わかっていてもやるしかない。/2022年J1リーグ第22節 名古屋 vs 川崎F

どうも私です。
出社の多い仕事になったもんで、平日開催の試合の日は日中からそわそわします。出社が多い分残業は少ないのでその点は助かっていますが、そわそわし過ぎて細かいミスが多かったのはめっちゃめちゃ反省してます。笑

さて、延期となっていたアウェイ名古屋との一戦。この試合はどうしても勝ちたい試合でもありましたが、身体の重さは隠し切れず、先制するも追い付かれ1-1のドローとなりました。
うーん、湘南戦よりは可能性はあったように思ったのですが、前半途中から後半の内容を考えればむしろ勝点1拾ったって言えるかもしれない。

内容を三行でまとめると
・決めるべきところで決められないとこうなる
・隙を突いて、突かれる
・やるしかないのはなかなか辛い
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

感想つらつらスタイル継続中。
ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※DAZN観戦の際は試合前に書いています。

ノーチェンジ。

前節あれだけ引っ張ったから代えるのかなあってチラッと思ってたんだけどさ、まあノーチェンジの方が予想通りではあるわよね。ね。
いやーーーーーーー変えないかあ。これむしろ柏がどうなんやろって感じだな。全然予想つかない。

まあでも柏はアウェイと言っても近い方だし、柏で少し変えるっていうのはあるかもしれない。可能性の話ですが。
湘南戦だいぶキツかったから3戦目、その反省を生かしてどう工夫してくるのかが個人的にもすごく気になってます。今節の結果次第かなあ。

名古屋は永井と相馬きゅんがスタメンですかそうですか……スピードでぶっちぎられないように気を付けたいわね。裏を狙われると怖い。
あとレオシルバのところよね。ヤスくん超がんばれ。

2.試合感想

相手に色々と思うところがないとは言いませんが、試合をやると決めたからにはやるだけです。そしてやるからには勝たなくてはいけない。2位で他力本願な状況である以上、勝点を積み重ねて1位にプレッシャーを与え続けなければいけないのです。

メンバーを変えず、で戦う以上は早い時間での先制が重要な一戦でもありました。それは選手もわかっていたのではないかなあと思うのですが、相手も相手で後半は自分たちが有利になるのがわかっていたようにも思います。
ゴール前はやっぱり固かったなあ。

永井や相馬くんを走らせない、裏抜けさせないという点ではかなり気を配っていたんじゃないかしら。そういうシーンを見た覚えがほとんどない。彰悟さんとか、後から見ると当たり前にすごいことやりすぎててリアタイで何も感じなくなってるんだけど、思い返すとあのプレーすごいなーっていうこと多いんだよね。ジェジエウみたいに目立つことは少ないけれど、攻撃とかでも逆算するとキャプテンのとこだーってなること結構ある。

ただ、カウンターが無理なら全体で押し込めばいいじゃん！とされると、特に疲労が溜まっていつもよりもミスが多いチームにとってはキツかったなあと思いますね。セカンドの競り合いもそうだし、パスミスも結構あったし、湘南戦の再現みたいな感じに結局なってしまったのは残念だったかなあ。

1番よかったなーと思ったのは旭くん。まだまだウィークではあると思うのだけど、それを逆手にとってどんどん積極的にプレーしていたのはよかったと思った。そもそも技術はあるんだから、元気な若手はなんやかんや厄介だと思うよ、相手も。タイミングよく中に入られるとどうしよう？どこまで着いてく？ってなるし。上背あるから高さもあって身体も強いから競り合いも強いしね。

健人くんは決定的チャンスでうまくミートしなかったのは残念だったけど、ボールが浮いてたから難しかったかなあ。
ただ、その後汚名返上ゴールを決めたのはナイスでした。あそこに詰められるのが健人くんの魅力だよね。J初ゴールと聞いて意外すぎたけど、そういやACLと天皇杯だったね、決めたの……
これからもどんどん点を獲ってほしいですな。パターンはいくらあってもいいし。

稲垣がすごいミドルを持っているのは周知の事実だった訳で、もしあの失点シーンで反省すべきことがあるとすれば彼に対して寄せが少し甘かったことくらいかな。
打たれた時点で厳しかっただろうし、ソンリョンはノーチャンだった。3人くらい味方が足出してたし、コースが少し変わっちゃったのも不運だったね。

悠さまに対してなかなか厳しい評価も多いようだけど、個人への感情を置いといたとしてもあんなにボールが来なかったらしんどいと思う……自分で低い位置で奪って持ち上がるタイプではないしね。それこそ三笘くんみたいなタイプならそれくらいできちゃうけど、それを悠さまに求めるのは違うかな。
悠さまが苦戦しているのはただ単純にゴール前のチャンス自体が減っていることが原因だと思っていて、それは彼だけで解決できることではない。
マルちゃんやダミアンがなぜ活躍できるかと言ったらゴール前のチャンスがなくても自分で力ずくでも作れちゃうからだし、それはたまたまそういう選手が今いて、その選手たちにやってもらう方が効率的に勝点を獲れるって話で、恒久的な話ではないのよな。
そのジレンマみたいなものは今シーズン抱え続けないといけないんだろうなと思う。

あ、でも大弥くんに対してはずっと厳しい目で求め続けたいですね。笑
彼はもっとできるはずだし、もっとやらなきゃいけないと思う。いらんファール多いのも気になるし。判断が少し遅いんだと思う。
彼が伸びないとフロンターレの中盤は苦しくなると思うし、伸び悩むと他の選手に簡単に取られるポジションでもある。昨シーズン結構伸び代を見せただけに今シーズン後半戦なかなか厳しい現状だけど、まずは交代で出てきた時に相手に嫌だと思われる選手になるところから。頑張れ。

終盤押し込まれまくったものの、何とか踏ん張って勝点1を取れたって感じですね。内容的には負けていてもおかしくなかったし、拾ったなという感じ。落としたなと思ってるのはむしろ名古屋側だと思うし、ここで獲り切れないのが名古屋が順位上がりきれない理由なんだろうな。

しかし勝ちたかったなあ。本当それに尽きる。

3.やるしかないのはなかなか辛い

後半の選手交代を観て、スタメンを固定しなければいけない状況をすごく痛感しました。優勝した2シーズンは選手交代でギアを上げられることが多かったですが、今シーズンに関してはギアを上げる術がなさすぎる。
新しい選手たちがもう少しメンバー争いに食い込めていれば、今出ている選手たちを控えに回して後半から出す、みたいな采配もできたかもしれませんが、今は疲労軽減のために入れ替えることも結構多いなと思います。

選手の育成がうまくいっていないのは多分そうなのですが、人のことなので、育成がうまくいく時もあればいかない時もあって当たり前だと思います。ここ2シーズンがうまくいき過ぎてただけで、誤算は育てた選手たちが想像以上の速さで伸びてしまったもので、一気に移籍してしまったことじゃないでしょうか。それはさすがに予想ができなさすぎる。この状況を反省しろというのは結構酷だなーと思います。

とはいえ、どんな話をしたところで試合は待ってくれませんしシーズンはもう終盤です。成績に責任を持つのもまたクラブの責務ですし、何か言われることは覚悟の上。色々な意見があることも仕方のないことです。

この状況でやるしかないコーチ陣も選手も相当大変だろうなあ、というのが個人的な感想ですかね。若い選手や新入団の選手たちを無理やり起用することはできるかもしれないけれど、骨組みも何もないところにぽんと放り込んでも逆効果だということなのかなあと思ってます。クラブとしての方針はブレていないと思うし、ブレないからこそ人が育つ環境でもあると思うので、その辺に対しては特に何も思わないかな。

もし何か言っていいいのであれば、決まりの中でも選手の個性が出せる環境を整えてほしいなというところ。多分、オニさんも本当はそうしたいと思っているはずなのだけど、守らないといけないことがたくさんあって気が回らなくなってしまうのかなあ。
悠さまにパスが出ないのも、チャナが本来の力を出し切れないのも観ていてとてももどかしい。時間はない中だけれど、少し修正するだけでも変えられることはたくさんあるように思う。

ピッチの上で楽しそうにサッカーをする選手が観たい。それはスタジアムに行き始めた頃から変わらないひとつの願いです。
みんなが残りの試合、ひとつでも実りある内容にできることをただ祈るだけです。

4.今後の展望

これを書いているのは次節当日なのですが。笑
次節は中2日でアウェイ柏戦です。アウェイとはいえ、関東アウェイだったのは不幸中の幸いかもしれない。メンバーを多少入れ替えることができますしね。
状況どうなるのかはわからないけれど、ミキくんが出場停止になってしまったので誰かを補填するのは間違いない。うーん、誰を入れるか、、、難しいところですなあ。ヤスくんの状態も気になるけど、試合後歩いてたならメンバーには入るんじゃないかなあ……
先生が帰ってきてくれるとちょっと安心なんだけど大丈夫なんだろうか。

柏は最近勝ちきれない試合も多いですし、中6日あるし、手ごわい相手であることは間違いありません。
個人的には柏GKの佐々木くん応援してるので複雑な気持ちですけど、勝点3獲るしかない状況なのでね。やらせていただきますよ。

最後に笑って終えられればいい。無駄なことはひとつもありません。

試合結果
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名古屋 vs 川崎F
1-1
得点者

74' 稲垣 祥

61' 橘田 健人
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健人くんの初ゴールをもっと心から喜びたかったなあ。