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【限定無料公開】 10ヶ月でオタク女子が親の夢を捨てるまでの主役の話 その10

Day10


今日は「眼鏡を1人で選べない」というから、友達の眼鏡を買いに行くのに付き合った。


正直、あんまり行きたくなかった。
だって私自身センスがあるわけでもないし、寧ろない方だし。
私が選んで、明日他の人に「似合わない」なんて言われたら、その子が傷つくし、私も選んだの間違いだったかなって思うし。
ていうか、ぶっちゃけ責任負いたくない。


あとから文句言われても困るし、って思ってた。
でも、結局本気になって選んじゃって。
めちゃくちゃ似合うやつあったからこれが「1番似合うと思った」って言ったら、すごい笑顔で喜んでくれて。
そのあとは、「最後に決めるのは自分なんだよ」って言って、選択は託したけど、最後は私が選んだ眼鏡を買ってくれた。
うわ、ちゃんと選んで良かったって思った。

おりまさんとの面談で、私の中の選手と監督を"小1の祐里ちゃん"と"先生のゆうり"って立場に置くことにした。
だから、面倒くさがりな小1の子に、「適当にやっても良いことないよ。しっかりやったら結果も返ってきて、友達の笑顔も見られるんだよ」って教えられる経験が出来た。

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