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ブンデスリーガ#9バイエルン・ミュンヘンVSボルシアMG

スタメン

バイエルン

最初の配置はいつも通りといった形。1−4−4−2で前回観たときとメンバーが少し違っていた。右にニャブリではなく、コマン。左にムシアラではなく、サネを起用。

非保持は、1−4−4−2のままマンツーマンハイプレス。右に追い込んでいくシーンが多く、後方から丁寧に繋いでくる相手に対して、猛烈なハイプレス。
右SBのスカリーに対して左SBのデイビスがアタック。足が速いので、距離があっても出て行くことでビルドアップの妨害に成功。

ボール保持

1–3–3–4だが、左サイドは、デイビスもハイプレスに参加するため奪ったときには相手ライン間に5人(5トップ)いるような形。

今回は、左デイビス、右コマンがワイドの高い位置でピン留め。すると、中央にサネ、マネ、ミュラーの3人がいる。中央にオーバーロードを生み出すことで相手DFの対応は混乱する。

加えて、隙をみてキミッヒがボックス内に侵入してくる。開始早々からビックチャンスを作り出し、何点奪うか楽しみな展開に。

ボルシアMG

1–4–2–3–1の布陣。非保持は、2トップになり、1–4–4–2の3ラインをコンパクトに保つ。押し込まれたときは、ロングカウンター狙いでテュラムを最前線に残す。

後半は、メンバー変更もあり、1–4–2–3–1or1–5–4–1でリードを守りにいった。

ボール保持

GKを含めて後方からビルドアップを試みるが、バイエルンのマンツーマンハイプレスに苦戦。1–2–4–2–1を形成しようとするが、そんな立ち位置をとる時間も与えてくれない。

せいぜい、テュラムを狙ったロングボールで回避するのが精一杯という感じ。

得点シーン後のダニエル・ファルケ監督の表情を見てもあまり納得していない様子。

まとめ

前半からバイエルンが押し込む展開に。相手のビルドアップも思うようにやらせず、ハイプレスで奪ってはゴール前へ。

対するボルシアMGは、縦と横をかなりコンパクトにして、大外を捨てて、中央を固める。

すると、前半43分我慢していたボルシアMGが大きく蹴り出したボールをウパメカノがミス処理。テュラムが見逃さず、GKとの一対一を冷静に決める。

後半の80分まで1ー0でリードしていたボルシアMGだったが、サイドへ展開してからハーフスペースでボールを受けたムシアラがグラウンダーのパス。サネが合わせて同点。

結果は相手GKゾマーの好セーブにもあい、引き分けだったが、ナーゲールスマンのやりたいこと、選手のパフォーマンスに関してはよかったのではないかなと思う。

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