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【ご報告】会社設立しました①

こんにちは。ラクロス監督の陽一です。

◉今回の内容は

今回は自分のこれまでの「仕事」について振り返る内容です。
ラクロスの話はほとんどありません。

というわけでご報告ですが、
以前「秋田転勤になりました」ということで記事を書きましたが、そのすぐ後に退職して会社設立して転職もしました(?)

ちなみに現在は盛岡に住んでいるので岩手大のコーチ業は変わらず続いている状況です。
ここからはどういう経緯でそうなったのかを僕の仕事遍歴から振り返っていきます。

◉テレビ局(6年)

僕は2009年に大学を卒業し、地元岩手の放送局である(株)IBC岩手放送に入社しました。
テレビ制作やりたいなぁと思って入社しましたが、
テレビ営業→ラジオ営業→東京支社テレビ営業 
と退職するまでずっと営業でした。
ちなみに、テレビ局の営業というのは
「〇〇の提供でお送りします」
でお馴染みのスポンサー探しをする職種です。

テレビ局にいながら6年間もずっと営業なので、営業が得意な人と思われがちですが決してそんなことはありません。

正直僕は営業がとても苦手です。

そんなにしゃべる方でもないし、ノリもそこまで良くありません。
ただお酒はそこそこ飲めた。
だからとりあえず飲み会に参加して、「お酒の力を借りて営業する」というスタイルでなんとか仕事をしていたアル中一歩手前です。

と、そんなこんなでずっと営業をしていたら入社5年目で東京支社に転勤になりました。
ちょうど結婚したタイミングだったこともあり不満しかなかったですが、逆らったところでどうにもならないので渋々東京に引っ越しました。

東京支社の営業はそれはそれは大変で、岩手のときよりもお酒を飲むし、ライバルは多いしで毎日疲れていました…。
そして、そんなお酒ばっかり飲んで営業する日々に不安を感じ始め、
「明日死んだら後悔する」
と急にスイッチが入り転職を決意しました。

東京生活は1年でギブアップしてしまいました。

◉システム会社(5年)

転職を決意してからは転職サイトに登録し、片っ端から「岩手で働ける会社」を探しました。
岩手に住む」ということが第一優先だったからです。
正直岩手で働けるのならどこでもいいと思っていました。
このときの僕は
「食っていくためのライスワーク」

「生きがいであるライフワーク」
を完全に分けて考えていたため、金を稼ぐための仕事なんてなんでも良かったんです。

そうして入社した会社がヤマトシステム開発(株)というヤマト運輸のシステムを作ってる会社でした。

岩手勤務で、ここでも営業職でしたが、正直ITシステムのことなんて1ミリもわからない僕は仕事に慣れるまでかなり苦労しました。
ついでに言うと、別にITに興味があったわけでもないのでモチベーションも低めでした。

でも、ここで救われたのは、お客さんのほとんどが僕以上にITのことを知らない人ばかりだったということです。
実はお客さんのほとんどは通販事業者で、農家さんも多く、ITやパソコンに疎い人が多かったんです。
そうなれば、専門用語も伝わりません。
そして僕にも専門知識はなかった笑

というわけで、
「ITのことがわからない人にどうやってIT系の商品を伝えて購入してもらうか?」
という営業スタイルになってきます。
酒の勢いでなんとかしてきた営業から提案型営業に変わっていったのです。

◉自分の存在意義に気づく

このあたりから僕は
「お客さんのお困りごとを発見し、提案して解決してあげる」
という営業に面白さを感じ始めていきました。
と同時に、よくよく考えたら、僕はラクロスの指導で同じことをやってきたことに気づきました。
「チームの課題を発見し、戦略を考えて提案し、強くする」
やってることはまったく同じです。
そりゃ営業も面白く感じるはずです。
さらに言えば、この提案や戦略が今までお客さんやチームが考えたこともない新しいものだったりすると最高にテンションが上がりました。

「あぁそうか、おれが夢中になれることはコレなんだな」

僕はようやく自分の核を発見することができました。

「革新で核心を突く」
これが僕自身の理念(存在意義)となりました。

◉自分の強みに気付けた方法

さて。
ここでちょっとだけエラソーに語らせていただきますが、もし自分の核や軸、強みがわからない人は「名詞の好きなこと」ではなく「動詞の好きなこと」を探すといいです。

例えば、僕の場合、好きなことと言ったら「ラクロス」とか「犬」になりますが、そのような名詞ではなく、
「教える」「提案する」「戦略を考える」「新しいことを発想する」
みたいな動詞で探す感じです。

この「動詞の好きなこと」を集めてまとめた結果、
「革新で核心を突く」
という自分の存在意義につながっていきました。

この存在意義は今の僕の行動基準であり、この基準で動いていけば僕の人生は豊かです。
このように、自分の核に気づくだけで本当に世界が変わりますので、「動詞の好きなこと」で自分探しをするのは超オススメです。

というわけで、長くなってきたので今回はここまで。
次回は自分の存在意義が気づいて会社設立するまでのストーリーについてお話ししていきます。


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