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今回も「読んで得るもの特になし!」朝井リョウ氏最新エッセイ「そして誰もゆとらなくなった」を読む

2022/8/8に発売された朝井リョウさんの最新エッセイ「そして誰
もゆとらなくなった」
を読みました。

朝井リョウさんのエッセイは、
第一弾「時をかけるゆとり」、第二弾「風と共にゆとりぬ」が好きすぎて。
絶対に売らない、捨てないと決めている本は、
自分が読めればどんな状態でもOK。
なので、お風呂でも読んだりするのですが、
2冊とも風呂持ち込み本になっています。

3作目の「そして誰もゆとらなくなった」も、
夫と共有のTimeTreeに発売日をぶち込んでおくくらい発売を心待ちにしていました。

さて、感想はというと・・・
相変わらず最高におもしろかった。
学ぶところがなにもないところが。(ほめてる)

ギャグマンガかな?というくらい、今作も笑ってしまいました。

前作「風と共にゆとりぬ」の帯に、
「読んで得るもの特になし!」
っいう推薦文がかかれてたんですよ(笑)

そんな本この世にある?って感じでしたが、
実際その通り!しかし、それが超いい!!!!!!

こっちは(いくら会社やめてせいせいしているとはいえ)正社員職手放して、フリーランスなんてなってしまったけど、果たして稼げるのだろうか・・・とか思っている、いまのところほぼニートな人間なんです。

7月末に会社辞めてから毎晩ベッドで、
不安→クラウドソーシングサイトとかみる→絶望・・・→不安(はじめに戻る)
という不毛な思考に陥りがちだったんですが、
このエッセイを寝る前に読むことでゲラゲラ笑えて、
「まあ、人生なんとかなるでしょ★」という謎の活力がわいてきて、
よく寝れるようになりました。
ありがとう朝井さん・・・。

エッセイ三部作の完結作という扱いですが。。。
朝井さんが崇拝するさくらももこさんのように、
これからもぜひエッセイだしてほしいなぁ~~と思っています。

ちなみに今回は「他力本願スマートハウス」で一番笑いました。
タイトル通り他人の力に頼りまくって家を引っ越したり、便利にしたりする話です。
おもしろい人だからおもしろいことが起こるのか、
おもしろいことが起きるからおもしろい人になるのか。
鶏と卵みたいですが、どっちなんでしょうか(笑)

ただただ、楽しいだけの時間を過ごしたいときにおすすめの1冊でした。
あ~おもしろかった。これも風呂持ち込み本に決定です。

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