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【ISMAR2022に参加】Demonstration of Trajectory Presentation of Conducting Motions Using Tactile Sensation for Visually Impaired

はじめに

こんにちは、杉浦裕太研所属のM1の上田雄斗です。
10/17-21に開催されたThe 21st IEEE ISMAR 2022にて ”Demonstration of Trajectory Presentation of Conducting Motions Using Tactile Sensation for Visually Impaired”というタイトルでデモンストレーション発表を行いましたので、その報告をさせていただきます。

研究の概要

研究概要に関しては、以前の記事で紹介いたしましたのでこちらをご覧ください。


当日のフィードバック

デモに参加してくださった方々からいただいたフィードバックは以下のようなものがありました。

  • 指揮の軌道以外の情報をどのように提示するか

  • 振動が演奏に与える影響

  • 今後の研究課題について

特に、指揮の軌道以外の情報をどのように提示するかについて、様々な議論がありました。指揮者は拍を提示する以外に、音量の大小や表現を伝達することや、特定の演奏者にキューを出すことなど、様々な情報を演奏者に伝達しています。実際の演奏に応用する際に、視覚に障碍のある方にとって、指揮の軌道以外のどのような情報が提示されたらよりよい演奏補助につながるか、今後の研究方針を定める上で大切な議論ができたと思います。

感想

国際学会に参加すること、デモ発表を行うこと、の両者が初めてだったので、刺激だらけでとても貴重な経験となりました。デモ発表は、他の発表に比べて特にインタラクティブな発表形式なので、デモを行いながら研究について濃い議論が行えたのではないかなと思います。また、自分の研究について様々なリアクションがもらえたことは、今後の研究に対するモチベーションにつながりました!

シンガポールの気温は常に30℃近くあり、熱帯雨林の植物がとてもきれいでした!また、シンガポールのごはんは、チキンライスやチリクラブをはじめとして、どれもとても美味しかったので、また機会があれば行ってみたいと思うくらい素敵な国でした!


会場からの景色
チリクラブ


発表文献情報

Yuto Ueda, Yuta Sugiura, Demonstration of Trajectory Presentation of Conducting Motions Using Tactile Sensation for Visually Impaired, 2022 IEEE International Symposium on Mixed and Augmented Reality Adjunct (ISMAR-Adjunct), 2022, pp. xxx-xxx, doi: xxx.

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