見出し画像

チームとしての真価を問う。チャンスを掴んだ選手たちのプレー。/2021年J1リーグ第21節 横浜FCvs 川崎F

どうも私です。
出だしから綺麗じゃない話じゃなくて申し訳ないのですけれどね、席につこうと思ったら鳥の落とし物が椅子に直撃してたんすよ。割と落としたての。
座る時椅子確認しない方結構多いので、ちゃんと見てから座ってねってこの場を借りて注意喚起したい。笑
ちなみに私は「座ってる時じゃなくてラッキー!」「逆に運が付いたのか……?」とめっちゃポジティブシンキングでした。大事。

さて、ACLの日程調整により前倒しになった第21節。割と最近対戦したばかりの横浜FCとの神奈川ダービーとなりましたが、我らがエースの活躍により0-2と勝利を収めることができました。いやあ、本当エースだわあ。いいところにボールが転がってくるところまで合わせて持ってる。

内容を三行でまとめると
・お互いにイレギュラーな1節
・”代表に呼ばれなかった組”の意地
・誰にでもあるはじめの一歩

もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※現地観戦の際は試合後に書いています。

画像1

ぜ、ゼインくん初スタメン……!!!(´;ω;`)
大学卒業後で言うとメンバー入りも初かな?確か特別指定の時に1度ベンチに入ったことがあった気が(多分ハロウィンの時かな)。
ようやくここまで来たんだねえ、、、、、、

カイトくんもベンチ入り!嬉しいねえ。ヤスくんの代表入りの時もそうだったけれど、どんなきっかけだってチャンスは掴んだもん勝ちだからね。

タツヤ、ヤスくん、健人くん、そして先生は、代表組がいたことでなかなか出場機会の得られなかった選手たち。でも、スタメンでも充分通用する実力を持った選手たちでもあります。奮起の時です。

横浜FC側は新型コロナウイルス陽性判定された選手が複数出たとのことで、開催も難しい状況だったかと思いますが、実施に踏み切ってくださったことにまず感謝したいです。チームとしてもトップチームから4人抜けてしまうとなるとプラン通りにいかないこともあるでしょうに、本当にありがたいことです。
高橋先生は予想通り、そして渡邊和真がスタメンとな……怖い怖い。ベンチには中村俊輔もクレーベもいてワンパンが怖いメンバー。負けてはいるもののチームとしては悪くない方向ではあるのよね、横浜FCは。こちらもいつもとメンバーが違うし、油断はできません。

2.試合内容

いつもとメンバーが違うとはいえ、終始川崎Fペースの試合になったとは思います。ベースがやっぱり違うっていうのもあるけれど、出場機会を得た選手たちの気合いというか意地というか、そういう気持ちを感じましたね。

選手たちも「代表組がいないから勝てなかったと言われなくなかった」と言っていましたが、こういう時だからこそチームの底力が見えるなと思いました。言うてなかなかターンオーバーさせてもらえない5人が抜けるとなると、結構な影響力がありそうだなあと内心不安ではあったのですが、むしろ今までよく観ていた川崎Fらしいサッカーを久々に観れたような気もします。最近は中盤でゴリゴリフィジカルで押し切るサッカーが多かったけれど、今節は結構パスや身のこなしで躱すシーンが多かったような印象だったので。
もちろん、その中でも即時奪回は基本で、ヤスくんもだけど健人くんの奪取が効いていてよかったですねえ。健人くんはちょっと憲剛さんに近いものを感じるのよね。あとはもう少し身体がガッチリしてくるともっといいのかな。憲剛さんも細かったけどもう少しガッチリしてた印象はある。

相手が落ち着く前にゴールネットを揺らしたタツヤ。いやあ、これは現地ではオフサイドとはわからなかったし、DAZNで観返した時もスローで見てようやくわかるレベルだった。ちょっとね、準備ができている状態でこぼれてきた訳じゃなかったからね。
結果的にはノーゴールになったけれど、相手に少なからず動揺させたと思うし、あのゴールの感覚はタツヤにとってもいい感覚だったのではないだろうか。そろそろゴールが近い気がする。

前半いくつかチャンスがありながらも決め切れず、飲水タイム後は相手も少し落ち着いてきてブロックを組み始めたので、なかなかチャンスメイクが上手くいかなくなってきました。想定済みではあったでしょうけれど、こうなると崩していくにはなかなか難しい。
このまま前半終わってしまうかなあと思っておりましたが、相手のラインがほんの少し緩んだ隙を逃さずアキさんが中央へ長めのクロス。相手選手のところへ飛んでしまったものの、クリアボールが味方同士で当たってしまい、こぼれたボールが近くにいた悠さまの元へ。落ち着いて流し込んで先制!いやー悠さま、そこにいるのがさすがだし、それを冷静に決めるのもさすがストライカーです。

前半先制できたことで少し気持ちに余裕はできたものの、ギリギリに追い付かれて同点には要注意。追加点がほしいなと後半に入ると、前半よりももっとアグレッシブというか、積極的にボールを奪いに来ましたね。徐々に押し込まれて、やや横浜FCペースに傾きつつありました。高橋先生ボランチで入ってたけど、やっぱり効いているというか、巧いよね、本当。ハーフタイムに入った時も味方と熱く話していたし、好きな選手だなあ。
ただ、そういう時間に失点しないのが川崎Fの強さでもあるし、どういうチャンスでも点に繋げられるのも強みでもある。
ボールを中盤で受けたヤスくんが、サイドチェンジのロングパス。それを受けたタツヤが前に運んで、美しいクロスから飛び込んだ悠さまが追加点!いやあ、これはもうビューティフルでしかなかったです。ゴール裏で観ていてもわかるくらいには見事な流れだった。こういうの観たかったよなあ。目の前に悠さま飛び出してきて興奮して一緒に両手上げて喜んでたんだけど、そういえば写真撮ればよかった。笑

2点目を入れるともう完全にこちらペースで、横浜FCは簡単にボールを奪えなくなりました。これはもう崩すのは難しい。
後半少し落ちてきた健人くんに代えて塚ちゃんを起用。塚ちゃんはアンカーできるようになってほしいんだけど、IHに入るのは結構迫力あっていいよね。誰かがACL仕様って言ってたけど正にそれだと思う。強みになるよね。
そして足のつっていたタツヤ、仕事をし切った悠さまを下げて大弥くんとダミアンを投入。こういう時間で起用されてもダミアンはサボらないから素晴らしい。もう1、2点くらい入りそうだったもん。

アディショナルタイムには和季くんと、待望のカイトくん投入!もう時間を使うための交代だったけれど、カイトくんワンタッチできてよかったね。
ふたりのデビューが観られてよかったなあ。
そのまま終了のホイッスルで、0-2で決着。楽勝とは言い切れないかもしれないし課題もたくさん出たけれど、らしいサッカーも観られたし、何より悠さまのゴールってこう、フロンターレっぽいっていうか。次も勝つぞ!勝てるぞ!!って、私たちの気持ちを上げてくれるゴールなのですよね。それが2発観られたってだけでも、行った甲斐があったなあと思いました。

あと川崎F側も横浜FC側も、サイドチェンジやロングフィード、地を這うようなロングパスが頻繁に見られて、選手たちの技術がよく観れた試合でもありました。車屋先生のパスめっちゃ好きなんだよなあ。あとヤスくんやアキさんのロングフィードやクロスも好き……大変よきものがたくさん観られました……圧倒的感謝……

3.誰にでもあるはじめの一歩

ゼインくん、出足はちょっと緊張していましたけれど、デビュー戦とは思えないくらい落ち着いた試合運びでしたね。とてもよかった。
それ以上に、ジョアンやジェジエウのカバー、アキさんの気遣い、周りの選手たちの、何とかデビュー戦をいい形で終わらせてあげたいという気持ちも見えました。試合後もアキさんがゼインくんに声かけしてあげていて、いい先輩が近くにいるというのはチームにとってもありがたいことだなあと思います。
カイトくんも、ほぼアディショナルタイムも終わりに近づいた時間でしたが、交代選手たちが走ってすぐ交代してくれたのを見て、1秒でも長くプレーさせてあげたい気持ちがあったんだろうなと(勝手に)思いました。

憲剛さんとのYouTube企画で、彰悟さんや悠さまが初出場の時や初スタメンの時の話をしていましたよね。2018年には碧くんの初出場初ゴールの後にファイフロで試合後の様子が放送されていて、その時のコメントも「いいなあデビュー戦は一生に一度だからね」って、「ごめん俺が(前に)行っていいって言った」って言っていた憲剛さんの思いやりの数々を思い出して、それは確実にチームの中で受け継がれているんだなあと改めて感じました。

今チームを支えている選手たちにも、はじめの一歩があった。それを越えて、今や代表戦に呼ばれるにまで上り詰めた選手たちがこれだけいるのだから、説得力が違いますね。

こういった状況ではチーム力が試されると選手たちが口々に言っていましたが、試合に出ても出ていなくても、チームを離れたとしても、そのチームを作ったのはひとりひとりの選手たちなのですよね。
チームの中心だった選手がいなくても、その選手たちが作ってきたチームは変わらない。他の選手が出ても、外国籍の選手たちですら、今いない選手たちと同じように振舞おうとするというのが、正にたくさんの人たちが作ってきた今の「川崎フロンターレ」というチーム力を表しているように思います。

憲剛さんがピッチやベンチ、麻生グラウンドに選手としていないことは大きい穴だとは今でも思っていますが、憲剛さんが受け継いで残していってくれたものも確実にここにある。そんな風にも思えた試合でした。

4.今後の展望

さて、リーグ戦は少し空きますが、来週は天皇杯、そしてACLウィークに突入しますね。ACLはやまむーやリョウタが登録メンバー入りするのかドキドキしていますが、誰が出たとしても、今年こそいい結果を残せるよう、全力を尽くしてきてほしいなと思います。あっ怪我には気を付けて!
そして放送がどこでされるのか、それも私気になります。すごく気になります。観れないなんて地獄すぎるぜ……

リーグ戦は7月まで一旦お休み。アウェイ清水戦ですね。
7月に清水はどういう状況になっているのか全然想像がつきませんが、まだ対戦していないのは清水だけ。昨シーズンアイスタでは引き分けで終えていますし、いい結果を残したいですね。
アイスタは今年は行かない予定なので、久々のDAZN観戦になりそうです。
次の現地参戦はチケットが取れれば柏、天皇杯、あとは緊急事態宣言が解除されていればベススタはチケット以外手配済みなのでベススタかな。行けるかなあ。

まずは天皇杯をしっかり勝って、ACL総力戦を戦い抜きたいですね。
勝つぞー!

試合結果
--☆-☆-☆-☆-☆--
横浜FC vs 川崎F
0-2
得点者

'39 小林 悠
'67 小林 悠
--☆-☆-☆-☆-☆--


5.おまけ

今回は現地参戦なのでおまけあり。

画像2

見たことある病院だ……!

画像3

マギちゃん!凛々しい!!

画像4

おお、カズさん……!!!でっけえ!

画像5

なんと最前列。近い……近いぞ……!

画像6

武岡さあああああん!この前ぶり!

画像7

密輸(?)してもらったサーモンアボカド丼。美味しかった!

画像8

アキさんのいつもの、撮れなかったのでいつものその2。クロス練習。

画像9

つい推しを追いかけちゃうよね。

画像10

鳥籠。カイトくんがいるよ!

画像11

フリ丸ベストショット。

画像12

この子は……何者なの……?めっちゃファンサするやん……マスコットの鑑……

画像13

おやつに焼きたてハーバー食べました。うまうま。

画像14

イルカが入ってたから買ったのに折れてたっていう。スン……(´・ω・)

画像15

2点目決めた後カップルみたいになってたとこだけ撮れた。笑

画像16

地べたに座る可愛いふたり。

画像17

勝利!お疲れさまでした。

画像18

ごあいさつ。

画像19

推しの背中も撮りがち。

画像20

ゼインくんもカイトくんも頑張れよお!応援してるぞお!

画像21

さすがの大活躍。フロンターレのエースは……お前だ……

画像22

バス2台並び。
ニッパツ来れてよかったー!席も近いし臨場感最高でした。
来シーズンも会えるように、ひとつでも順位上げられるように頑張ってほしい。

来シーズンも、等々力で待ってるよ!



この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

気が向いたら是非ポチりしてね\(゚∀゚)/ サポートいただいた分は地道に貯金して何かに使います(使い道考え中)。