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ブンデスリーガ#13 バイエルン・ミュンヘンvsレヴァークーゼン

スタメン


バイエルン

1-4-4-2の陣形。非保持は、1-4-2-3-1で構えながら、ハイプレスのマンツーマンに近い形。狙いは、相手の右サイドにボールを持たせてからGKまで下げさせる。その後左に経由させて奪う傾向が見られた。

ミュラーの追い込み方やコースの消し方が抜群であった。

ボール保持

1-4-2-4の形。今までリーグ戦では見たことない形での保持だった。両SBを上げないことで、前線のワイドにボールを供給できる。相手SBがプレッシャーをかけることで、できた裏のスペースを活用できる狙いがあったのではないか。

また、得点シーンでもあった通り、下図のようなシュタイル・クラッチュで前進する場面も多く見られた。

レヴァークーゼン

1-4-2-3-1の布陣。非保持も同様の形でいくが、どこでボールを奪いたいのか明確でない上に、相手の4トップに対して最終ラインが下がり過ぎてしまい、間に立たれる人間に対してプレッシャーがかからないためいいようにやられていた。

ボール保持

1-3-4-2-1の可変システム。左上がりの非対称ビルドアップを試みるが、左サイドにうまく誘導させられ、思った通りの形はなく、ロングボール頼みorカウンターでのチャンスのみ。

後半はメンバーを入れ替えて、1-4-3-3のシステムにするがそもそもボールを持てる時間が少ない中、ボールの奪いどころが定まらないのであまり効果がなかった。逆に、相手両SBが高い位置にポジションをとり、また最終ラインがずるずると下がることに。

まとめ

前半のうちに3-0と圧倒したバイエルン。後半も相手がシステムを変えると、それに合わせて空いてくるスペースに人が適切に立つ。
監督からの指示でポジションを取るというより、相手がどこにいるかで適切な立ち位置に立つことができている印象。
一方守備面では、やはりカウンターから一発を作られてしまう印象も。前半のうちに複数得点できればよいが、耐えられると厳しい状況になりかねない。攻守両面において、ゲームをコントロールできる選手が必要なのかなと。

レヴァークーゼンは、デミルバイ頼みのビルドアップと、ディアビ、ハドソン=オドイ、シックの個人で何とかして感が強い。
前線にいい選手はいるので、まずは、守備面での整理をすることが必須である。

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