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チームのカタチ。&おまけ/2020年Jリーグ第11節 川崎FvsC大阪

どうも私です。
今日は平日開催ってことで、日中仕事して午後休みもぎ取って等々力に行きました。この感じ、久々だってばよ……(去年はよくやってた人←半休で有給消化しまくってた)
天敵・セレッソとのシックスポイントゲームでしたが、蓋を開けてみれば堅守相手に5-2というビックリスコアで勝利しました。マジか。
内容ではかなり苦しんだだけに、こんなスコアで終えられるとは思ってなかった。サッカーって不思議な競技だなあ。

内容を三行でまとめると
・苦しんだ前半、それでも点を決められる今シーズン
・若手選手の育て方
・支え合うチームのカタチ

あとおまけでイベントの様子。
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

※ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のメンバーはこちら。

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ア”キ”さ”ん”!!!!!!!!!!!!!!!(涙)

おかえりアキさん!待ってたよアキさん!!
スタメンを見てその場で足をジタバタさせたBBAは私だ。
リミユニ姿を見たら鼻血が出るかもしれないと一瞬本気で心配した。

その他はほとんど予想通りの人選ですね。今一番ノってる人たちと、それを支えられる堅実なメンバー。ジェジエウが戻ってきたのにはびっくりしたけど……フィジカル鬼かよ……
ダミアンはスタメンで使うもんだと思ってたからちょっと意外ではありましたけども。

あとは、こういう大事な局面でもメンバー入りするくらいには、指揮官の信頼を得ているだろう大聖。本人も結果がほしいはず。

そしてリョウタがいるのは本当にありがたいですね。去年は2戦ともリョウタを欠いていたらしいので(そう言われてみれば)、ゲームの雰囲気がだいぶ変わるだろうなとは思ってました。この人はいるだけで全然違う。

対するセレッソ側は清武がスタメンってことで、ちょっと無理させてでも勝ちたいという気持ちが見えましたね。万全ではなかったと思いますが、とっても怖い選手です。交代で出て来る柿谷も超怖いけど。

2.試合内容

先制されたシーンでは嫌な記憶が蘇ってちょっとヒヤっとしました。とにかく前半は守備陣の動きが硬かった。特に両SB。
いつもに比べてゲームに入るのに時間がかかった印象です。
やっぱりアンカーの両サイドの空いたスペースを的確に狙ってきましたね。
特にアキさんが前半全然ボール触れないなと思っていたので、そのぽっかりと空いたところを使われていたんだろうなと。最初の失点は立ち上がりエンジンがかかりにくい今シーズンの川崎Fの弱いところを突かれたなあと思いました。おそらく暑さと疲れで判断力が鈍っているところもありますが。

全体的に、特に前半はサイドを執拗に狙われていて、相手の両SBは割と自由にやっていたように見えました。で、サイドに寄ったところを中使われる、みたいな。あまりいい流れではなかったです。

あと、セカンドボールがなかなか拾えていなかったのも少し気になりました。川崎F側が硬かったのもありますが、セレッソ側はセカンドボールを拾えばチャンスになることをよく頭に入れて戦っていたのだと思います。ソンリョンからのGKの精度が低いというよりはセレッソの選手のポジショニングが上手かったシーンが多かったなあと感じました。競り合いに負けてもボールが落ちてきたところにいることが多かったです。
ボールの奪いどころを考えた時に、川崎Fの選手の誰かから奪うよりもよっぼど確実ですしね。

1点獲ってもあまり優勢になった感じはせず、最後アディショナルタイムに入るまでちょっと安心できなかったです。いつもなら1点決まるとイケイケドンドンモードなんですけど、そうはさせてくれなかった。やっぱりセレッソは強いなと感じました。

段々とアキさんがボールを持ってリズムを作り始めた頃から、本当に少しずつですが流れが傾いてきたように思いました。彼はボールを落ち着かれられる貴重な選手のひとりですね。今日はいいクロスもたくさん上げてました。アキさん、、、かっこよ、、、
2点目のPK獲得シーンはもう、うまく誘ったなあって感じでした。ファールによる全然ダメージはなかったと思うけどw完全にアフターでしたね。前半で勝ち越したのは結果的にすごくよかったと思います。心持ちが全然違う。

悠さまも試合後インタビューで言ってましたけど、苦しい時でもセットプレーやPKで点を取れるようになってきたのは大きいと思います。なぜか負けない要因はこの辺にもありそうですね。というか、もうファールでしか止められないっていう選手が多いのも理由の一つかもしれない。

結局後半には悠さま、三笘くん、ダミアンが1点ずつ決めて5-2。失点重ねてしまったのは課題点だけど、5得点全員違う選手が決めているのは素晴らしい。悠さまはサッカーアースでお約束してたシュウペイポーズも披露。次の試合で早速決めちゃうって、有言実行にも程があるよ……最高……

ところで2人に早く公認マークつけてください。笑

3.実戦が選手を強くする

この試合で一番気になったのは、碧くんのプレーでした。
どうにもアクションが遅い。ポテンシャル的にはもっとできるんじゃないかなと思います。前半思わずオニさんも「アキ!アキ!(おそらく前へ走り出してるのを気付け!の意)」と声出してましたね。ここ最近の試合の中でも、特に視野が狭くなっているように見えるプレーでした。

このフォーメーションだとアンカーの両脇はどうしても使われがちです。実際に今日もそこを執拗に狙ってきていたと思います。どうにも両サイドが空くことを怖がってプレーしているのかなあと感じました。終盤は4-4-2気味になったこともあり、いつも通り飛び出してましたけど。笑
ポジション的には守田の方が安定したパフォーマンスを見せるだろうなとも思います。でも、オニさんは敢えてインサイドハーフではなく、アンカーで起用し続けています。そこには、碧くんを更に上のレベルへ引き上げたい気持ちが見えるような気がします。

彼は海外志向の強い選手ですし、代表に呼ばれるようになってからは今のままではダメだと感じることも多かったと思います。フロンターレのように、フォローに回ってくれたり教えてくれる選手や、指導してくれるコーチや監督がいる環境は、そうそう手に入るものではありません。もちろん、行って身に付けるという選択肢もあるとは思いますが、オニさんは彼の才能を信じてあのポジションを託しているようにも思うのです。
この試合でのリョウタの視野の広さやボールの奪い方、本当にすごかった。彼のプレーはチームの道しるべだと思います。ああいうプレーが出来るようになってくると、代表や海外でもポジションを掴める選手になっていくのではないかなあ。


レオくんはかなり我慢を強いられた試合だったので、身体的にも精神的にも辛かったのではないでしょうか。全体的な出来としてはそこまで悪くなかったように見えました。
ただ、前半悠さまに怒られてたシーン、あれは私もあまり良くないなと思いました。そして、悠さまがフォアザチームでプレーしていることを象徴する声出しだとも思いました。
自分のところに綺麗にボールが入らなくても、自分が相手選手を引きつけていればスペースが生まれる。チャンスを自ら手放すなって怒りですよね。
疲労困憊なのは十二分にわかっています。それでも、あそこに飛び込む気持ちが欲しかったです。

このレギュレーションの中で、オニさんは交代枠をフルで使っています。若手にチャンスを与える機会も多い。コロナ禍の中、ルヴァンのレギュレーションが変わったり過密日程を強いられてはいますが、やっぱり今シーズンは若い選手にとってチャンスの多い年です。
実際、レオくんは試合に出るようになってからずっと動きが洗練されてきたと思います。三笘くんは勢いが止まらず、ついに公式戦5試合連続得点中です。課題があったとしても、それを試合の中で感じて自ら修正していく方向へ矢印を向けることができます。環境を生かさない手はありません。
三笘くんは自身の課題について認識しているようですから(マッチデープログラムのインタビューより)、徐々に良くなっていくでしょう。今日もいい奪取ありましたしね。彼にとって自信は何よりの栄養剤だと思います。

4.支え合うチームのカタチ

最後に、試合後の監督インタビュー、そして悠さまの試合後の言葉を受けて。
※画像で切り取って来ているので、詳細や全文は下部に記載のURLから読んでみてください。

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2人とも、ベンチ外のメンバーやスタッフについて触れていることがとても印象深く残りました。10連勝という華やかな結果ばかりが取り上げられがちですが、それを支えている選手やスタッフがいるからこそ、活躍できる。
この言葉を受けて私も一言ツイートしていたのですが、

2人のコメントが、今シーズン再開後の強さの要因を表しているなと思いました。誰が出ても、誰がメンバー入りしても、トラブルで急に交代したとしても、同じようなサッカーが続けられる。これは、憲剛さんがよく言っている「全員の目が揃っている」からに他なりません。
特に運動量や判断力が鈍ってくる後半にそれが顕著です。前半やりにくそうにしたり難しい展開だったとしても、後半で巻き返したり突き放したりするシーンがすごく多い。相手だけでなく観ている方も、勝てそうなのになぜか勝てないと思っているのではないでしょうか。実際私もそう思ってました。

もっと技術的、戦術的な観点でも理由はあると思いますが、川崎フロンターレの強さは、やっぱりチーム力だと思います。いい選手をどれだけ揃えても、チームとして成り立たなければやっぱり勝てません。上の世代から若い世代まで、もちろん才能を見出す向島スカウトの目も非常に優秀であると思っていますが、そこから育て、クラブ理念を染み込ませ、クラブや、サポーターや、街を愛する選手を育てていく。そんな選手をみんなが愛し、応援する。今まで積み重ねてきた嬉しい思いや苦しい思い、全部がチームを支え、強くしてきたから今があるんだと思います。

このチームだから、信頼して味方に背中を託し、前を向いて戦える。
誰かが失敗しても、誰かが取り返せばいい。
「フロンターレ」の名に恥じない、とても強く誇らしいチームです。
必要のないことも、選手も、スタッフも、ひとりもいません。
たとえ今後負けることがあったとしても、それは変わりません。

次節は名古屋との再戦です。
簡単に勝たせてくれる相手でないことは、先日の対戦で経験済み。
更に、そろそろ阿部ちゃんが戻ってきてもおかしくないでしょう。
あのチームに阿部ちゃんが加わるというだけでもかなりの脅威ですが、こちらには信頼できる選手がたくさんいます。大丈夫。
メンバーチョイスもいよいよ難しいところではありますが、誰が出てもいいサッカーをしてくれると思います。

このクラブが大好きです。
出来ることは、ただ信じて、応援するのみ。
一戦必勝の精神で、いざ。

5.おまけ

撮影したものなど。
この日はイベントもありました。

元々謎解きの好きな私。これは行くしかないでしょ!
こちらもSCRAPさん協力の謎解きでしたが、街歩きの方よりは難易度優しめでした。最後だけちょっと躓いたけど。

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こんな感じでぐるっと一周して謎解き。1問目見つからなくて焦った。

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解き終わって用紙を持っていくとサイン入りトレカがもらえたよ。私は彰悟さんでした。スタッフさんが「41じゃなくてごめんなさいね…!」って言ってくれたんだけど、その気持ちだけでじゅうぶんやで……優しみ……

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その後遠くでそっとバス待ち。対戦相手と同時に来るのは初めて見た。

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バス待ち後は中に入って謎カレーを食べる。
ペロッ……これは……グリーンカレー……!(多分)タイの香り。
甘いのはなんかシロップみたいな感じ。かけなくても辛くなかった。

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チョコットさんのケーキとクッキー初めて買ったよ。カレーでお腹いっぱいだったので帰ってから食べました。懐かしい味がする。
店員さんがめっちゃフレンドリーで、青いカレー見てびっくりしてた。笑

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この辺で観てました。前回とほぼ同じ席というミラクル。

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写真を撮られるマスコッツ。

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またこの風景を見ることができた幸福。

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遠いところからありがとう。
拍手にも答えてくれてありがとう。嬉しかった。
また来てね。


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