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漫画の影響力を侮るなかれ【子育て】

先日こどもが家庭学習で英語をやっていた時のお話し。

今の小学英語はかんたんな文章を書いたり、会話練習したりしているみたいなのですが、こどもが全ての単語を知っているわけではありません。

家庭学習では音声を聴きながら合っている文章を選んだり、文章内の一部分の単語を出されている文字を並べ替えて完成させたりする練習をしていました。

こどもはイヤホンをしてやっていたので、私には音声が聞こえず。
だけどこどもは周りの音声も聞こえるから、時々私に質問を投げかけてきます。

「人参」て英語でなんていうの?
「親愛なる」って何?

とか。

問題によっては音声から自分で答えを導き出せる物もあるみたいですが、「親愛なる」は日本語自体知らなかったようで "DEAR" とだけ発音して放置したら、解けたようです。

スペリングが合っていたのを褒めたら「適当にやってみた」とのことでしたが、それでも良いよ👍

一応 “ear” に「d」がついて発音が“dear” になることを伝えましたが、聞いていたこどもが「あ、ディアーって○○で言ってた」と急に言い出しました。

どうやら、何かの漫画で出てきた一場面を思い出したらしく、急に納得したようです。

図書館に児童館など、こどもは私が知らない場所でもたくさん漫画を読んでいるみたいなので、漫画から知識を得ていたりもします。

こどもの担任の先生は若い男性ですが、敬語の授業の時にドラゴンボールのセリフを使って授業をした、とも聞きました。
「オッス、オラ悟空。腹へったぜ。」みたいなセリフを丁寧語に直す、みたいなことをしたらしく、結構盛り上がったそうです。

個人的にはドラゴンボールよりもポケモンの方が男女関係なくウケそうとは思いましたが、言葉づかいを考えると【悟空】に軍配が上がったのかな?


漫画の影響力はとても大きくて、私の周りにも「○○が読みたくて、ひらがなとカタカナを覚えた」というお子さんがたくさんいます。

今は漫画だけでなくゲームもですが、文字を読んで理解したいから覚える、という知識欲を「楽しい」という動機から突き動かしていくのってすごい影響力ですよね。

漫画の世界はフィクションで現実とは違う。


こども達にはずっと教え続けていることですが、こういうことがあると「漫画様様!」と思うこともあります。

学習マンガはもちろん大歓迎。
だけど、節度を保ったマンガならこども達が読んで世界観を広げるのにも良いと思う。


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