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笑うから楽しい

口のなかに横向きに入るくらいの大きさの棒をいれて、両方のほっぺたを棒で押し出すようにする。そうすると、笑うときと同じような顔になって、楽しい気分になる、という実験の結果があるらしい。

笑うから楽しい気分になるのかもしれない、ということ。

楽しいから笑う、笑うから楽しい。
原因と結果が逆かもしれない。

「幸せ」であることの要因は、きっとそういうことだらけだ。

つながりがあるから、幸せ。
人の役に立ってるから、幸せ。
やりたいことができるから、幸せ。
前向きだから、幸せ。
無理しないから、幸せ。

統計的には、すべて相関がある。けれども、それらの要因を満たしたから幸せなのか、それとも幸せだからそれらの要因を満たしているのか、その原因と結果の順番はどちらが正しいのかは、分からない。

というか、分からなくてもいいのだ。

そのどちらが先であっても、因果関係が逆かもしれなくても、そうした良い循環の輪のなかに入ることができればいい。

良い循環のループに入る。そうしたら、幸せはときどき途切れながらも巡っていく。続いていく。

因果関係は、どっちでもいい。

前野隆司さんの本を読んでいて、一番印象的だったのは、幸福のメカニズムや因子のことよりも、そこにこだわり過ぎない、という態度だった。

そこにこだわって、考えすぎなくてもいいのだ、と。
そうやって、いつも笑顔でいられるようにしたい。


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