見出し画像

【限定無料公開】30ヶ月でビビり大学生が初めて母に逆らって受験失敗するまでの主役の話 その44

Day44

今日は営業後に織真さんに飲みに連れて行ってもらった。
同じ地域でも、ターゲットが違うと、平日の夜でもお客さんは来るし、接客の仕方も違った。
私は今まで母という環境があったから今の大学に行けた。
怒られるのが怖いからやっていた。逆に言えばそこまで追い込まれないとやろうとはならなかった。
でもそれは自分の人生とは言えない。
環境がなくなっても自分で自分を成長させられる人になることが理想。
自分にスイッチ入れられるのも自分だけ。
でも1人じゃ自分で自分の首を絞めることはできないから、周りの人に助けてもらいながらやっていく。それが当たり前じゃないことも忘れない。

今ガルシアでやっていることは本当に難しい事だし、すぐにできることでもない。自分はまだ社会に出ない以上、今やっていることが本当に自分のためになるのか、リアルにはわからない。
だけど、もうあとは織真さんを信じて、本気でやるしかない。
それが社会に出たあとにブーメランになって返ってくると信じる。
自分のために。
そしていつかお母さんと向き合ったときに、あの時は辛かったんだと、しっかり言えるようになる。
まずは信じて、本気でやったる!!


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


今日はたかくんと営業。
20時半くらいまでお客さんが来なかったけど、そこから流れを引っ張り、目標売上も達成!4月残りわずか。下方修正したからには達成する!
最終日は自分が出勤なので、そこで結果を出せるよう、今から逆算して事前準備をしっかりする。
店内では昨日の織真さんとの話の共有をしたり、査定項目をもとに、残り1年でのガルスタの成長や、それに関する自分の教えることのかみ砕きをたかくんと一緒にやった。
自分は言葉をそのまま受け取ることはできるけど、わかりやすく自分なりの言葉にすることができない。ここでも思考停止してしまう。一問一答の問題しか解いてこなかったし、理解するにしても、説明文の言葉とおりに受け取る。
でも、それだとちゃんと理解したわけではないから、アウトプットする。わからなかったらわかる人に聞く。あとは、相手の立場になって考える。
あこさんにイベントのおすすめをしたんだけど、おすすめする前にイベントのチケットを買ってもらうまでのシミュレーションができていなかった。
とりあえず「おすすめいこう!」となって、すぐ体が動いてしまった。


前から考えて、その場その場で生きてしまうのは、ゴールがはっきりしていないから。自分はゴールが明確なほど動きやすくなることも考えて、
①ゴールを明確にする
②ゴールまでの計画を使ってゴールから逆算する
③その逆算いけるかシミュレーションして、落とし穴を見つける
④落とし穴を修正して、もう一回シミュレーションする
⑤後はそのとおりやる!
これを練習する。
この日記を書いてる今日は木曜日なんけど、木曜日は他の曜日より忙しいので、その中でもちゃんとじっくり日記に取り組めるように、スケジュールを立て直すのと、仕組みを作る。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

今日の授業中に、先生に指名されて、あることについて自分の知っていることを説明していた子がいた。
思ったのは、知っていることをちゃんと説明できるのはすごい。さらに、理論とか、頭だけでわかっていることを説明されるよりも、自分で体験したことをもとに話してもらえる方がもっとすごい、カッコいいと思えると思った。
まぁ、学問なんて頭で考えたり理論的なものばかりだから、比べるにはよくないかもしれないけど。


あと、今日は友達の誕生日会があって、そこは私のリーダー気質と行動力を活かしてケーキでのサプライズを提案し、それを利用して早速シミュレーションを練習した。
ケーキを出すまでに何が必要で、誰に何をしてもらって、電気も消したいから開催場所の友達の家はどんなつくりだったか、など、たくさんのことを考えなきゃいけなかった。
でも、そうやっていろんな要素を含めてシミュレーションを繰り返すうちに、頭の中でのイメージがだんだんはっきりしてきた。そうなればあとはその通りにやればいい。
ただ、初めてここまで自分が考えたことをやるという緊張感から、ろうそくの火をつけるときには手が震えた笑
実際にやってみて、ライターだと熱くてなかなか火がつかないとか、ケーキ運ぶ途中でろうそくの火が消えちゃったとか、ちょっとそたハプニングがあってまだまだそういうリスクを考えきれていない部分はあった。
だけどほとんどシミュレーション通りにできたし、目的である、友達にすごく喜んでもらうことはできたので、やってよかったと思った。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

今日は初めて織真さんと電話で面談した。
電話は表情を相手に見せられない分、対面よりも声での感情表現が必要だと思った。お店で接客するときは、視覚の方が相手にわかりやすいから、表情に気を遣ってきたけど、声でも感情を乗せることはできるし、大学の授業でも、抑揚もなしに話す先生はつまんないと思うし。


面談の内容は、
・やりたいことを書き出す
・インターンシップ先はトーナメント方式で決める
今まで自分はお母さんに怒られるからとか、こうはなりたくないからとかで、「やらなきゃ」ばかりだった。だから苦しい。
次は、自分の欲求を吐き出して、そして達成させるぞ!と言ってやったらいいじゃん?ってこと。自分のやりたいことを見つける、かなえる練習になるし、かなえられたら自分の自信にもなる。
やることは、大きな事でも小さな事でも、思いつく限り書いて、その中からベスト3をつける。その3つをかなえるゴールまでの計画を書いて、織真さんに見てもらう。1つは5月の一ヶ月中にやりきれるかどうかくらいのものにする。あまりに長期的なモノばかりだと、やりきった感がなくて、また途中で折れるかもしれなから。まずは一ヶ月やりたいをかなえる!


インターンシップは、自分の就職先を全然絞ってないから、たくさんある企業の中から決められなくて、相談した。
企業を見ていく中で、自分の感情に敏感になって、ちょっとでもいいなと思えたものがあればそれをマークしておく。そして絞るときに、2択で比べて、どっちがいいか勝敗付けを繰り返して、最終的には3つくらいにエントリーする。
自分は目標が見つかれば動ける。社会で働く様子を少しでも知れば、大学卒業後の働く上での目標も決めやすくなる。
仕事に対する価値観とか、自分の使命を見つけるためにもとにかく行く。行動力を活かす。
よしくんとはイベントの事前準備の話をしたけど、まずはイベントに関する情報収集ができていなかった。お客さんとか、タイムスケジュールとか。
それがないとシミュレーションもできないので、わからなければわかる人に聞く。人に頼る!

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

今日はドマナタイプの友達とご飯に行った。
明日の占いに来てくれるよう声をかけていたので、これでちゃんと時間までおさえようと思ったのと、この子と会話を楽しむために、自分もマナを意識してスイッチ入れて行った。
自分一人ではなかなかどこかに行くとかできない子だから、結果として占いにも友達を連れて来てくれることになった。
自分は結構単独行動しちゃうから、誰かと一緒じゃなきゃムリという寂しがり屋な部分がある人もいるんだと思った。
この子と話していて思ったのは、本当に感情表現豊か。一緒に話しているこっちも楽しくなる。それにずっとしゃべってくれるから、こっちがたくさん話さなくても、リアクション取って、ちょっと言葉挟めば、会話が成り立ってる。自分の得意なこと以外は話さないひろタイプの自分が、マナタイプとつるみやすくなるのはこういうところからかなと思った。
この子も見た目がふっくらしている子で、やせたいやせたい言ってるけど、でもやっぱり食べる幸せを取る!と言って、めっちゃパフェ食べに行ってる笑
まさにマナタイプ!と思った。
すごいコミュ力あるし、会話の勉強になった。
ずっと表情出して、リアクション取り続けるのは疲れるけど、やったる!

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

今日は4月最後の出勤で、初めてのイベントだった。
イベントのシミュレーションをしていて、情報の大切さを感じた。お客さんのことや前回の様子など、必要な情報、参考になる情報はたくさんあった。
今回、イベントをシミュレーションしたときは、定量と定性の目標をまず確認した。次にお客さんについてやタイムスケジュールなどの情報をよしくんから教えてもらった。そして、目標に合わせて、情報をもとに人の動かし方、自分の接客方法、必要なモノなどを考え、シミュレーションした。


営業中はそのシミュレーション通りにやりきることを考えて、視野を広く、行動していった。ひろタイプの人とかもいたけど、やることが明確だから、びびらずに会話に挑戦することができた。ほんとにできるか、できないかじゃない。やるか、やらないか。っていうことだった。
今まで店内でやりきったとは言えていたけど、今回は店内に入る前から終わった後の振り返りまでやりきったと言える!
イベント数日前から考えて考えて、120%で接客できるように自分のコンディションにも気を遣って、テンションも上げた。営業中は常にマナタイプでいったから、表情も話し方も全力。まじで疲れた笑!途中、頬の筋肉が痛かった笑


そしてD(実行)したからにはC(評価)ということで、終わった後にはよしくんと振り返り。1日が長かった。
まだまだシミュレーションを始めたばかりだから時間がかかるし、エネルギーの注ぎ方も大きいからより大変だけど、その分試合になればここまでやったんだからと自分の自信になった。
試合中は目標に向かって、やると決めたことを必死にやるだけ。120%だった。やっぱり自分は目標が明確であればあるほど、動ける。気持ちもどうしたらいいんだっけと迷ったり不安になることもなく、ずっと前向きだった。
終わったら、自分ってここまでできたんだ、やらないだけだったんだ...!と気づいたし、もうやりきった!ほんとお疲れ!とも思った。だからこそ、自信も得られた。


イベントを通して、やりきる、全力、ということを実感できて、理解できた。
この機会を得られたことに感謝です。ありがとうございました!
そして、イベントに来てくれた友達みんながすごく楽しんでくれました!ガルシアも気に入ってくれたし、新しい友人関係を作るきっかけになっていました。サービスもありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?