【限定無料公開】 30ヶ月でビビり大学生が初めて母に逆らって受験失敗するまでの主役の話 その10
Day10
今日は常連さんの誕生日会で、前回の誕生日会での失敗を取り戻そうと思った。
だけど、そのプレッシャーから力んでしまい、表情も硬くなったり、気持ちも落ち着いていなかった。
お客様が半分くらい揃ったあたりから、荷物置き場への誘導や飲み物を聞く必要があるけど、お客様が来るタイミングはばらばらだし、お会計の様子を見て声かけなきゃいけないなどと混乱してきて、視野も狭く、お客様をコントロールすることができなかった。
自分の中で考えていた、あのお客様にはあれをして、また違うお客様にはこのタイミングで声をかけるなどの順序に、たかくんからの指示を受けてまたやることが増えたとき、自分の中で整理できずついていけなくなってしまい、焦った。もう少しで前回のようなパニックになりそうだった。
ただ指示を受けるだけじゃなくて、自分は次何をするとか、今の自分の状態からついていけてないことをたかくんに伝えたうえで、自分の行動を決める必要があった。
そのあとは一回外に出て、織真さんにたかくんも気合が入っていること、自分のことを伝えなくちゃ周りの人はわからないということを言われた。また、今まで何もしてこなかったわけではなく、前回よりも成長しているんだと思い、冷静になることができた。
そこからは、飲み物や食べ物の空きを見つつ、気遣いをすることができ、結果としてもお客様に満足してもらえたと思う。
たかくんには、飲み物があとちょっとという人に先に次のやつ聞いたり、お客様の中でも誰に指示を仰げばいいのりょうど、気遣いのやり方も教えてもらった。
事前にシミュレーションをしておくことと、プレッシャーに対してもっと気持ちを落ち着かせておくことの必要が自分にはあることも知ることができた。
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