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道筋ができたなら、あとは決めるだけ。/2022年J1リーグ第26節 福岡 vs 川崎F

どうも私です。
福岡行きたかったなあああああああああああ!(鳥栖には既に2回行っているので福岡自体は経験済みという。笑)
アクセスめっちゃめちゃ良くて本当いいところにありますよね。本当は昨シーズン行く予定でホテルも飛行機も取ってたので、直前でアウェイ民入れないって発表された時は絶対リベンジしてやるって思ったのですが……今回も諸々の事情により諦め。来シーズンこそ行きたいからしっかり残留決めてほしいわね……天ぷら食べに行きたい……

さて、思いがけず京都戦が延期になったことでしっかり休養と練習に時間が取れ、準備万端で迎えたのはアウェイ福岡戦。昨シーズンは悔しい敗戦をしているのでリベンジマッチでもありますね。
先制するも追い付かれた時はどうなることかと思いましたが、マルちゃんとアキさんの大活躍っぷりにより、最終的には1-4と大差をつけて勝利することができました。もう少し堅い試合になるかなと思っていたけれど、今までは入らなかったシュートがたくさん決まったなーって感じ。決定力の差もあるかな。

内容を三行でまとめると
・右で作って左で刺す、の繰り返し
・結局は自分たち次第
・何度折れてもまた立ち上がれ

もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

感想つらつらスタイル継続中。
ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※DAZN観戦の際は試合前に書いています。

ベンチがひとり足りない……だと……

ノボリがいないこと以外はベスメンかな。
いやー、思わぬアクシデントって感じですね……多めに選手連れてってることも多いけど、帯同させるリスクと帯同させないことで人数が足りなくなるリスク、どっちのリスクを取るかって話なんだろうな。今回はこうなっちゃったけど、まあ必要以上に連れて行かないっていうのもわかる。
怪我が重くないのを祈るばかりだねー。腰はね……怖いよね……

大弥くん、古巣対決だからスタメンあるかな?と思ったけどベンチスタートか。後半チャンスがあるといいなあ。
あとチャナのお仕事はちゃんと整理できているのだろうか。まずは規律に合わせるよりもやりたいようにやらせるのがいいようにも思うけど、にしても最低限はできないとな。チャンスよりもピンチを作ることが多い選手は印象が悪いもんなあ。

福岡は力こそパワーな選手たちがベンチ、だけどルキアンはスタメンかあ。むむ。ここをジェジエウがどれだけ止められるかなのかな……

2.試合感想

現地は雨予報もあったからか、かなり湿度が高そうでした。まとわりつくような湿気って、じっとしていても体力奪われるのよね。福岡側は特に療養明けの選手も多くて結構大変だったんじゃないだろうか。

湿気のせいなのか季節的になのか、芝があんまり状態よくなさそうでしたね。結構めくれたりつるつる滑ったりしていたのでやりにくいかもなと思いました。ノエスタほどではなさそうだったけれども、滑る芝って怖いよね。
この試合通してキャプテンのコンディションは少し心配で、序盤に膝の接触があったのと、結構激しく当たられていたのと、あとお腹を気にしていたりとか、心配なシーンもちらほら。顔色も悪かったし、疲労なのか胃腸系が弱っているのか、何にせよ1週間空くので少しでも回復してほしい。彰悟さんいないと確実にキツい。

序盤から積極的に試合を進められていたので流れは悪くなかったですね。福岡側のコンディションによるものもあるかもしれないけれども。
早速7分にマルちゃんのゴールで先制しましたが、まずサイドでのタッチがよかった。ダミアンが粘ってからの右でアキさんが受け、その後ろをミキくんが抜いたところにヤスくんがラストパス。抜けてきたミキくんがマルちゃんにアシスト。崩し方は完璧狙い通りだったはず。
ダミアンは得点自体はかなり減ってしまっているのだけれど、チームへの貢献度はものすごい高いよね。ダミアンがポストプレーできるからこそ周りが別のことに集中できるというか。日本代表で言ったら同じようなことができるのは大迫くらいよな。
あとこのシーンに関してはヤスくんのラストパスが素晴らしかった……ヤスくんは本調子ではなさそうだったけれども、このラストパスはその他のよくなかったプレーの印象薄れさせるくらいには美しかった。こういうのを求めているんだ、ヤスくんには。平均点が高いのは正直当たり前で、さらに輝くものがあるからこそ代表チームの目が止まる選手になると思う。無難な選手で終わってほしくないし、終わる選手じゃないとも思ってる。

逆にチャナは空回っている感じがどうしても抜け切れなくて、ノボリが急遽不在になってしまった影響も多少あるとは思うのだけれど、良さが出せず欠点が露わになり、マイナス評価にならざるを得ないパフォーマンスでした。ヤスくんのようなキラッと輝くプレーがあればまた評価は違ったんだけれど。
前回とあんまり変わってないのは敢えて変えなくていいっていう話をしてるんだと思うんだよな……さすがにチャナはそこまでサッカーIQ低い訳じゃないし、前半戦はああいう動きしてなかったと思うので。あとピッチ上で彰悟さんもアキさんもかなり指示を出している風だったので、多分「動いていいんだけどそうじゃない」っていうすり合わせをしていたのかなあっていう想像。
アキさんの時みたいに憲剛さんもいなければリョウタもいないし、ピッチ上でヘルプできる余裕がチームの中にないから結構しんどいよね。期待度が高かったからこそのみんなの不満だとは思うけれど、チャナが他の選手にないものを持っているっていうのはJサポならみんな知ってることだし、あまり本人も周りも焦らず待ちたいわね。

と、なんとなく流れに乗り切れない中、まさかの失点。直接的にはジェジエウのところで止められなかったのがまずうーんってところなんですけど、その前のクロスのところ。ちょっと寄せが甘かったんだよなあ。一番近くにいたのはマルちゃんではあるのだけれど、マルちゃんにそこ守備してよっていうのも……違うような気がする。
チャナのところもだけど、ちょっとずつズレてスペースができちゃうっていうのは今節に限らずの課題だとは思うので、もう少し守備の整理ができたらいいのかなあ。味方同士で被るの何度も見てるし、バタついている感はまだ否めないね。
それはそれとして柳のクロスはドンピシャだったしやっぱり決めるべき時に決めるのが山岸よね。福岡は筋肉とは別にそういう強さがある。

せっかく先制したところが振り出しに。とはいえ、思っていた程試合のペースは上がらなかったし、相手は手堅いくらい手堅く慎重に来ていたので、ボールを繋ぐよりも外に出してこちらのマイボールになるチャンスが多かったのですよね。その分ピンチが少なかったのはラッキーだったのかなとは思いました。こういうところにコンディションの差が出ていたのかも。
そして、これから先の連戦ではこうはいかないだろうなとも思いました。連戦はまた正念場だなあ。

このままずるずるいっちゃうかなーとチラッとよぎったのですが、失点シーン以外は結構上手く逃げてるところもあって。ルキアンが持った時はやっぱり怖かったけどね。キャプテンやジェジエウがすごく目立った覚えがあんまりなくて、攻撃し続けたことが結果的にピンチを作り過ぎず逃げられた理由かな、とは思っています。印象に残っているのはダミアン、アキさん、あと健人くんとかミキくんかな。攻撃的な選手の印象がすごく強いので。

そして前半終了間際、アキさんのクロスから頭で競り合ったダミアン、からのこぼれ球に足を当てるマルちゃん。入ったのはラッキーだったけれどゴールまで迫れたのは必然という崩し方。しかしアキさんのクロスが絶妙だ。
この競り合いでダミアンが負傷交代という対価の大きいゴールになってしまいましたが……とにかく大事ないことを祈るばかり。ハーフタイムまで10人で頑張るかな?と思ったけどアディショナルタイムが長くなりそうだったこともあってすぐ悠さまを投入。そのまま時間を使い切って後半へ。

後半からはチャナに代えて大弥くんを投入。思いがけずプレータイムが多くもらえた大弥くん。やっぱ守備がどうしてもね……まあでも、前半だけっていうのは元々想定はしていたかもしれない。福岡は堅守のイメージ強かったし、前半で試合を決め切りたかった意図はあったかな。

後半、福岡は外国籍選手を投入してギアを上げてきます。もうね、物理的に力で押されるのはすごく苦手。どの戦い方がいいとか悪いとかではなく、単純に身体の作りが違うんだから正面からぶつかられたら不利に決まってるよね。疲れが出てきたタイミングでパワーのある選手が来るとシンプルにしんどい。ちょっとバタついた感ありましたね。
ダミアンから悠さまに代わったことで組み立て方もちょっと変わったしね。

お疲れからかミスの増えてきたヤスくんに代えて、車屋先生を投入。この交代はちょっと予想してなかったけど、ヤスくんを下げたのはわかる。あと先生はボールをしっかり効果的に持ち出せるのも強いよね。

ソンリョンがボールをキャッチしマイボールにしたところからまたチャンスが生まれます。彰悟さんが最終ラインでボールを受けると大きくサイドチェンジ。蹴った勢いでするっと転んでたけど、滑りやすい芝でも正確なフィードを出せるのは本当すごい。キャプテンは他のスタジアムでもロングフィードの時は結構つるつるこけてるんだけど、蹴ったボールがミスになったことほとんどないんだよね。安定感。
右で受けたのはまたしてもアキさん。しっかり見ていつも通り上げたクロスを頭で合わせたのはマルちゃん!ぬおお……!キャリア初のハットトリックをここで……!!!
しかしアキさんのクロスはまたしても練習通りのやつやないか……最高か……

1-3になったところで一瞬ピンチはあったものの持ちこたえると、大弥くんがボックス内に持ち込んだところで相手選手が手をかけてしまいPKに。大弥くんのシャペウ巧かったなー。危なっかしいところも多いんだけど、こういう勢いのあるチャンスメイクは大弥くんの持ち味だよね。多分チャナにもこういう個性の出し方を望んでるんじゃないかなと思う。
そしてPKとなったファールがDOGSOに当たるという判定で一発レッドに。ファールとしては強すぎはしなかったと思うけれど、抜かれた時点で焦っちゃったかな。個人的には11vs11で試合を終わらせてほしい派なので一発レッドは残念なんだけど、まあ仕方ないな……
PK、悠さまが蹴るかなあと思ったけどアキさんがキッカーに。なんていうか、ここで譲らないところがまた、アキさんのメッセージ性が溢れていてなあ。本当、悠さまには悠さま自身の力でゴールを奪ってほしい。
そもそも普通に大弥くんが蹴ってもよかったんじゃないかとも思うけども笑、大弥くんもしっかり崩しからゴールを獲ってほしいなあ。
もちろんしっかり決め切って1-4。10人になってこの点差ではほぼ勝負は決していたようにも思いますが、サッカーは何が起こるかわからないからね。

攻撃を続けることで結果的に相手の攻撃を防ぎ続ける形になります。攻撃は最大の防御である。今季のリーグは勝点差があまりないこともあるし、サッカーは何が起こるかわからない、ということを選手たちが一番よくわかっています。福岡側もカウンターを狙ったり必死にボールを追ったり、1点でも多く得点するために狙い続けていました。
しかし、最大のピンチもソンリョンがシャットアウト。あれ決まってたらまたわからなかったわね。こういうところで止め切れるのがさすがの守護神……

試合のクローズに、アキさんとマルちゃんを下げてやまむーと瀬古くんを投入。やまむーと瀬古くん……?システムどうなるのこれ?
結果的にやまむーがボランチで瀬古くんがアキさんのいた辺りに入ったのかな?ちょっとわからなかったけど、最後まで防ぎ切ってそのまま試合終了。前半の流れ的にどうなるかと思ったけれど、マルちゃんとアキさんの活躍でふたを開けてみれば1-4。
今節に関して言えば、自分たちのやるべきことをやり続けた結果がそのまま表れたという感じですかね。それもそうだけれど、一番すごいなと思うのが、まだまだ足りないなと思えてしまうところなんだよね……伸びしろがまだまだありそう。面白くなってきましたぞ。

3.何度折れてもまた立ち上がれ

劇的勝利の後に劇的敗戦。気合いを入れ直すぞと思ったら天候による中止。何とも心が折られるような状況がずっと続いていて、結構観ている方もしんどいなあと思っていたのですよね。高く持ち上げられれば持ち上げられるほど、落ちた時の衝撃が激しいというか。選手も、いくら切り替えと言ってもダメージが全くない訳ではないと思うのですよ。

それでも、しっかり気持ちを切り替えて、足りないところがあったとしても勝ち切るというのがさすがだなと思うし、今シーズンの勝敗を一覧で見た時になんやかんや負けが少ないのもすごいなと思うのですよね。
一時期の圧倒的な強さはなくなったんだとしても、誰かが抜けたからとずるずると崩れていかないというのは普通にすごいことなんだろうな。チームとしての骨組みがしっかりしているんだと思う。

負けないチームも魅力だけれど、心が折れそうな時でも踏ん張って、折れたとしてもまた立ち上がる選手の強さというのは、すごく勇気をもらえるなあと実感しています。今シーズン特に、心が折れるような敗戦や敗退が多かった中、それでもこういう何度でも立ち上がる選手たちを観ていると、自分も頑張ろうって思えるというか。勝手に思ってるだけなんですけどね。

目の前の勝ち負けよりももっと大切なことがあると思っているし、その大切なものを失わない限りは結果がちゃんとついてくると思っています。焦らない。疑わない。自分たちのやっていることは間違っていない。そう信じ続けること。
諦めない気持ちが、いよいよ横浜FMに迫る結果を生み出している。あと一歩。あと二歩。手を伸ばせば届く距離まで来ました。諦めずに進み続けて、絶対に掴んでやりましょう。

4.今後の展望

決戦は続く。次節はホームで鹿島を迎えます。
鹿島は絢世が抜けてから勢いが取り戻し切れないとはいえ、地力のあるチームです。またしても岩政さんのチームと当たるというのが何というか、縁がありますなあ。
ここで鹿島に勝つことで、さらにもっとチームを勢いづけることができると思います。相性は悪くないし、外国籍選手と鈴木優磨をどれだけ抑えられるかかな。

我が軍はおそらくダミアンは間に合わないと思うので、ポイントはここをどうするか、かなあ。悠さまでいくのか知念を復帰させるのか……
あとリョウタが間に合うのかどうかもちょっと気になる。無理はさせないと思うけど観たいなあ……

相手がどこであれ、結局勝つしか道はありません。勝ち以外はどんどん頂点から離れていくだけ。
得点のための道は見えてきた。あとはそれを見失わず、追い続けるだけです。

試合結果
--☆-☆-☆-☆-☆--
福岡 vs 川崎F
1-4
得点者

22' 山岸 祐也

07' マルシーニョ
45' マルシーニョ
64' マルシーニョ
73' 家長 昭博
--☆-☆-☆-☆-☆--

圧巻のマルちゃんとアキさん。右と左の関係が理想形。



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