イタリア料理検定への道21〜チポッラータ
こんにちは!
イタリア料理検定2級取得に向けて
絶賛勉強中のLINDAですっ!
新玉ねぎ、おいしい時期ですね!
今日は、玉ねぎを丸っと1個食べれる
ウンブリア州の郷土料理と言われているウンブリア州オニオンスープです。
ウンブリア州って、地味です。笑
海に囲まれているイタリアで、海ナシ。
イタリア半島のほぼ中央部にあるので、
「緑の心臓」とも呼ばれてるそう。
州都はペルージャ。
この地名を聞いて、「あーね」とうなづく人もいるかもですね。(サッカー好きなら。)
ウンブリアのカンナーラというところで採れるたまねぎは、プレシーディオに認定されています。
プレシーディオとは、イタリアのスローフード協会が認定した食品です。
良質で、その土地の環境に適した動植物種又はその土地の伝統的製法によって加工され小さな又は限られた生産者が、現在消滅の危機にあるものを地理的にも歴史的にも特定の地域で
作る農作物を守ろうという趣旨で生まれた<味の箱舟>プロジェクト。
とりわけその中でも力を入れるべき食材をプレシーディオと認定しており、現在ではイタリア産プレシーディオ食材は177つある。
ここは日本なので、もちろん地元の新玉ねぎを使いました。
【材 料】
玉ねぎ(1人1個くらい)
ベーコン(好きなだけ)
ブイヨン
(コンソメでも、鶏ガラ出汁でも、何なら和風だしでも)
水
グラーナパダーノ(チーズ)
温泉卵
塩
ベーコンを小さく切って、まず炒めます。ベーコンがはねだしたら、厚めにスライスした玉ねぎをどさっと入れて、塩をし、色がつかないように炒めます。
ここ、ポイント。
きつね色〜とか、アメ色〜とか、色がついちゃうと、オニオングラタンスープみたいになっちゃうから。チッボラータは、色が薄いものなので、ゆっくり炒めます。
炒めているうちに水分が出てくるので、水分がほぼなくなるまで炒めます。
ブイヨンと水を加えて、20〜30分、じっくり煮詰めていきます。1人分のスープの量からして、それぞれ80〜100ccくらい入れ、
1/3量になるくらいまでが目安。
その間に、温泉卵作っときます。
全体的にとろっとしてきたら、できあがり。
温泉卵入れて、少し蒸らします。
器に盛り付けて、お好みでチーズをかけていただきます。
ね、簡単!
スープ作ってる間に、おかずを作ったらいいし。
あ、イタリアでは、スープとパスタを一緒に食べる習慣はないんだそうです。そういえば、
アンティパスティ(前菜)
↓
プリモ・ピアット
(パスタ料理、リゾット、ニョッキ、ズッパ)
↓
セコンド・ピアット(メイン)
コントルノ(つけあわせ)
↓
ドルチェ
…て流れだからね。
余計な話ですが、
料理番組なんかで、料理ができあがったときに
「完成です!」なんて言ってますが、
あたしは、あれがキライです。
なんか、プラモデル作ってるみたいで。
お料理には、「できあがり!」って言って欲しい。
連休は、どーーーせ外出しないんだから、
時間をかけておいしいモノ作って、
おうち時間を楽しみまーす♪
みなさんも、残りの連休をお楽しみください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?