今も昔もこれからも、見せられたものだけが真実。/2022年J1リーグ第15節川崎F vs 湘南

2022年5月28日 01:37

どうも私です。
久々に筆が乗らない事案。というか、何を書けばいいのかをすごく悩みました。けれど「その時に感じたことを感じたままに書く」というモットーのもと、今回も思うままに書いてみようと思います。

さて、アウェイでの戦いからホーム等々力に戻ってきての1戦。勢いを取り戻しつつある湘南相手ということで前回のnoteで不安を口にしていた私でしたが、その不安が見事的中してしまうという形に。短い時間で失点に失点を重ね、0-4と文字通り惨敗という結果となりました。
いやそんなに予想通りに不安が当たってくれなくてもいいじゃない。つら。

今回は少し悩んだのですが、試合の流れを追う形ではなく、つらつらと感想を書く形にしました。
もう1度しっかり見返す苦行もさることながら、見返しても大きな気付きをもってnoteに起こすことが難しいかな、と思ったので。そういうのは分析が得意な方におまかせします。

いつもよりかなりネガティブで辛辣な内容になっているので、読み終わってもあまりすっきりできないかもしれない。すみません。

ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※現地観戦の際は試合後に書いています。

出場停止になった彰悟さんの代わりにやまむー起用、ベンチからやまむーがいなくなったところに高井くんベンチ入り。以上。
おお……全然変えないじゃん……
あと和季くんじゃなくて瀬古くんがベンチ入りってところも神戸戦とは違うところか。まあでも湘南相手に瀬古くんはめっちゃわかる。わかるよ。

う〜〜〜〜〜〜〜ん……あと出しじゃんけんはあまり好きではないのだけれど、前節のスタメンベースの方がよかったような気は未だにしますわね……だってそもそも蓄積疲労半端ないもんなあ。
監督だけのせいではないし、選手が悪いという話でももちろんないのだけれど、応用が利くメンバーがピッチ上にちょっと少ないんだよね。4-3-3が昨シーズン後半からあまり効果的ではなくなってきて、個の力と若い力で上回っていたところが、今シーズンはシステムでも個や若い力でも上回れなくなってきてしまったというのが苦戦の大きな要因ではあるように思う。
それでも勝点30獲ってるのがむしろすごいんだと思ってる。

ジェジエウがいたりリョウタがいたりすれば、無理をしてもらったり近くて実践的に教えてもらったりしながら慣れない選手や若い選手のフォローをしてもらいつつ育てて行くことがもっとスムーズにできるのではないかなあ、と思うのだけれど、物理的にできないことを嘆いても仕方ないのでね。
今の持ち駒を最大限活かすことを考えながら、試行錯誤していくしかありません。そういう中で新たな発見があれば儲けだなあ。

湘南側は大体予想通り、勢いのある選手そのまま勢揃いな感じ。谷くんはスーパーセーブもたくさんあったし代表から外れた悔しさもあるはずだし、気合い入るよねえ。
杉岡くんがスタメンなのも個人的には嬉しかったけど、ベンチに入っていた瀬川もこの前の退場劇があったのでよかったね、頑張れって気持ち。

2.感想

今節スタジアムに行ってニコニコできたのは新くんがメインスタンドで挨拶してレオくんがバックスタンドで挨拶して、ソンリョンのJ1通算200試合のお祝いでお子さまたちからの可愛いVTRが流れた後にレオくんがGKユニ着て出てきたところ。あとソンリョンがめっちゃめちゃレオくんにハグしてたところ。笑
試合始まる前までは私もずっとニコーってしてたんだよ本当……

最初の10分くらいはあまり問題なく観れてたと思うのですが、徐々に「アンマッチさ」が気になるようになりました。ダミアンがあんなにポジションを変えるなら（ボールが来ないから下がってきてしまうのだろうけれど）悠さまの方がハマるのでは？湘南のプレスはそこまでハイプレスに感じなかったので、闇雲縦ポンよりいつも通り繋いだ方が効果的なのでは？
疑問に疑問が重なる展開。そしてズルズルと相手のペースに巻き込まれ、イージーミスを繰り返してしまう選手たち。川崎Fのテンションが落ちていくのと反比例するように、湘南の選手たちが自信を持ってプレーし始めたのが見て取れました。

それでも失点しなかったのは、ソンリョンはじめ最終ラインで何とかしのいでいたことと、相手の精度が高くなかったことに救われていた面があります。この辺りは今までの経験値なんだろうな。ただ、オフェンシブに行く時に最終ラインが効果的だったかといえばそうでもなかった。
多分前半のチャンスで決めておくべきだったし、決めなければならなかった。選手たちは先制点を獲るために、どこか焦っているようにも見えました。

前半の出来を考えれば後半の失点は必然だったかなと。セットプレーはある程度事故的だったとしても、そこで続けて失点してしまったことで逆転の目もなくなってしまった。自分たちで自分たちの首を締めている感は試合を通じてずっとありました。
選手交代をしたりシステムを変えたりしたものの、好転には至らず。

後半、選手交代が続いて悠さまや天くんが入ってようやく落ち込んだ気持ちが平均値まで上がったかなと思いましたが、得点までは至らず。結果ホーム等々力で0-4という結果で終わってしまいました。

等々力に通い始めて4年目ですが、今まで観てきてここまでがっかりして、拍手を送る気になれなかった試合は初めてです。どんな時でも選手たちの後押しをしようと思って通い続け、実際そうしてきましたが、とてもじゃないけど今節についてはそう思えなかった。
それは、大量失点したこととか、試合がうまくいかなかったこととか、勝てなかったことが理由じゃない。そんなことで応援しなくなるなら2019シーズンにとっくにサポーター辞めてます。

プロとして、川崎フロンターレの選手として、守り続けていた矜持とか、スタイルとか、プライドとか、そういうものが全然感じられなかった。選手たちはそういうもののためにピッチに立っていると思っていた。
蓄積された疲労とか、無失点続きで張り詰めていた緊張感とか、キャプテンやリョウタやノボリが不在とか、もういくらでもあるんですよ。言われなくてもいくらでも察することができるんです。だって私はサポーターだから。今まで負けた試合でも、最後まで拍手を送って見送って来たんです。自分の行動を疑問に思ったことも1度もなかった。

それでも、私たちにとってだけでなく、サポーター以外の観戦する人たちにとっても、普段サッカーをあまり見ないスポーツニュースを観る人たちにとっても、見せられたものが全てだし、見せられたものでしか評価できないんです。
この試合を、負けたけどすごく見応えのある試合だったよ、負けても引き分けても絶対いい試合が観れるから、今度一緒に等々力に行こうよと友人に言えますか。私は無理だと思いました。だから拍手を送れなかった。
川崎フロンターレは勝てなくてもイベントがnot for meな内容だとしても、また来ようと思える試合をしてくれるチームだと思っていたからこそ、すごくがっかりしたんです。

誰が悪いのか、誰に責任があるのかと言われれば、多分全員が悪いし、全員が悪くない。責任を負うのは立場上監督だけれど、監督だけのせいでは絶対にない。選手は監督のやりたいことをピッチで表現できなかったし、監督やコーチ陣は選手たちがピッチでいいパフォーマンスができるようなコンディション調整をできなかったし人選ができなかった。
みんなが前を向いているつもりが、バラバラの方向を向いてしまっていたんだと思います。目が揃っていなかったってやつです。

私は川崎フロンターレが大好きだけれど、好きだからといって評価を甘くするタイプではありません。良いところは良いし、悪いところは悪いと言います。表現はすごく気をつけるけど。

けれど、私は川崎フロンターレが大好きなサポーターだから、チームに期待することだけは諦めない。拍手ができないような内容の試合を見せられた後でも、チーム状況が芳しくなかったとしても、それでもこういう時を、これよりもっと辛い時を乗り越えてきたチームだということを知っているから。だって私は、川崎フロンターレのサポーターだから。だから諦めない。

次こそは、今節送れなかった分の拍手も送れるような試合を。もっとワクワクさせてくれる試合を見せてほしい。

3.今後の展望

さて、次節はアウェイ京都戦。京都がJ1復帰した時からずっと楽しみにしていた遠征です。へへ。
チームは序盤に比べるとトーンダウン感はありますが、ウタさんの個の力もさることながら、チーム全体でハードワークのできるちょっと苦手なタイプ。監督はチョウさんだしなあ。あと神福元がゴール前にいるしなあ。
リーグ戦の連戦はこれで最後だし、リバウンドメンタリティ、ここで発揮してもらわなければ。

メンバーチョイスどうするかなあ。スタメンは少し変えるかな。とはいえ1日に天皇杯控えているので、そこに向けて変えないっていうのもありそう。
アキさんはさすがに友だちも家族も来るって言ってて外れるってことはほぼないと思うけれど笑。
今度こそ気持ちを入れ替えて挑むアウェイ戦。勝ちましょう。

試合結果
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川崎F vs 湘南
0-4
得点者

50' 町野修斗
54' 池田昌生
60' 町野修斗
61' タリク
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ていうかそもそも湘南普通に強いっていう話よ。