点について紹介したいと思います!
①年齢は関係ない!強い信念を持つ姿勢
上記でも紹介した通り、
ドイルには「政治活動家」「愛国主義者」という一面がありました。
そんな最中に起こった「第二次ボーア戦争」では、40歳という年齢ながらも従軍を希望し、医師として参加したのです。
ボーア戦争は南アフリカで起きた戦争であり、イギリス軍と現地のオランダ系移民であるボーア人と戦いでした。激戦を極めていた戦争であるがゆえに、ドイルの母親は息子の従軍に反対しました。
しかし、ドイルは自身の愛国心を胸に戦地へと旅立ったのです。40歳という年齢で激戦地での任務に自ら志願する。なかなかできることではありません。
しかし、今でもドイルのような勇気ある人々をたくさん見ることがありますよね。国を愛するがゆえに、年齢など関係なく自分の信念のもとに志願するのです。
ドイルの素晴らしい魅力とともに、現実社会の情勢や残される人々について改めて想いを巡らしました。ちなみに、詳しい内容はレキシル記事の「コナン・ドイルの功績 3 」に書いてあります!
②登場人物や推理の描写が絶妙!
コナン・ドイルの魅力を語るには、
やはりシャーロック・ホームズは欠かせませんね!
レキシル記事内にも記載がありますが、
ドイルはホームズシリーズを全60作品出版しています。長編が4作品、短編が56作品です。
ホームズ好きとして、これらの魅力を語っていると文字数が恐ろしいことになりますので…😅
ここでは、コナン・ドイルの描写の素晴らしさについて紹介します!
ドイルはホームズシリーズの作中では、ホームズや相棒のワトソン博士をはじめとする数多く人物が登場。彼らはそれぞれ素晴らしい能力を持っています。しかし、それらが描写される場面は作品ごとに異なりますね。
ホームズの推理力や観察力は作中で何度も描写されていますが、その場所はイングランド郊外の屋敷やロンドンの貧困街、はたまた沼のほとりだったりと様々です。
怪我人が現れた場合はワトソン博士が医師として治療を施しますし、政治がらみの事件ではホームズの兄マイクロフトが登場します。ドイルは事件に合わせて、登場人物の能力が光る描写を絶妙に描いているのです!
また、ドイルが政治活動家でもある所以なのでしょう。作中には当時の政治活動や戦争に関する描写も度々見受けられます。そして、ヴィクトリア朝という当時の社会や人々の価値観も描き出していますね。
このように、登場人物や推理の描写を作品ごとに絶妙な場面で描いていることが作家ドイルの素晴らしい点だと思います!また、19世紀末から20世紀初頭を生きたドイルだからこそ描き出せた社会描写も見逃せません。
ドイルが生み出したシャーロック・ホームズの威力については、レキシル記事の「コナン・ドイルの功績 1 」をお読みください!
執筆の感想
「コナン・ドイルとはどんな人?生涯・年表まとめ【代表作品や名言も紹介】」という記事を書いたのは、もうだいぶ前になりますが、あの時の楽しさや知的好奇心は今でも忘れていません。
小説家に政治活動家、晩年は心霊主義者にまでなったコナン・ドイル。
自分の好きな作品を、好きな登場人物を生み出してくれたコナン・ドイル。
書籍や資料だけでは、彼の生涯や想いを全て語ることはできないけれど、少なくとも彼が遺した素晴らしい作品や成し遂げた事柄について学ぶことができました。
彼の書きたいものとは違っていたかもしれない。執筆にはとてつもない苦労をしたかもしれない。けれど、ドイルがホームズを執筆してくれたおかげで今の私がいると確信しています。
だからこそ、シャーロック・ホームズという枠組みだけでなくコナン・ドイルという人物をみなさんにも知ってほしいです🖌
レキシル記事とこの記事を読んで、皆さんがコナン・ドイルという人間の素晴らしさに少しでも気づいていただけたら嬉しく思います!
長文につきあっていただきまして、ありがとうございます!それでは、また次回の記事でお会いできたら嬉しいです😊
改めて…、
Happy Birthday, Sir Arthur Conan Doyle!
ユリ
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