繰り返したことを否だとして、何を是とするのか。/2022年ルヴァンカップ プライムステージ準々決勝 第2戦 川崎F vs C大阪

どうも私です。
いやあ、流行り病により珍しく体調を崩しまして。今回スキップさせていただこうかなと思っていたのですが、これまた想定外の気候によって先週末の試合が延期になってしまったので、本当に簡単にですがnoteを書こうかな、とPCを立ち上げた次第です。文章書くのって気分転換にもなるよね。

さて、ルヴァンカッププライムステージ第2戦、ホームに戦いの場を移して1週間ぶりのC大阪との対戦でしたが、2-0とリードしていたものの90分から96分の間に2失点。ラストワンプレーで同点にされた結果、アウェイゴール差によってまたしてもトーナメントの駒を進めることに失敗したのでした。
いや2年連続でこのパターンはキツいって……

内容を三行でまとめると
・何故か先制
・何故か失点
・何故には理由があるし、得たものも得られなかったものもある
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

今回はかなり期間が空いてしまったので本当に簡単な感想のみで、あまり試合の流れとかは気にせず書いてます。

ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※TV観戦の際は試合前に書いています。

わお。

ん。んん……？
メンバー全然変わってないな……？だいぶいかつい選択したなオニさん……？

ノボリがついに戻ってきた！嬉しみ！！！
ベンチには先生もおるの嬉しいなあ。やっと少しずつ戻ってきたなあ。
でも変わったのそこだけだなあ……これ体力的に大丈夫なの？いや、大丈夫ってことなんだろうな……人数が足りない期間を乗り越えてみんな鉄人になってしまったのかな……

いやーーーーー天くんあたりスタメンかなと思ってたんですけどね。コンディションよりもダミアンとの相性を取った感じなのかなあ。にしてはベンチにも入ってないのは残念だけども。まあでも相手との相性もあるのかな。

さりげなくこういう時にもベンチに入るようになった瀬古くんに嬉しくなったりして。瀬古くんには本当に期待しているんだぜ。

C大阪は中3日でコンディションに差があるので、ただでさえちょっと不利なのである……んー。何とか先制したいなあ。先制さえすればプレッシャーはかけられる。

2.試合感想

試合も1回しか観れてないし自分の感想リアタイツイート見ながら思い出し書きなので、事実と齟齬があったらこっそり教えてくださいね。笑

前半に思ったのは、ボールを握っている割に危なっかしいなということ。もちろん蓄積疲労もあるだろうなとは思ったのですが、特に守備が安定しないなあという印象を持ちました。多分それでカウンターに気をつけたいなって思ったんじゃないかな。C大阪も中3日あったとはいえ連戦での疲労はやっぱりあるように見えて、意外と前から強くプレッシャーには来ていなかったんですよね。
まあね……連戦はどこもしんどいよね……

あとチャナが良くも悪くも目立っていたので、評価が難しいなあと思いました。攻撃は積極的でFKの精度も思っていたよりずっとよかったし、結果的には得点に絡めていたのでプラスなんだろうけど、守備の時の決まりごとがあんまりないというか、守られていない？のか、あちらこちらから指示があったのをスルーしていたような感じも。あれはある程度狙っていたのか、それとも攻撃の時はいいけど守備の時はあかん！だったのか未だによくわからん。笑
結果オーライと言えなくもないし連戦での選手たちの疲れを考えると、スタメンで出られるコンディションでいてくれたことには感謝しかないのだけれど……そして結果的に失点には絡んでいないのだけれども……うーん。何というか、再現性がないというか、再現したらダメだろうなという気はする。笑
徐々にねって言えるほど余裕も時間もないのだけれど、あんまり焦らない方がいいんだろうな、多分。

ジョアンもマルちゃんも見るからにお疲れだったので精度が落ちているなとは思っていたのだけれど、それでも最後のところで守り切るのも点を入れるのもさすがでしたね。天くんがいた方がよかったんじゃないかなってずっと思っていたのだけれど、結果的にはマルちゃん2点入れてるもんな……ジョアンもなんやかんや最後まで走ってくれてたしなあ……
ここまでの流れを見てきているので、何とも公平に評価するのが難しいですね。どうしても感情論が先に来てしまうというか。

感情論と言えば、アキさんはいつもよりもずっと感情的だったように感じました。1シーズン通して1～2回は相手や審判にブチ切れてサポーターをハラハラさせられておりますけれども、大体そういう時ってこう、一番負けちゃいけない時だったりするのよね。アキさんの気合いの入り方でもその試合の重要性がよくわかるように思う。ガンバ戦とかすごかったもんな。

前半チャンスもあったけどピンチもある中で、不安定なゲーム運びながらも先制できたのはこう、だいぶ運がよかった気がする。相手の決定機あんまり決まらなかったしね。でも勝てていればそれでもまあよかったのよなあ。

後半から出てきたヤスくんは安定感があったのと技術レベルが頭ひとつ抜けているなあと感じて、いよいよ外せない選手になってきたなと思いました。足りないところもまだまだあると思うし、終盤のFKのミスはうーん、とは思ったけれど、この状況でそこまで落ち着いてプレーできてたら代表のボーダーラインなんかにおらんよなと思うので、伸びしろかな。
あのひとつのキックだけで積み重ねてきた信頼が崩れるほど、チームに与えてくれた利益は小さくないかなというのが個人的な意見ではありますね。実際パフォーマンス自体はとてもよかったと思うし。次同じことしなければそれでよいかな。

後半追加点も獲ったし、ヤスくんが入ったことで守備もある程度形は作れていて、疲労のある選手たちの失い方が引き続き良くなかったものの、何とか耐えられるかなと思ったんですよね。でも、ジェジエウが負傷交代して対戦相手が3枚代えて修正してきたあたりから、徐々に雲行きが怪しくなってきた。
特にマルちゃんとアキさんを下げて悠さまと大弥くんを入れてから、思っていた方向じゃない方向に転がった感じはしましたね。悠さまはゴール前守備すごく上手な選手ではあるのだけれど、守るためにだいぶ動いていたなという印象があって。それは相手の狙い通りでもあったのだろうけれど。相手にとっては使いやすいスペースができてしまったのかなーとは思いました。ピンポイントで誰が悪いとかっていう話ではないと思うけどもね。あ、でも大弥くんは期待値にはちょっと足りなかったかな……いいプレーもあるにはあったけど、途中交代で出るならもう少しがむしゃらにやってほしかったなあ。特に失点後の相手陣地でのクロスと失点のところ。今シーズンよかっただけに期待値高くなってるからなあ。やるならやり切らなきゃダメなんだよね、途中交代の選手は。

2点リードだし選手も積極的に交代して、勝つための手段はいくつかあったと思います。逆にその分目が揃わなかったところがあったのかもしれない。
ダミアンに代えてやまむーを投入したことは、判断自体が間違っていた訳ではないと思います。でも、ここでやまむーを代える選択肢しかなかったことが全てだったかなと。
90分にクロスから加藤に決められた時に、その失点の仕方があまりによくなくて嫌な予感がしました。そこに一番気を付けなければならない選手がいたじゃないか……サイドからクロスを入れられて失点は何回もやっていたじゃないか……90分でその集中が途切れてしまっているようなプレーが出る時点で、このC大阪相手にそれはまずいなと。フィニッシュは技ありだったけれど、あれはクロスを入れられてしまった時点でいずれにせよもうどうしようもなかったろうな。

あとは皆さまご存じの通り、ラストワンプレーでまたしてもクロスを入れられ失点。悪夢再び。昨シーズンもなかなかの悪夢でしたけれども、それを2回はさすがにしんどい。頭くらくらしました。
どれだけいいプレーが出ていたとしても、たった1回のミスや失点で全てがダメになってしまうことがよくある。そういう意味では、得たものがあったようでそれ以上に失ったものが大きすぎた試合になってしまったなと思います。

3.何故には理由があるし、得たものも得られなかったものもある

1週間経ってまあ、何となく受けたダメージはなくなったかなとは感じているのですが、敗退した事実はやはり重いなと、他のクラブがカップ戦のスケジュールを考えながら戦っているのを観ていて感じますね。そういう悩みがなくなってしまったという寂しさたるや。

勝つことが全てだとは思っていないのですけど、勝つことは自分たち以外のものも肯定することになるので、そこが負け方から感じられなかったのはすごく残念でした。ただひたすらに残念。
1週間前にアンちゃんと早坂くんがFPユニ着てFPとしてアップしてくれたこととか、少ない人数で勇敢に戦ったこととか、それがただの美談でしかなくなってしまうことも残念だし、本人たちの行動から背負っていたものが見えて来なかったのも残念。本当は内に秘めているのかもしれないけれど、見えないものをあるのかもしれないと考えて見るのは、特にこういうネガティブな状況ではすごく難しい。

前半はうまくいっていないように見えたけれど失点せず得点したし、後半も失点まではよく耐えていたなと思います。ひとつひとつで切り出して見ればよくないことも、チーム全体で見ればカバーし切れて問題ない場合もあるし、逆もまた然り。
ベンチ入りさせたかった選手が入れられなかった苦悩もあったとは思いますけれど、スタメンとベンチメンバーの個性やコンディション、交代策も含め、相手の方が上手だったし諦めなかった。そういう差が最後の最後に出てしまったかな。

今回の敗戦がいい経験になったかといえば、昨シーズンの浦和戦や今シーズンのC大阪戦で同じようなことを起こして経験してしまっている以上、必要なかったよね、とは思います。さすがに。
けれど、1回2回の経験で足りないなら、何度繰り返しても仕方ないよね、とも思うんです。諦めではなくてね。繰り返さなくなるまで繰り返すしかない。

ここ最近あまりに強かったので、こけることが少なさすぎてこけること自体が悪のように思われることも多いのですが、本来川崎フロンターレの強さって、こけないことよりこけても何度でも起き上がることだったと思うんですよ。そういうタフさを取り戻すための過程と思えば、まあ後ろ向きになりすぎることもないのかなと。漠然とですけど、そう思ってます。

週末の試合が延期になって時間が作れたことは、ある意味ラッキーだったのではないかと思います。後ろに過密日程がずれ込んでしまうのは仕方ないけれども、戻ってくる選手も多いし充実した練習ができているのではないかな。
こけたことを嘆くより、どうやって立ち上がるのかを見届けたいし応援したい。やっぱり、サッカーは面白くなくっちゃね。

4.今後の展望

と、いう訳で、あっという間に週末です。よくこのタイミングでルヴァンのnote書こうと思ったな、私。笑
そしてもう明日（今日）はアウェイ福岡戦です。アウェイ福岡かあ……嫌な記憶が蘇るところですが、何とか勝点持ち帰りたいですね……
福岡はルヴァンも少ない人数で戦い切って勝ち上がり、チームとして勢いも一体感もあるめっちゃめちゃいい時期です。なんでこういうところで当たるかな。笑

とはいえ、我が軍も休養と練習時間がしっかり取れて、久々に充実した時間を過ごせているはず。休暇明けでよくある「ふわっと」が起こらなければ、いい試合が観れるのではないかなーと思います。メンバーも揃ってるし。
基本的にはルヴァンのメンバーがベースになるかな。ジェジエウも怪我大丈夫そうだし両SBも出られそうだし、健人くん久々にアンカーで出られるんじゃなかろうか。

もうリーグ戦しか残っていない状況にはなっているけれど、試合消化数的にも可能性は充分。諦めずに勝ち続ければ光は見えてくるはずです。
歓喜の瞬間があるかも、と思うだけで、サッカーはもっとワクワクして観られるんじゃないかな。そういう気持ちを改めて思い出せる試合にしてほしいなあ。

試合結果
--☆-☆-☆-☆-☆--
川崎F vs C大阪
2-2
得点者

40' マルシーニョ
53' マルシーニョ

90' 加藤 陸次樹
90+6'　山田 寛人
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色々書いたけど、悔しいもんは悔しい。勝ち進みたかったなあ。