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10年ぶりの二人目の育児が、来年から始まる

来月で、娘が10歳になる。

梅雨の始まる頃、もう10年も経つのかなんて感慨にふけっていると、妻から驚きの妊娠報告。

それからは、我が家はずっと浮足だっている。娘はお姉さんになる、と意気込んで、いろいろとお手伝いをしてくれるようになったり、私は部屋の模様替えや断捨離をしたり、事あるごとにネットでベビー用品を眺めては、妻にLINEを送っている。

久しぶりにベビー用品を眺めてみると、10年の進化を感じる。かわいいものは手作りするか、自然派な高級品しかなかった頃に比べて、かわいいスタイや小物もいっぱいあって楽しい。

男性の育休取得に対する社会の感覚も変わりつつある。

10年前、当時の会社は、育休なんて取れるはずもなかったので、生まれてすぐの1ヶ月だけは残業せずにすぐに帰って、夕ご飯と次の日の朝と昼のご飯を作って会社に行っていた。しばらくしてから、転職するタイミングで少し長めのブランクを取って、育休代わりにした。妻にはいっぱい苦労をかけてしまったと思うし、たくさん傷つけたこともある。たくさんの失敗の経験を、今度はちゃんと活かしたい。

積水ハウスが男性育休の面白い実態調査をしている、わかりやすいサイトなのでぜひ。9月19日は「育休を考える日」らしい。

今の職場では、遠慮なく取らせてもらうし、実際取っていいと言ってくれるありがたい環境にある。「女性が子どもを産んでも当たり前に働ける社会にする」をビジョンに掲げているので、当たり前に私もそれに貢献するつもりなのだけど、それでも当然、一般的な組織と同様に代替要員などいろいろなことに配慮いただくので、感謝しかない。

少なくとも妻の産後8週の期間と、復職前後の期間で考えている。1月生まれだと保育園の入園にはやや不利だけど、うまく交代していくことでなんとかなりそうな気がしている。

画像1https://ikumen-project.mhlw.go.jp/company/system/

10年ぶりで、心配なのは体力だ。私はいつでも腰が痛いし、よく体調を崩す。でも、当時に比べたら経験値があるから、なんとか補えるだろうか。
娘は相応に手伝ってくれると思うけれど、娘も子どもらしく、お姉ちゃんらしくいてくれたらそれでいい。ケアするのは大人の仕事で、娘もまたケアされる子どもだから。

3人で暮らしていく、と思っていたこの部屋は、小さい。だけど、小さな命を迎え入れるだけの場所はある。まだまだ準備はいっぱいしなきゃいけないけれど、とても楽しみに、この世界に生まれてきてくれることを待ってる。


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