耐えた守備陣。キレッキレの守護神。／2020年Jリーグ第8節 G大阪vs川崎

どうも私です。
今日は久々に見返ししなくても書ける。それくらい密な内容でした。
ホイッスルが鳴るまで全然生きた心地しなかった。
スコアは0-1で何とか川崎が勝ち切ることができました。

今節の内容を三行でまとめると
・久々の我慢比べと耐えた守備陣
・ソンリョンキレッキレ
・勝つことを信じる気持ち
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

※ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のメンバーはこちら。

学とやまむーはまたいないんか……（絶望
今度こそ学スタメンかなって思ってたんですけど仕方ないね……

アンちゃんが入った以外はメンバーの顔触れはほぼ変わらずかな？
レオくんは後半三笘くんと交代する前提なんだろうなとは思いつつ、今のうちに結果を残さないといけないですね。
あとで書きますが、今日の試合は学がいればなってシーンも見えたので。

にしてもDF陣の体力どうなってんの？ずっと出てるやん。強。
そろそろ先生とか、ね？やまむーとか。出してもいいんですよ？

2.試合内容

前半、かなり苦しみましたね。宮本監督の計画通りだっただろうし、監督の計画を遂行できるだけの実力とクレバーさが選手たちにあったと思います。

あんなにボールが繋がらないフロンターレ久々に見たなあと思ってましたが、中盤がうまく機能してなかったんですよね。
アキさんが前半かなり自由に動き回ってたと思うのですが、中に入らないと機能しなさそうだという判断かなって思ってました。でもそうすると右が弱くなってしまって、ミキくんや穴を埋めに入ったヤスくんのところで取られてしまったりいい対応をされてしまい、ボールロスト。
数的優位を作って何とかボールを奪っても、結局数的不利になっているところを狙われたり、空いたスペースを使われていることも多かったです。ちなみにヤスくんは前半の飲水タイムくらいまではさっぱりな働きでしたね。ちょっと持ち直せて良かったですが。

レオくんは前節よりは良かったと思うのですが、やっぱりタツヤと比べるとちょっと物足りない。
少しだけ脱線しますね。
いつもレビュー見させていただいている西原さんが書かれていたのですが、

川崎フロンターレは7連勝したけど、相手チームの川崎フロンターレ対策が、試合を重ねるたびに洗練されてきているので、今後勝ち続けるのは簡単ではないなと感じたし、サイドからボールを運ぶ長谷川や齋藤学がいない影響を感じた試合でもあった。

— 西原雄一 (@nishi19) August 1, 2020

個人的な感覚で話すと、タツヤや学がボールを持った時とレオくんが持った時では、それぞれが持っている選択肢の数が違うなと思っています。
レオくんはまだ圧倒的に選択肢が少ない。慣れない左サイドということもありますけどね。
タツヤと学は選択肢をかなり多く持っていて、咄嗟に最善の選択ができているように見えます。この二人が監督に選ばれている差っていうのは、監督の要求への再現率と、選択肢を的確に実現できるコンディションかなあと。
見てないので想像でしかないですけどね。
正直レオくんより学の方がゲームを組み立てるのは上手だと思いますが、レオくんは反応がいいのとフィジカルの強さがあるのでまた評価ポイントが違うかな。そろそろ学を出してもいいのではとは思ってますけども。

話を戻しまして。
内容的には結構負けそうな雰囲気もあったので怖かったです。
後半どうなるかと思いましたけど、ヤスくんに代わって出てきた三笘くんのキープ、からのナイスパスを受けてリョウタがゴラッソ。ようやくネットを揺らした我が軍。あの東口が一歩も動けないとは……
一番良かったのは、川崎が前半中に相手のスピードに対応してきたように、三笘くんのスピードに相手が慣れる前に決め切れたことですね。この後相手DFに結構止められてましたし。

交代により中央にアキさんが下りたことも、レオくんが右にスイッチできたのも結果良かったなと思います。失点からやや焦ったのか疲れか、中でもボールを回せるようになってきてましたしね。
その後も惜しいシーンは何度かありましたが、結局リョウタのゴールが決勝点に。鬼木フロンターレ史上初、宮本ガンバから勝ち点3を奪取したのでした。
そしてクラブ記録更新の7連勝！我が軍、強いっすね……

3.耐えた守備陣。キレッキレの守護神。

この試合において一番良かったのは、前半あの雰囲気の中、無失点に抑えたことだと思います。あの攻められた時間に1点入れられていたら、あのシュートがポストに直撃していなければ、どうなっていたかわからないです。
ミキくんはヤバいパス？クリア？ミス1つしてますが……まあ本当入らなくて良かった。

相手の攻めに耐えて耐えてワンチャンモノにするっていう戦い方は、今までの川崎にはあまりなかった傾向と思います。またいい経験を積みました。

特にソンリョンの活躍は今回かなり目立ちました。
今日はソンリョンの日だった。カッコよかった。まさにキレッキレ。あと、たくさん声掛けしてるのがよく聞こえてとても良かった。
私がハッキリ聞こえたのは守田への声掛けかな。もりた！もりた！！！ってめっちゃ声が怒ってた。笑
守備ちゃんとやってくれたら打たれなかったのに！っていうキレポイント。その怒りごもっともですけれどね。シュートを打たれなければゴールは生まれませんから。

そして今日は対戦相手の守護神も褒め称えるべきでしょう。
東口、いいキーパーだなあ……我が軍はいくつか決定機を作ったのですが、ナイスキーパー連発でしたね。調子いいんだろうなあ。
監督の思い描いた戦術を再現するっていうのは、なかなか難しいことです。ガンバはよく目を揃えられている、本当に強いチームだなと思いました。

今節、本当に最後まで勝てるかわかりませんでした。アディショナルタイムに試合をひっくり返されるパターン、去年も何度かありましたし。
ここ最近観た試合で一番緊張したし不安でした。
でも、ピッチ上の選手たちはプレッシャーももちろんあるはずですが、自分たちが勝つためにやってきたことを最後まで信じて貫いていたと思います。
よく耐え、よく攻め、よく守った。
やっぱり、去年とは全然違うチームなんですよね。

4.スタメンの活躍と今後の展望

今節はソンリョン以外ではアキさん、リョウタ、碧くんあたりが高評価対象じゃないですかね。アキさんと碧くんは圧倒的に後半が良かった。リョウタは、もし自分が相手選手なら絶対ボール持たせたくないNo.1だな。笑

悠さまはゴール決めてないので評価が分かれるところだと思いますけど、個人的にはそこまで酷いとは思わなかったかな。攻守においてよく走ってたと思いますし、悠さまが点を取れなくても起用される理由って献身的かつ的確な守備対応にもあると思ってるので。
ダミアンはプレッシャーには行くけど行動範囲がそこまで広くないので、今節みたいに互角かやや押されている状況では使いにくいなあと思うのですよね。これが自陣で超守備固めしてくる相手ならフィジカルの強さで押し切れるのですが、ガンバの場合は中盤でボールを取りに来るって戦い方でしたし。適材適所ですね。

次は水曜日にルヴァン鹿島戦です。中3日ですね。
アウェイ続きで移動疲れも出そうですし、コンディションには充分気を付けてほしいです。
鹿島は今節勝ってましたから、ようやくスタイルが固まりつつあるのかもしれません。
鹿島相手であれば悠さまがスタメンの方がいいかなと思うのですが、カップ戦でオニさんがどういう采配をして来るかも予想がつかず楽しみです。
個人的には大聖や原田くんが観たいところです。
あとは鹿島と相性のいいアキさんに加え、やまむー辺りも入ってくれるといいな。
グループステージですし、やっぱり鹿島のしたたかさって簡単に消えるものではないと思うので、油断せず勝ち点3を取りに行きたいですね。

そして次節はホームで大分と対決です。
去年は大分にダブル取ってるので、相性はいいかなと思うのですけど。最近あまり調子が良くないので（知念がいるのと友人に大分サポがいるので割と試合観てる）、ここでどう持ち直すかを考えているところかなあと思います。
契約で知念は出られないので、水曜の試合は渡は温存ですかね。去年対決した時にはいなかったり出られていなかった選手が結構出ているので、昨年と同じチームだと思うと足元掬われるかもしれません。
若手で結構いい選手も出ていますしね。

ここまで連勝が続くと、いつか勝ちを手放す日が怖くなってきてしまいますが、大丈夫。勝てなくても死にはしません。
ただ、選手が「勝ち続ける」と強く信じてくれているなら、「次も勝つ」と言ってくれるなら、私たちも同じように信じるだけです。

そういえばこの日は久しぶりにキッズランド以外のフロンパークイベントもありますね。試合に行かれる方はイベントも楽しみましょうね。

5.おまけ

買えました。

2020リミテッドユニフォーム。公式サイトでは2分で完売した代物。
私が発売開始から購入完了ボタンを押すまでのその記録。

17秒。
だってカッコよかったから、、、絶対着て行きたくて、、、
※選手は大分戦から3試合限定着用

元々リミユニは碧くんで買おうと思ってたのですが、デザインがあまりにアキさんっぽかったので41にしました。去年は碧くんにしたしね。
黒ベースってカッコいいし好きですなあ。いいですなあ。
うっすら川崎市が隠れているのもいいですね。

本当は五輪に合わせてのユニオンジャックモチーフだったけど、来年もきっとカッコいいリミユニ作ってくれますよね！PUMAさま！！！