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不変のプラチナと未完成のスフェーン。日々の研鑽による輝き。/AFCチャンピオンズリーグ2021第3節 川崎F vs ユナイテッド・シティFC(フィリピン)

どうも私です。
23時キックオフ!2時間早まるだけでこんなにも楽だとは……土日の前ということも相まって気楽に観られて嬉しい……選手たちに負荷がかからないのならいいのですけれど、現地時間19時ならリズム的にはいいのかな。
ただ最終節が確かこちらの21時なので、現地時間17時はちょっと暑そうね……

さて、フィリピン最強クラブが相手となりました今節。相手は前節大邱になかなかの大敗をしているためか序盤は簡単にやらせてくれませんでしたが、前半の2点を皮切りに最終的には8-0と大量得点で勝利することができました。いやあ、序盤はどうなることかと思ったけれど、蓋を開けてみれば結果的には圧勝でした。危ないシーンはあったけれども。

内容を三行でまとめると
・キング大島劇場、開幕
・ラッキーだけでは説明できないハットトリック
・川崎のプラチナとスフェーン

もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※DAZN観戦の際は試合前に書いています。

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リョウタスタメンきたああああああああああああああああああ!!!!!!(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

やっと!やっとスタメンとして戻って来れたね!!!
フルではプレーしないかなと思うけれど、またここからですぜ。あとはもう結構ガチガチな感じのスタメンで来たわね……悠さまはまあどちらにせよお休みだとは思っていたけれど、ノボリもまだ様子見なのかな。練習にはいたから大丈夫だとは思うけれど。。。

そしてベンチには和季くんがようやく入ったね!チャンスはあると思うので、そこで結果が出せるかどうかが大事だね。頼む……また前半で複数得点して交代枠ガンガン使ってくれ。笑

2.試合内容

相手はボールを大切にしてくるチームだとは聞いていたので、結構しっかりサッカーやってくるんだろうなとは思っていました。フィリピンでは絶対王者のチームなのですよね。ある程度、自分たちのサッカーに自信を持っているチームなんだろうなあ、というのが試合前の所感です。実際、序盤はその通りの展開でしたよね。

特に左サイドへのケアを徹底していたのかなという印象で、伝家の宝刀三笘くんが全然ボールを持てない展開が続いていました。アキさんは割といつも通り自由にはやっていたけど、左で数的優位を作ったところで最前列ではやりたいようにやらせてくれなかったので、結果的にはあまり出張はしていなかったかな?どちらかと言えば右サイドでゲームを作ることが多かったような印象。
特に、警戒していたシュレックにはジェジエウがしっかり対応できることがわかってからは、ミキくんが前に出る機会が多くなっていましたね。しみっちくん(お友だちの娘ちゃんがそう呼んでるので最近気に入って使っている呼び名。笑)もだけど、ジェジエウのパフォーマンスはいつも通りに戻ってましたねえ。慣れもあるとは思うけど、キックオフ時間もちょっと関係しているのかしら。知らんけど。笑

内容的にはだいぶ押せてはいて、ボール保持率も60%を超えていました。後は最後の一押しなんだけどなあ、という展開が結構長く続きましたね。悪くないんだけど決められないというのは、何となく嫌な予感がよぎるもの。
そして、こういう時に空気を変えるといえばセットプレーですよね。まさに巡って来たセットプレーのシーン。リョウタのCKからニアにいた彰悟さんが頭に当てて反らし、押し込んだのは三笘くん。好き放題やらせてもらえなかった鬱憤を晴らすようなヘディングでしたね。三笘くんのヘディングって、観るの2回目くらいな気がする。レア。さすが結果しか残さない三笘くんだわ。笑

ここまでもリョウタの動きやパスに惚れ惚れしながら観ていたのですが、得点シーンはもう見事としか言えない一連の流れでしたね。三笘くんからパスを受けるとそのままターンしゴール方向へ向かうと、ダミアンへパス。そのままワンツーで受け直すとゴールへパスのようなシュート!いやあ、これもう、この1分弱くらいのシーンだけで白飯3杯はいける。まさにゴラッソ。これを観るためだけにお金を払う価値があると思えるプレー。
いやあ、先日王の帰還とは書いたけれど、かなり抑えめにやっていたとは思っていたのですよ。ちょっと上げるとこれだけプレーできるのかと。それでも50%以下っていうのがまた恐ろしいところですけれど。でも実際私もそう思う。笑

前半はこのまま2-0で折り返し。
なかなか均衡が破れなかったりリョウタへのファールが多かったりとハラハラはしたけれど、得点してからは結構スムーズには進められてましたね。リョウタがファール受けたシーンでしみっちくんが相手選手にめっちゃキレてイエロー貰ってたの、よくない貰い方ではあったけど気持ち的にはとても嬉しい。笑

後半からリョウタとしみっちくんに代えてヤスくんと車屋先生の投入。リョウタはもしかして違和感……?と思って心配していたけれど、元々前半だけの予定だった模様。ああよかった。。。
ヤスくんは気持ち入ったプレーしてましたねえ。リョウタに刺激を受けたかな。いい傾向だ。しみっちくんに代えて先生?と思ったら再びのアンカー彰悟さん登場。笑

早々に得点チャンス。アキさんからボールを受けたミキくんが折り返してダミアンがねじ込み3点目。ようやくミキくんらしい形が作れましたね!ていうかやっぱり今節も得点するダミアン。さすがや。
そしてわずか6分後、今度はヤスくんがチャンスメイク。彰悟さんからボールを受けたヤスくんがボックス内に入り込んでいた健人くんへ針に糸を通すような正確なパス。いいアシストだなあこれ。そもそもなぜそこに健人くん。ボックス内に入り込むプレーが身に染みついてるなあ。これで4点。

この辺でミキくんはお役御免。代わってやまむーが入り、CBに。そして先生が左SBに入り、レオくんは右SBへ。え、右なの?笑 右SBやってるレオくん初めて観たんだけど、ACLが新しいポジションのお試しみたいになってない???森保さんと横内さんも「え?右SBもできるの?」って思ってない???笑
その1~2分後には彰悟さんを下げて塚ちゃんin。敢えてずらすのかあと思ってたけど、3戦目ってこともあるし時間マネジメントも兼ねてたんかな。単純に一緒に代えられなかったのかな。その辺はわからないけれど。

交代直後、ジェジエウがゴール前にふんわり送ったボールをダミアンがシュートしようとしたもののGKに弾かれたところ、またしても近くに詰めていた健人くんがループ気味のシュートで5点目。
更に5分後、ゴール前でプレッシャーをかけて相手ボールを奪ったところでまたしてもGKが弾いたボールがものすんごいバックスピンで健人くんの足元に。後半ボールに愛されたのは健人くんでしたねえ。そのボールを落ち着いてシュートし6点目。なんとハットトリック!さすがにルーキーイヤーにACL出てハットトリックするなんて展開は想像してなかったぞ。笑 これは自信になる結果だったのではないかなあ。

6点獲った後にレオくんに代えて満を持しての和季くんin。健人くんが右SBへ。っていうかポリバレントな選手多すぎんのよ。笑
試合中にこんなにポジション変わることある?私初めて観たよ。笑
それこそ相手も混乱しっぱなしなのでは……

危険なシーンはここまであまりなく、攻め続ける我が軍。塚ちゃんもヤスくんも結構惜しいシーン多かったね。そしてチーム内の競争が激しいからか貪欲。いいですぞ。
そして81分。センターサークル付近から和季くんが長めのフィードを上げ、三笘くんが胸トラップでいい位置に落としたところで勝負あり。丁寧にシュートを打ち本日2点目、通算7点目。いやあ、このパスが和季くんだよなあ!やっと結果が出てよかった、本当に。和季くんは最初に観た時よりもだいぶ守備改善されているんじゃないかな?まあ相手が強度の高いチームじゃないから単純な比較はできないけれど、意識の問題だからね。
アディショナルタイムに入っても攻撃の手を緩めず、最後はアキさんのシュートが弾かれたところに詰めていたヤスくんがシュートを決めて8点目。アキさんは決めたかっただろうけれど、ここはヤスくんに譲った形になりましたなあ。ていうか、ここのチャンスも健人くんからよな?めっちゃ活躍するやん健人くん。

結果8-0と大差をつけての勝利。実力差はあるにせよ8点獲っちゃうのさすがすぎる。
アディショナルタイム入ってからの接触でアキさんが珍しくめっちゃ痛がってたのがちょっと気がかりだけれど、まあプレーはしてたから大丈夫かな……フル出場したから次節はお休みだろうし。試合後談笑してたところも映ってたし。アキさんの代えは本当いないので、大邱戦までにはコンディション整えて万全の態勢で挑みたいなあ。

3.川崎のプラチナとスフェーン

わかってはいたことですけれど。リョウタは本当別格というか、見えてる世界が違うなと改めて感じましたね。
まだまだ90分に耐えられるほど体力は戻っていないようですが、45分でこれだけ違いを見せられる選手はどこ探してもいないですね。本当日本一の選手だなと思います。お金を払って観る価値のある選手。
早くリーグのピッチで観たいなあ。ACLの舞台がリハビリの場ではないのだけど、少しでも感覚と体力を戻して行ければいいですね。

そして、健人くんの攻守に渡る活躍が素晴らしかったと思います。勿論、まだまだ碧くんに比べたら足りないところもあるのですけれど、それを言っちゃうと碧くんは碧くんでまだ足りないところもある訳で。試合に出ながら徐々に身につけていけるかなと思います。やっぱりサッカーセンスが素晴らしい選手だと思うのでね。
どっちかと言えばボランチタイプというか、守備に強みのある選手ですよね。最近は攻撃的な面の強い選手が多かったように思うし、フルタイムで観て憲剛さん推しだった方が推したくなる気持ちがより一層わかるなと思いました。

塚ちゃんも積極的に前に出て行っていてよかったし、和季くんも結果が出て更に自信に繋がる結果になったと思うし、どんどんプレータイムを伸ばしていければもっと結果と自信に繋げていけるのではないかな。新加入選手がのびのび躍動しているところをもっともっと観たいですね。

「プラチナとスフェーン」の由来は以下の引用を参照ください。
まさに川崎のプラチナとスフェーンが躍動した1戦になったと思います。

・プラチナ
日常生活で変質や変色することがほぼない、という特徴があげられます。
それゆえにプラチナは、永遠に純白の輝きを放つとされています。
~また、錆びない分だけ純度が高いものは強い衝撃が加わった時には変形してしまう可能性が高くなります。
さらに、もともとしなやかさも特徴としている金属なので、小さな傷ができやすい点も注意すべき知っておくべき知識と言えるでしょう。
https://goldmrs.jp/columns/platinum/platinum-chishiki
・スフェーン
スフェーンは華やかに輝ききらめくジェムストーンで、ダイヤモンドより光の分散(ファイア)が強い石です。
~丁寧に磨けば、光沢はダイヤモンドに近づくか、同程度になりますが、スフェーンは残念なことに研磨が難しいことで有名です。
https://www.gstv.jp/gembook/sphene.html

4.今後の展望

次節は再びユナイテッド・シティFCとの対戦です。これどんなメンタルで挑んでくるんだ……?メンバーどうするんだ?わからん……
圧勝した相手と連戦となると、こちらはこちらでどんなメンタルで挑めばいいのか難しいところですけれど。悠さまは少し時間がかかりそうだから、次節は知念がスタメンかな。天くんも出番があるといいなあ。入れ替えはしてくるだろうから、色々な選手が出られるといいな。

そして解説は憲剛さんですな!こちらも楽しみ!まあ、せっかくなら大邱戦解説してほしかったけれど……こういう、ある意味難しい試合こそ憲剛さんのトークで我々を楽しませてほしいところ。

後半戦もまずは1勝して、幸先よくいきたいですね。



試合結果
--☆-☆-☆-☆-☆--
川崎F vs ユナイテッド・シティFC
8-0
得点者

'33 三笘 薫
'41 大島 僚太
'50 レアンドロ ダミアン
'56 橘田 健人
'65 橘田 健人
'70 橘田 健人
'82 三笘 薫
'90+2 脇坂 泰斗
--☆-☆-☆-☆-☆--

得点者の欄が前節よりも長くなるとは。




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