物欲がなくなる言葉
俺は本当に物欲がありません。きっかけは、金欠による節約生活です。このおかげで、コスパのいい読書や筋トレ、自炊にハマり、とても楽しんでいます。
大学生の時点で、「お金がなくても楽しく生きることができる」ということを知れたのはとても大きいと思っています。
今回紹介するのは、物欲が生まれる根本の原因について語った言葉です。
欲しいものがありすぎて困っている人はこの言葉を意識してみてはいかがでしょうか。
これは村上龍の小説「愛と幻想のファシズム」に出てくる言葉です。
「コマーシャルが欲望を生んだ」
広告で新しい服をみて、それが欲しくなることありますよね。
つまり、企業の広告が、人々の「欲しい!」という欲望を生み出したということです。
本来、心から欲しいと願っていたわけでもないのに、広告で「こんな商品があるよ」と言われた途端に欲しくなる
対象があるから欲望が生まれるのです。
「ものがなくても私達は生きていける」
これは狩猟採取民の時代までさかのぼったらそうかもしれません。
当たり前ですが、野生のクマはブランド品や便利グッズも必要としません。それらを作る知能がなかったからではありません。それらがクマにとって必要なかったからです。
人間は道具を発明して進化してきた生き物なので、一概に野生動物と比べてしまうのもよくないと思いますが、
便利になりすぎた社会では、たくさんのモノが必要とされています。
スマホなどは現代社会では必要不可欠ですが、それ以上に必要のないモノも増えていると思います。
「自分にとって本当に必要なモノはなにか?」を考え、広告にだまされることなく、自分の判断基準で持ち物を選別することが大事だと思います。
本来は物欲はないのに、広告によって生み出されている。
このように現代の消費文化は広告が動かしていることがわかったと思います。このような視点を持っていれば、物欲が抑えられるかも知れません。
あなたが持っているものは本当に必要なものでしょうか?もう一度考えてみてください。
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