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ESで悩んでいる人へ。21卒就活経験者がオススメする、とりあえず意識してみて欲しいESの書き方。

私の就職活動において、最初の関門として立ちはだかったのが、ESと呼ばれる「エントリーシート」でした。自分の強みや弱み、志望理由、学生時代に力を入れていたことなどの項目について、文字で自分を表現します。そこで、どれだけ相手に自分の魅力を伝えることができるのかは、書き方によって大きく変わってきます。

私も就職活動を始めるまで、こんなにちゃんとした書類を書いたことがなかったので、どう書いたらいいかわからず、たくさんの人に相談していました。

そうやって色々な人に助けてもらっていた中で、たくさんのアドバイスをもらったので、今回は私が大切にしていたポイントを、まとめて隠さずお届けします。

1.結論ファースト

(1)結論ファースト

これを実践していない人は、絶対に実践してみてください。
「最初に結論から述べる」ということなのですが、確実に押さえておきたいポイントです。

ただし、ただ結論を最初に持ってくればいいのではなく、「何を結論に持ってくるのか」がとても重要になります。

例えば、「学生時代に力を入れていたこと」に対する結論として『アルバイト』とするのか『幅広い世代との適切なコミュニケーションの取り方』とするのかで大きく変わってきます。
どういうことかと言うと、この場合、学生時代に力を入れていたことは、『幅広い世代との適切なコミュニケーションの取り方』の方で、それに関するエピソードとしてアルバイトでの経験を紹介した方が魅力的な文章になるんです。

1文目の結論で、読んでいる相手の気を引けるような文章作りを意識してみましょう。

2.自分を採用することの企業へのメリットを述べる

二枚目

企業において採用は、人への投資です。なので企業側は、企業への貢献度が高い人をもちろん優先的に採用したいはずですよね。

そう考えると、「貴社に入って〇〇がやりたい」「貴社に入れば〇〇ができると思った」ということにだけ触れている人よりも、「自分の〇〇な能力を存分に生かして、貴社に貢献したいと思った」というような文章を入れている人の方が、何枚も何枚もESを読んでいる人事の人に、アピールが伝わりやすいです。

自分が採用側になったと考えた時に、「この子は自分のことだけではなく、会社のことまで考えてくれそうだ」と思えるような内容にできると良いのかなと思います。

3.キャッチコピーをつくる

(3)キャッチコピー

色々質問項目があるESを何十枚も何百枚も読んでいる企業の人に、一瞬でも興味を持ってもらえるかどうかは大きな勝敗の分かれ目だと私は思っています。

そこで私が意識したのが、キャッチコピーをつくるということでした。
キャッチコピーと言ってもそんなにすごいものではなく、興味が惹かれるような、その言葉だけでなんとなく伝わるような、短い言葉を作っていました。
そうすることで、ありきたりな言葉で述べるよりも、印象を残せるんじゃないかなと思います。

例えば、私の就活の軸の1つは「当事者意識を持って働くことができる」だったのですが、これを私は『脱お客様感覚』と言い換えて、後から補足説明を加えていました。

ESで書いた内容について、実際に面接で言及されることもあるので、自分で作ったキャッチコピーについての補足説明や、エピソードも一緒に考えてみてください。

このように、一言で自分を表して、それを結論ファーストとの合わせ技で使えば、より読み手が、読み進めたくなる文章が書けるのではないでしょうか。

さて、今回は私が実践していたESを書く上でのポイントを紹介しました。
最後に、自分で完璧だと思えるESが書けたら、是非、周りの信頼できる人に読んでもらってみてください。
どんなに自分では完璧だと思っていても、自分が持っていない視点を他人は持っているものです。貰ったアドバイスを受け入れるか受け入れないかの最終決定は自分で下せばいいので、とにかく第三者に読んでもらうことをオススメします。

ここまで読んでくれた方が、思いが伝わるESを書けて、面接に進めることを祈っています。
そして、面接に進めたときは、下記の記事も合わせて読んでみてください。


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