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新生児訪問の質問と産後うつ

母子保健法では、11条で新生児訪問の項目がある。具体的なことはそんなに書かれていないけど、だいたいの自治体では生後28日以内に、母子の健康状況の確認や養育上の不安の解消のために保健師や助産師さんが各家庭に訪問する。

ということで、うちにも訪問がきたので、いろいろと育児相談をしつつ、体重を測ってもらった。相談したいことは育児アプリの日記欄にお互いあらかじめ書いておいた。便利。

妻には、子育ての悩みがないかどうかの質問票が渡された。いわゆる「産後うつ」になっていないかどうかなどを確認するため、の質問票だ。(妻はエジンバラの質問票だったよ、と言ってたのでこれだと思う)

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https://www.pref.nagano.lg.jp/seishin/heisetsu/jisatsuyobo/documents/sangoutu_web2.pdf(産後うつ病 早期発見・対応 マニュアル - 長野県)

なんか夫の妻へのサポート満足度が試されている感じでもある。ひょっとしてわたしがいたら書きづらい?聞きづらい?と思わず口にしてしまったけど、べつに大丈夫、と。

そして、特に夫は何も書くことはないし、聞かれることもない。でも、本当は男性にもこれ、必要なんじゃないか、とも思う。

私は、以前はもっとずっと後になって、仕事と育児の両立に限界がきて鬱になったけれど、妻の調子が崩れれば夫の調子も続いて崩れることもある。
父親への支援、ケアはまだ少ないけれど、これからは夫に対しても不安や困りごとはないか、確認すべきだろう。本当に怖いのは、男性の不安からくる苛立ち、そして暴力が、パートナーや子どもに向かってしまうことだ。もちろん鬱になって稼げなくなったり、家事もできなくなったりしても困る。

体重は、問題なく増えていた。たしかに重くなったよな。ミルクとちがって母乳を与える場合は、実際どれだけ飲んでいるのかが把握しづらいため、体重の増加がその指標になる。ミルクと混合でやっているけれど、ちゃんと母乳が出ていることが分かってほっとした。

二人目の育児だけど、不安や悩みがないわけではない。こうした支援はありがたいし、またすぐに1か月健診もある。2か月を過ぎるころには予防接種のラッシュ・日程調整が始まる。まだまだ始まったばかりの二人目育児。小さな悩みでも打ち明けられる人や支援の存在にたくさん頼って、親が心身ともに元気でいることが子どもにとって大切なことだと感じている。


読んでいただいて、ありがとうございます。お互いに気軽に「いいね」するように、サポートするのもいいなぁ、と思っています。