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ブンデスリーガ#1 ボルシアMG VS バイエルン・ミュンヘン

ブンデスリーガ第1節 ボルシアMG VS バイエルン 

ボルシアMGは、マルコローゼ監督(現ドルトムント)からフランクフルトで指揮していたヒュッター監督に。対するバイエルンはフリック監督(現ドイツ代表)からRBライプツィヒで指揮をとっていたナーゲルスマン監督に。

上位8チームのうち7チームが監督交代となったブンデスリーガ。どのチームも目が離せない。

 それでは、スタメンから

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 ボルシアMG

 布陣は1-4-2-3-1。昨年の王者に対してどんな戦術を用いてくるかヒュッター監督の手腕が試される。

➤ボール保持

 基本的には、4-2-3-1の形は基本的に崩さない。バイエルンに対して、守備のウィークとなるサネと若いスタニシッチの不安定な守備を突いて、左から運び出すシーンが多く見られた。

 それにしても18歳でスタメン起用されたスカリーの運び出しは効果的であった。これからが楽しみな選手。

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➤非ボール保持

1-4-2-3-1の形から、プレッシングトリガー(相手がボールを下げる、横に出すなど)が発動されると4-4-2の形。コンパクトな陣形を保ち、前で奪ってショートカウンターが狙い。

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バイエルン

1-4-3-3の形。スタメンを見ただけでも豪華なメンバー。今まで中堅クラブを率いて、上位に導いていたナーゲルスマン監督。ビックネームが揃うバイエルンでどのような成績を残してくれるか期待。

➤ボール保持

 印象的だったのはSBを務めるスタニシッチがインサイド(ハーフスペース)に立って、サネをサイドに張らせる形。スピードのあるサネを1対1の状況を作り出し、仕掛けさせる意図を感じた。

 また、中央のレヴァンドフスキの動き出し、ミュラーのポジショニングと運動量は個人戦術として脅威。

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➤非ボール保持

 前から奪いに行くとき、サネの所で不具合が起きていた。そこで、スカリーに対してはミュラーが管理。左はニャブリがギンタ―とレイナ―を管理し、出てきた所に対して、デイビスが行くことで解決。

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試合内容

 立ち上がりはボルシアMGのハイライン、ハイプレスに苦しむバイエルン。ショートカウンターでチャンスを作られる。

 9分 左サイドで数的優位を作ってボールを奪い、ショートカウンター。これをプレアが決めてボルシアMGが先制。(奪い方の図)

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 ハイプレスに苦しむバイエルンだが、レヴァンドフスキの抜け出しなどから決定機を作り出す。

 25分過ぎからは、バイエルンがボールを握り始め、チャンスを多く作り出す。42分 CKからレヴァンドフスキの駆け引きで相手マークを外してヘディングシュート。これが決まり、同点。

 後半開始からボルシアMGの配置が少し変化、4ー3ー3気味にして、相手のウィークである右サイドでボールを奪う意図が見られた。そこからいくつか決定機を迎えるも決められず。

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 押し込まれるわけにはいかないバイエルン。相手のプレスに対して立ち位置を変える。ミュラーのポジション取りが抜群によかった。

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 互いに決定機を作り出すが、両GKのファインセーブにより1ー1の引き分け。

終わりに

 こんなにも激しく面白いゲームだったとは‼もう少し早く見るべきだった…

 両チームとも監督が就任して間もない。これからチームがどうのように変化していくか楽しみ。

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