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はたらきたくないときに

働きたくないときに、働かない。「はたらく」はそれくらい自由になったらいいのになぁ。

雨が降ったら、家を出ない。天気のいい日は、寄り道する。

働くのは、たぶん楽しい。けれど、働きたくない、と思うことも大切にしたい。

「自立」という言葉の意味を考える。
よく自立支援の文脈では就労すること、社会に出ることが自立のゴールのひとつと捉えられる。

でも、なんとなく気分が乗らなくて休みたいとき、仕事があるからといって休めないのは、本当に自立してるんだろうか。仕事に依存してはいないだろうか。

働くことは、生きていくために必要なことだ。生きていくための活動のほとんどが働くことでもある。
生きていくための知識や情報を絶え間なく過剰に得ようとしている私たちは、きっと働きすぎている。

働く時間を作っていくことと、働かない時間を作っていくことをセットで考えたい。なにかしなければならない、となにもしなくてもいい、のバランスを考えたい。

働くことは、どんどん曖昧になっていろんな活動に広がっり、ただ呟いたり言葉を書き残したりするだけで、それが仕事とみなされることもある。それは、自由なようで、安易に呟くことができない息苦しさにもつながる。
仕事とそれ以外が曖昧になったこの世界で、明確に「働かない」、なにもしないという自由の権利が重要になっている気がしている。
つながりっぱなしの時代における「つながらない権利」のように。

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