“プロコーチ独立”を助けた本、5冊ほど。
こんにちは。
この記事に目を通していただき、ありがとうございます。
私は、キャリア支援事業を運営している大坂谷(オオサカヤ)です。
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先日、あるクライアントさんより質問いただきましたので、今回は「私の“独立”を助けた本、5冊」を記録していきます。
しかし、私が独立に向けて読んだ本は100冊を越えるため、以下のフィルタリングをしてピックアップしてみます。
前提として、過去にご紹介してきた「コーチング習得オススメ本」の内容と「独立起業」に求める本の内容は全く別物だと思っています。
・コーチングのおすすめ本について書いた記事
コーチング習得においては「理論」「スタンス」「スクリプト」などが大事だったりします。
独立起業においては「具体的なやり方」が大事だったりします。
このため「何をどうしたらいいか?」が明確に書かれている本が有り難いです。つまり「それだと上手くいかないからこうやって!」とメンタリング、コンサルティングしてくれる本です。
今回ご紹介する本は著者が海外の方なので言い回しや表現にややクセのある本ばかりです。 好みも分かれるかと思うのであくまで参考までに見ていただければと思います(各書籍のURLは最下部にも載せています)
では早速ご紹介しています。
|1冊目
ブランディング、営業戦略、ウェブ集客、商品設計など、独立起業に向けて必要なことは一通り書かれています。
各項目ごとに、ブランディングに必要な要素はコレとコレ。そのために考えるべくことはコレとコレ。と具体的に道筋を立ててくれます。しかも、ワーク形式になっているので書き込んでいくだけで自分のサービスや強みが言語化されていくという素晴らしき一冊です。
特に、私が衝撃を受けた(というか、当時は受け入れ難かった)項目は、チャプター1の『入場制限ポリシー』です。 この中には「 価値のない顧客は捨てるべし」と書かれています。読んだときには「顧客を捨てる!?・・・ヒドい」と思いました。
しかし、
読み進めてみると「誰に提供しないかを、事前に決める」 という趣旨の話でした。独立してわかったことですが、 これは非常に大事なコンセプトです。 結局、サポートできるクライアント数には限度がありますし、 すべての人に価値提供することができません。
実際、今でも「コーチングを受けたい」と問い合わせをいただく方の3〜4割ほどはコンサルティングやカウンセリングなどの別のサービスをオススメしたり、他社のコーチングサービスをご紹介しています(結果、お互いにとって良かったりします)。
ちなみにこの本は、ダイレクト出版(担当者が英語版を読み、実際に成果が出た本だけを翻訳&出版する出版社)のものです。
ここの出版社の本は、すべて90日以内であれば返金してくれるので「まずは読む(ダメなら返す)」で良いかと思います。
海外の事例なので、自身のサービスに落とし込むにはカスタマイズが必要ですが、ストレートに「こうしなさい」と言い切ってくれているのは有り難いです。
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|2冊目
この本の『秘・人脈活用術』というタイトルは怪しすぎますし、海外の本特有のストレートな表現(「儲ける」「稼げる」「宝の山」などの表現が多い)はちょいちょい気になります。ただ、中身はちゃんとしています。
独立前後は、ウェブ集客とかが育っていなかったりするので、繋がりや紹介なんかで「自分の持つサービスを必要としている人」を足で探す必要があります。
そこで大事になってくるのが「人脈」です。
特に、チャプター11に書かれている「紹介思考」の考え方は、頭の片隅に入れておきながら過ごすだけでも、自然に自分の繋がりたい人と繋がれるようになります。もっと言うと、自分のサービスを必要としてくれるような人と出会いやすくなります(ただし大前提として、ただただその人の役に立ちたいと思って人脈を築いていくことが大切です)。
また、集客云々は抜きとしても、ここに書かれてある人脈術を使えるようになると、周囲との関係性はよりよくなります。
こちらもダイレクト出版社の本なので、やや単価は高いものの「90日返金保証」があるので「まずは読んでみて気に入らなければ返品する」で良いかと思います。
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|3冊目
紹介しておいてなんですが「1億稼いで感謝される…」。
これもまた、なんともインチキ臭いタイトルですよね…
実は、私も独立前に起業家の知人に進められ(お酒を飲んでいた)勢いで買ってみたものの「タイトルがちょっとなぁ」と思い、半年以上も放置していた本です。
しかし、思い立って読んでみたところ、すっっごくいいです。
「①」と少し似ていますが、 こちらの本は『独立起業の講座』を受けているような感覚になる1冊です。 ただ情報を与えるだけではなく一緒にワークをやって考えさせる仕立てになっています(ワークの実施はマストです)。ちなみに私は、独立後も当時書き出したアイデアをたたき台にしてサービスづくりなんかをしています。
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|4冊目
この本を読んでいると「あー、そういうことあるわ」「確かに買ってたな」と思います。単純に読み物として面白いです。
その上で、商品作りや情報発信のスパイスになります。
海外特有の奇抜なアイデアもあるので、そのまま使うというよりもエッセンスを抽出して自身の商品や情報発信などに反映させるのが賢い活用方法だと思っています。
マーケティングは「買わせる技術」だと考える人も少なくないとは思いますが、個人的には「商品を正しく理解してもらい、必要な人に必要なだけ届けるためのスキル」くらいに思っています。この本はその一助になってくれる一冊です。
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|5冊目
【ザ・ローンチ】
変なジャケットの本ですが、中身はまともです。
この本は「自分の商品をどのように発信していくか」ということに焦点を当てた本です。 このため、自分の商品が既に決まっていて、かつ、ブランディングも定まっている状態で活用できる1冊になります。
商品を世の中に発信するタイミングは本当に奥が深いなと考えさせられる1冊です。そして、 その発信方法も「ただ商品ができました」と発信するのではなくて少々こだわって発信することで興味を引いてもらいやすくなる工夫も載っています。
私の場合は大きなコンテンツを作って商売をしているわけではないので「 自分のサービスを発信するときには、これだけはやっちゃいけない」と言う点だけ押さえて活用しています。
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他にも、独立後に読んだ本なので上記5冊からは外しましたが「 独立前に読んでおいたらより良かった」と思える本も1冊紹介します。
|オマケ1冊
この本はここまでご紹介したような海外の著者ではなく日本の方です。しかしジャケットはなかなか個性が際立っています。
マーケティングの勉強にもなりますし読み物としてもめちゃくちゃ面白いです。 マーケティングの本と言うとなんだか難しそうな感じがしますが、「合コン」や「就活」で例えてくれているのでわかりやすいです。
ちなみに、目次も個性的です。
例えば「第二章:性欲をエネルギーに変えて商品力を高める」 もはや意味不明ですが、 めちゃくちゃ興味をそそられます。まさにマーケティングですよね。
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|読むより大事なこと
ここまでお勧めの書籍5冊を紹介させていただきました。
月次な表現ですが、大事なことはアウトプットであってインプットではありません。一気に全て読もうとせず、ちょこちょこつまみ食いしながら実践しつつ、自分にあったやり方を見出すことが大事だと思っています。
|まとめ
おすすめ書籍5+1冊と、その概要についてご紹介させていただきました。
今回ご紹介した本のポイントをまとめると以下のようになります。
以上!
|今回紹介した本
1,日本人の知らなかったフリーエージェント起業術
http://directlink.jp/tracking/af/1520328/Du1Heq3S/
2,マル秘・人脈活用術
http://directlink.jp/tracking/af/1520328/uQExosuz/
3,人助け起業〈ミリオネア・メッセンジャー〉
https://amzn.to/3OdX2En
4,脳科学マーケティング100の心理技術
http://directlink.jp/tracking/af/1520328/Lcij7go5/
5,ザ・ローンチ
http://directlink.jp/tracking/af/1520328/xWfgTSh1/
6,ブスのマーケティング戦略
https://amzn.to/3OeU2aF
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