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ライブ感想【BUMP OF CHICKEN - Sphery Rendezvous 2024.09.08】

※ゴリゴリのネタバレです。ご注意ください。
   トークのタイミングやニュアンスはうろ覚えです。


2月ぶりのBUMP OF CHICKEN!
Iris発売おめでと〜!の気持ちを抱いて埼玉へ向かう電車に乗り込んだ。

会場は初めて訪れるベルーナドーム。
西武ファンの姉から「クソ暑いから気をつけろ」という助言を得て、日傘水分塩分を完全装備。
今回の物販でようやくニコルを手に入れられたのがほんとにうれしい。
Tシャツはドット絵とゲーム風のデザインが可愛いSleep Walking Orchestraで!
藤くんは袖が五分くらいだったのに、私が着たら九分になって笑った。

入場してすぐステージと客席が見えるのはドームならではの開放感だ。
早めに行ったつもりだったけど、トイレが激混みで開演ギリギリに席に着いた。
事前に座席は上手側3列目と分かっていたけど、実際に座ったら予想以上にステージが近くてドキドキしっぱなし。
そしてまだ外が少し明るい18:00過ぎころ、照明が落ちてスタートの合図。

op.窓の中から(コーラスのみ)
逆光のライトに照らされてメンバーが登場。
4人の窓の中からのコーラスで始まるの、良すぎる。

01.Sleep Walking Orchestra
トップバッターはやっぱりIrisの1曲目!!
ダンジョン飯も見てたから、生で聴けてうれしい。
どんな物語が始まるんだろう、という高揚感がたまらん。
今日のBUMP OF CHICKENはどんな景色を見せてくれるだろう。
最後の音、そして藤くんの「こんばんはBUMP OF CHICKENです!」と共にスクリーンに大きく【BUMP OF CHICKEN】【Sphery Rendezvous】のロゴがドン。
アニメ第一話でめちゃめちゃ盛り上がるopの演出やこれ。

02.アンサー
特徴的なイントロですぐにアンサーだ!と思った。
最近ずっとIrisを聴いてたから、耳がなないろの準備をしていた。
恐れながら3月のライオンは勉強不足なのだけど、すごく好きな曲。
青空を抜けるような藤くんの声がきれい。

03.なないろ
ここでIris2曲目。なないろ大好きだ〜〜〜
キラキラした朝が来た!夕方だけど!
ちょうど開演前に通り雨があったので、やけにリアルだったな。

たしかこの辺で一回メンバーが喋ってた。
チャマ「みんな耳貸して。・・・・・虫の声聞こえるよね?すごくない?キャンプしてるみたい。
俺が友達ここに呼んでさ、その友達がまた友達呼んで、そしたらこんなに集まったみたいな(笑)」
藤くん「さっきすごい雨降ったでしょ。ずぶ濡れになっちゃった人もいるよな。大丈夫かい?
虫の声聞こえるよね。虫にも聴かせに来ました、BUMP OF CHICKENです」

04.pinkie
今日一予想外な選曲。
pinkie、指切り、約束、Rendezvous、待ち合わせ、約束・・・・ウワーーーッッ(9999ダメージ)
大好きな曲なのでめちゃくちゃ嬉しい。
藤くんのストレートな気持ちが心臓にぶっ刺さる。
そして藤くん自身であると同時に、「どうしてこんなに私のこと知ってるの」と思わされる歌詞に情緒を揺さぶられてしまう。
誰か一人だけでいい。それだけで私は救われるのにって。
祈りをこめるように大切に言葉を紡ぐ歌声に涙が出た。
この曲を作った時の藤くんと今の藤くんは少し違うだろうけど、なんだか今ここにいる藤くんの心情そのもののように感じた。
そしてヒロが上手側に来てくれて、「目の前でギター弾く増川弘明かっこよすぎる・・・」と釘付けになった。

05.記念撮影
もうさっきから大好き大好き言ってて軽く聞こえるかもしれないけど、記念撮影もマジで大好きです。
聴かせてくれてほんっとにうれしかった。
「固まって待ったシャッター」の歌詞のところで、藤くんがシャッター切るポーズしててかわいかった。
てか今回のセトリどうなるかほんとに分からんな…!?とわくわくした。

06.邂逅
月が心に浮かぶ綺麗な曲。
少し外が暗くなってきて、夜空に響く藤くんの歌が美しかった。
歌詞やメロディは静かな雰囲気だけど、力強さも感じる。

07.strawberry
来たっ・・・・・・・・!!!!!
この曲は今日のメインディッシュですね。
藤くんがライブで思ってることをそのまま歌詞にしたという。
音源で聴いてる時は思わなかったけど、ライブで聴いたら花の名に似てるように感じた。
藤原基央の持つ歌の力に殴られる感覚というか。今の感情をまるごと乗せてる感じ。そういうところだと思う。
てか藤くん私たちのこと好きすぎない????
こちとら大好きですけど。激重感情で負けてねえから。
そして藤くんが中央から離れて上手前まで歩いて来てくれて、間近で表情まで肉眼で見えた。クラクラした。

08.太陽
「新しい曲たくさんやるけど、古い曲もやるんだぜ」と藤くん。
からの太陽!!!!
ROCKIN'ON JAPAN 2024年10月号 BUMP OF CHICKEN特集51Pで藤くんが言ってたのは伏線だったのか!!!!!!
令和にユグドラシルの曲を聴けるという奇跡、感謝。
やっぱり昔の曲も今の曲もどっちも好きだなと思った。

09.星の鳥 / メーデー
メンバーが島ステージへ移動。
ドームで聴くメーデー、きもちええ〜〜〜〜〜!!
こないだホームシック衛星やったし、orbital periodの曲はやらないかなって思っていたから個人的には予想外。
メーデーなんぼ聴いてもいいですからね、なんぼでもメーデー言わせてください。

10.レム
ユグドラシル2曲目!?しかもレム・・・レクイエム・・・・・
脳が破壊されそう。
狂気的な歌詞に合わさる静かできれいなメロディ。これを生で聴けるとは。
乱暴で激しい間奏が挟まってまた静かな歌が聴こえてくる流れに、良い意味でぞっとした。

チャマが会場を座らせ、「俺の話はpodcast感覚で聞いて!ちゃんと聞こうとしなくていい!はい水飲んで!」と休憩を促す。
「移動中に寄ってもらったコンビニにヒロアカの一番くじがあって。
ラストまでの残りが書いてあったのよ。書いてあるとこあるよね?
カレンダーみたいなの見たことある人いる?・・・おまえ!目ェ合ったな!あるよな!
それで残ってたやつ全部買ったら藤くんがいいじゃんって言ってくれて」
藤くん曰く「それでチャマは8000円使ってました」とのこと。
後日ツイッターでラスワンのトガちゃんをアップしてた。

それから「俺はヒロの良さをみんなに伝えたいんだよ」と話す藤くんと、まだツアー始まったばかりでご当地グルメデッキが使えず喋ることが何もないヒロの掛け合いも面白かった。
かろうじて、
ひとつめ「ツアー始まって今日すごく楽しいです!ありがとう!」
ふたつめ「ステージのセットすごいよね。ちょっと部品足せばワープできそうじゃない?」
話終わって「引き出しもう空っぽなの?」と藤くんに聞かれ、「・・・もうない。ていうか3万人の前で恥ずかしいよ、15人くらいならいいけど」と答えるヒロ。「16人以上は恥ずかしいんだ」と笑う藤くん。
何このほのぼの空間。
そしてニコニコダブルピースのヒデちゃんが可愛い。

あと印象に残ってるやつ。
男性客1「最高ー!」
藤くん「おう、聞こえてるよ。俺も最高だ!」
男性客2「藤くーん!」
藤くん「俺は君の名前知らないけどさ、知ってたら呼び返したいよ!ありがとな。」

藤くん「立っててもいいし、座っててもいい。周りの人に合わせなくていいよ。目瞑っててもいいし、耳…耳は塞がないで!耳だけはおっぴろげて聴いてくれ。」

11. SOUVENIR
「ヒデちゃんはなかなかこっち来られないからさ、ヒデちゃんがいるうちにもう一曲ここでやっていいかい」と藤くん。
最高に楽しいSOUVENIRの時間だ〜〜〜!!
ライブで聴くのがほんとに楽しい。前のレポでも書いたけど。
スクリーンに歌詞が映っていて、重なった言葉たちがどんどん崩れて山になっていく風になっている演出が、言葉があふれて堪らないぜって感じで良かった。

12.アカシア
メンバーがメインステージに戻り、始まりの曲のイントロ。
もうほんと〜〜に最高大好きありがとう。
アカシアのコーレスやるために今日ここに来ました。
永遠にやりたいし聴いていたい。
でもアカシアをやるってことは、もしかして終わりの時間が近い…?と哀情が混じる。
なんならラストだと思ってたくらいだし。

13.Gravity
アカシアで上がった体温をゆっくり溶かしてくれた、ノスタルジックで優しい曲。
チャマが上手前まで来てくれて、ステージに腰掛けてベース弾いてた。
と思ったら藤くんも来て、まさか・・・・・とドキドキしてたらそのまさか、チャマの隣に腰掛けて歌ってるやん・・・・・。
これだけでも名画?と思う光景だったのに、さらに藤くんがチャマの肩に腕を回して顔を近づけてマイクを共有してた。
マジで現実?何が行われてる?と放心した。
この時見た光景、たぶん私の走馬灯に流れます。
記憶が正しければ、そのあと藤くんはチャマの髪をくしゃっと撫でて笑った後、中央に戻って行った。
メンバー大好きやんと泣いた。

14.木漏れ日と一緒に
Irisの中でも特に好きな曲。
バスに揺られて窓の外の流れる景色をぼんやり眺めてるみたいな気分になる。
昔どこかで見たなんでもない場所の記憶が蘇るような。
生で聴けて嬉しい。気付いたら泣いてた。
あとこれはライフハックなんですけど、木漏れ日と一緒にを聴いた後にとっておきの唄を聴いてみてください。
しゃがみこんでる今の藤くんを、昔の藤くんがゆっくりでいいから何処へでも行こうと引っ張り上げてくれてるみたいでエモい気分になれます。

15.ray
「あと2曲なんだぜ、終わりたくねえよな?俺が一番終わりたくねえって思ってるよ」と藤くん。
ラストスパートのray!!
あと2曲の1曲にふさわしい曲。
ray聴くと、お別れしたくない帰りたくない!!!!!!と毎回強く思ってしまう。
でも終わらないライブはないので、せめて感謝をいっぱい伝えるぞとめいっぱい手を振った。
バンプのおかげで、今日も生きるのが最高だよ。

16.窓の中から
最後に名曲きた。
そういえば一番最初に窓の中からのメロディを聴いたことを思い出す。
bethereの後半回には行けてなかったので、初めて聴けた。
隣席のかわいいカップルがコーラス完璧で、勝手に参考にしていた。ありがとうございます。
バンプの気持ちがたくさん詰まった曲。一緒に歌えて嬉しいや。
この曲を歌い終わった後の藤くん、おなか押さえててちょっとしんどそうだったんだけど本当にごめん、息切れがマイクに乗ってて色気やばかった。

17(en).You were here
後ろの男性がsupernovaを歌っていたので、つられて私含め周りの人みんなで歌ってアンコールした。
バンTを着たメンバーが再登場。
飾らない嘘のない切実な歌、しかと受け取りました。
途中で私たちの声を求めた藤くんに声で返すと、「綺麗な声。ありがとう」と。
藤くんが今日ここにいる人全員のこと思ってくれてるのはちゃんと伝わってる。
私は自己肯定感がまあまあ低い人間なのだけど、藤原基央に限っては「私のために歌ってくれている」と自惚れてしまうんですよね。
「大勢の中のひとりじゃねえ、俺と君の1対1だからな!」って言ってくれるのありがたすぎる。

18(en).ガラスのブルース
おわーーーー最高!!!!!
アンコールといえばやっぱりガラスのブルースだよなァ!!!!!!
もうね、イントロ聴くだけで嬉しくなっちゃうよ。
メンバーもみんな楽しそうで、そんな顔見せてくれてありがとうと思った。
あとチャマの時みたいに、藤くんヒロにも愛おしそうにお顔くっつけてマイク共有してた。死人が出ますよこれは。ここの映像くださいマジで。
そして会場にいる全員で後半部分を合唱。
最強のしめくくり。

最後の最後に藤くんが言っていたこと。
「俺もだけど、こいつもこいつもこいつも、BUMP OF CHICKENが、君のいる世界にいられて良かった。
 昨日言ったこと、君たちはもう文明の利器を駆使して知ってるだろうけど、直接言いたいからまた言ってもいいかい。
 Irisも聴いてくれてありがとう。
 君が聴いてくれたから生まれたアルバムで、聴いてくれたから救われました。
 これからこのアルバム引っ提げて、受け取ってくれた人たちに届けてくるよ。
 今いってらっしゃいって言ってくれたよな?
 昨日と同じじゃない、今日だけのいってらっしゃいだぜ。
 いってきます!
 帰り道、昨日も大変だったみたいって聴いたよ。
 でもイラッとすることあってもさ、みんな同じなんだと思って、どうか優しい気持ちのままで帰ってください。いいな?
 帰ったら汗拭いて風呂入って、今日の思いを胸にいい感じに寝てくれ。
 またね、ばいばい、おやすみ」

今日のライブ、ほんとに楽しかった。
前回のホームシック衛星では終始ぼろぼろ泣いてしまったけど、今回は「楽しい!!!!!かっこいい!!!!!!」ってずっと昂揚してた。
すごく近くで4人の姿も見れたし、スピーカーが目の前だったので藤くんの声で耳がぼわぼわになったし(ご褒美)。

いつも以上に感じたのは、藤くんはメンバーのことが大好きってことと、私たちのために魂削って歌ってくれてるってこと。
でもずっと元気にライブしてほしいから、あんまり無理しないでほしい。
藤くんはいつも私たちに「大丈夫」と「ありがとう」をくれるけど、私も藤くんに同じものを返したい。
私は藤くんを信じてるから大丈夫だよ、いつもありがとうと。

BUMP OF CHICKENは世界で一番かっこいいバンドだ!


以下FA

・おまけ
Irisの曲順、夢を見て朝が来て日が暮れて夜が来てまた日が昇って、日常がずっと続いていく感じでいいなっていうメモ