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ワタクシ的、巨大タケノコのアク抜きの記録【食えるかどうかはアク抜きしてから考えよう】【覚え書き】



熊の手かと思った

五月某日夕刻、夫が米袋を抱えて帰宅しました。
中を覗き込んでビックリ!
毛むくじゃらの何かが二つ入ってます。

熊の手じゃん!!
ぎゃーと叫びかけたところ、夫が一言。

「でっかいタケノコもらった。」

で、でかい…。
で、でかい…(二回目)
タケノコの左側にあるのは30㎝の定規。
ちなみに本物の熊の手は見たことありません。

どこまで皮を剥けば良いの?

どうも夫の実家で大量のたけのこをもらってしまったそうで、それのおすそ分けらしいです。

スーパーで売ってるサイズのタケノコだったらあく抜きをしたことがある私ですが、こんなに巨大なタケノコは調理したことがありません。
いや、そもそも、こんなに大きいと、うちにある一番大きい鍋に入らないです。

そもそも大きいタケノコは固いとか聞いたことがあるような無いような。

うーん、どうしようか。

タケノコのあくを抜くときは皮をはがないと聞きますが、皮を剥がないとうちで一番大きいお鍋に入れることも出来ませんので、ちょっと豪快に皮を剥いていきます。

あ、なんかこういうの見たことある。
大アリクイだ。

大アリクイに何となく似てる。

気持ち程度に皮を残してみました。

少し根っこのぷつぷつが残ってる部分はどこまで食べられるのか、見当もつかないので今回は気前よく切り落としてしまうことにしました。

お鍋に入らないからさ…。
ごめんよ。
サヨナラだよ…。
写真に写ってるのが、うちで一番デカい鍋。
何回か鍋に切ったタケノコを入れてみて、入りきらなかったので、少しづつ小さく切っています。
左側の輪切りは、切り落としてから捨てるのが惜しくなってしまった箇所。

今回は上の写真の左に写っている輪切りにした個所と、下の写真のタケノコのあく抜きをしていきます。

随分小さくなっちゃったな。
しかしながら、これでもまだ十分に大きい


ワタクシ的巨大タケノコのアク抜きの記録【食えるかどうかはアク抜きしてから考えよう】


【用意したもの】
・頂き物の巨大タケノコの外皮を多めに履いだもの(グラム数測り忘れ)
・米ぬか…1カップ
・鷹の爪…1本
・水…タケノコが全部かぶるくらいの量

※本来はタケノコのあく抜きをするときは外皮は剥かない。
※タケノコの先端を数センチ斜めに切り落とす。
※斜めに切り落とした個所に1~2㎝くらいの切り込みを入れる。

①タケノコが全部入るような深い大きい鍋を用意する。
タケノコ、タケノコが浸るくらいの水、米ぬか1カップ、鷹の爪を鍋に入れ、鍋を火にかける。

②沸騰したら落し蓋をして弱火で二時間ほど茹でる。
私は落し蓋を持っていないので、大きいお皿を落し蓋の代用品として使いました。

火にかける前。

③2時間ほど茹でたら火を消して、落し蓋をしたまま涼しい所に一晩おいておく。


落し蓋と蓋をして、翌日まで。

そして、アク抜きの終わったタケノコ達がこちら。

すっかり小さくなってしまいました✨

少し切って食べてみると、良い感じにあくが抜けていました。

タケノコの水煮の保管方法

あく抜きをして、すぐに使わないタケノコは、タッパーや保存袋に水道水と一緒に入れて毎日水を新しいものに入れ替えると冷蔵庫で1週間ほど保管できるそうです。

大量にあると、一気に使えませんものね。

大量のタケノコで何を作りましょうかね


まずは定番のタケノコご飯。
今回は鶏の胸肉も入れました。

切ったタケノコと鶏むね肉と白米と水と白だし(パッケージの炊き込みご飯の分量通りの量を使用)だけでこんなに美味しいの、すごく幸せ。

タケノコご飯にしたり。

あと、やっぱり安定の煮物。
筑前煮ってタケノコが入ってる煮物のことを指すのかと思ってたんですが、油で炒めてから煮る調理法が『筑前煮』なんですって。
知りませんでした💦

煮物を作ったり。

タケノコの上部のぴらぴらした個所は姫皮というそうなんですが、おかか醤油で和えたり、梅肉で和えたりして美味しくいただきます。
姫皮は梅肉和えとおかか和えにしました。

タケノコの姫皮を梅肉和えにすると美味しいのを知ったのは『天才柳沢教授の生活』という漫画です。

私のレシピの数々は過去に読んだ漫画の作品群のよって作られているのです。

あと中華ちまきも作りました。

ちまきは半日かかりで作ります。
タケノコも入って、美味しいちまきでした✨

こちらは調理工程の写真も撮影したので後日別記事にてご紹介します。

タケノコが大きいからといって、固いとは限らない

今回アク抜きをした全てのタケノコを食べつくしてから少し気にかかってることがあります。

今回のタケノコは、根元の方もあまり固くなく美味しく食べられましたので、最初に切り落として捨てた部分が多すぎたんじゃないかと。

後日姑さんにお会いした時にタケノコのお礼を言って感想なども伝えたところ、姑さんも自分であく抜きをしたものについて「柔らかくて美味しいタケノコだったよね~。」と言っていたので、あのサイズのタケノコの根元はどれくらい捨てるのが良いのかを聞いてみたところ「あく抜きしてみて、固い所から捨てた方が良いと思うよ~。」と。

私が今回切り落とし、あく抜きもせずに捨ててしまった分量の説明をしたら
「ちょっと、もったいなかったかもね~。食べられる場所だったかも。」と。

なんてこった。

もし次回、今回のような巨大なタケノコのあくを抜く機会があったら、もう少し多めに残してあく抜きしようと心に誓う私なのでした。

今度大きいアルミのお鍋を買っておこう。

以上

ワタクシ的、巨大タケノコのアク抜きの記録【食えるかどうかはアク抜きしてから考えよう】

でした。

【次回の為の覚え書き】


・タケノコは乾燥して保管する方法があるらしい。
・タケノコのアク抜きは重曹でもできるらしい。

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