ロールーム〈未来創造弁護士法人〉

『Law Room(ロールーム)』とは、ご契約企業の従業員の皆様が福利厚生として利用で…

ロールーム〈未来創造弁護士法人〉

『Law Room(ロールーム)』とは、ご契約企業の従業員の皆様が福利厚生として利用できる法律相談サービスです。 みなさまのプライベートの悩みを解決し幸せを実現することや仕事の生産性の向上につなげることを目的としております。

最近の記事

リボ払いって危険なの?

クレジットカードを持つと、「リボ払い」という制度をクレジットカード会社に提案されることがありますが、そもそもリボ払いって何でしょうか? ◾️そもそもリボ払いってなに?リボ払いとは、リボルビング支払いの略で、クレジットカードの利用金額や件数にかかわらず、月々一定の金額を支払う方式のことです。リボ払いの利用金額は支払残高に組み込まれ、「毎月1万円ずつ支払う」といったように、月々の支払金額を自分で設定できます。 もともとはアメリカで生まれたクレジットカードの支払方法で、最近ではテ

    • 寄与分が認められる5つの条件とは?

      『寄与分』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 これは、被相続人(亡くなった方)の財産を相続する際、特別の貢献をした相続人や親族がいる場合に、その者に対して相続分以上の財産の取得を認める制度です。 ただ、条件が厳しく、なかなか認められないのが現状です。 今回は、寄与分が認められる5つの条件について、お伝えさせていただきます。 「寄与分」とは?被相続人の財産の維持や増加に貢献した場合に、他の相続人よりも相続財産を多く分けてもらうことができる制度です。 相続の場面では、

      • \ 知っておきたい / 法律に基づいた遺産の分け方は?

        いざ相続のことを考えると、 ・そもそも相続人って誰がなるの? ・遺産の分け方は? ・分割の方法は? など、不安になられる方は多いのではないでしょうか? 今回は基本的なルールをお伝えさせていただきます^^ ① 相続人って誰がなるの?遺言で相続方法が指定されていない場合には「法定相続」が適用されます。法定相続とは、法律で定められている相続方法です。 誰が相続人になるのか決められており、優先順位(相続順位)があります。 ▼相続権の順 第1順位:配偶者(夫・妻)  ↓ 第2順位

        • 手口も多様化?『ロマンス詐欺』の実情

          「ロマンス詐欺」という言葉を聞いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。 近年のSNSの発達により、実際に会ったことのない人とSNSでやりとりする機会も増えてきていますが、それを利用してお金をだまし取ろうとするのがロマンス詐欺です。 私がこれまで相談を受けた中でも、数百万円、中には数千万円をだまし取られたという人もいます。 そんなロマンス詐欺の手口や、騙されないための心得などをお話します。 1.ロマンス詐欺の手口① 結婚ほのめかし型 少し前に流行った、い

          早めに対策を!認知症になるとできなくなること、家族の備え

          65歳以上の認知症患者数は2020年に約602万人、2025年には約675万人と5.4人に1人程度が認知症になると予測されています。(「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」) 最近では、「認知症になったら相続はどうなってしまうのか」と、ご相談に来られる方も増えてきました。 認知症になってしまうと、 本人の意思表示が必要となる行為(法律行為)が無効になってしまうため、遺言書が作成できなかったり、遺産分割協議ができなかったり、、、と様々な影響が出てしまいます。

          早めに対策を!認知症になるとできなくなること、家族の備え

          【トラブル防止】入退去時に知っておきたい賃貸借契約の5つのポイント!

          いよいよ4月から新生活。賃貸物件に住み始める方も多いのではないでしょうか。 そこで、今回は賃貸借契約によくあるトラブルと、トラブルに遭わないためにチェックしておくべきことをお伝えします。 1 よくあるトラブルと対処法 <事例1>水漏れ <事例2>隣人トラブル <事例3>予期せぬ更新料 <事例4>退去時のクリーニング代 <事例5>退去時の敷金返還 2 入居前にチェックしておくこと 間取りや賃料はさることながら、契約書や重要事項説明書の以下の4項目を特にチェックしてお

          【トラブル防止】入退去時に知っておきたい賃貸借契約の5つのポイント!

          万が一交通事故に遭ってしまった時・起こしてしまった時の「あれこれ」

          8200万台。これは我が国に登録されている自動車の台数で、過去最高を更新し続けています。 自動車の安全性能が高まり、飲酒運転の厳罰化が進んだこともあり、重大事故の件数は減っています。しかし、いくら注意をして運転していても、他の車の運転者に不注意があったら巻き込まれてしまうのが交通事故の怖いところ。 そこで、今回は万が一交通事故に遭ってしまった時、交通事故を起こしてしまった時のあれこれについてお伝えします。 1. まず、何をすべきなの?○事故を起こしてしまった時 ① 相手に

          万が一交通事故に遭ってしまった時・起こしてしまった時の「あれこれ」

          相続が発生したときの戸籍謄本の集め方 ~便利な「法定相続情報証明制度」〜

          わが国で2021年に亡くなった人の数は145万人。つまり145万件の相続が発生したことになります。 そこで今回は、相続が起きたときに手間のかかる預貯金や不動産などの名義変更の方法についてお話しさせていただきます。 1.相続手続に必要な書類一般的な相続による名義変更をするために必要な書類は、以下の通りです。 2.戸籍謄本の集め方中でも手間がかかるのが、①と②の戸籍謄本を集めることです。 ①については、亡くなった方が生まれてから亡くなるまでの全ての連続した戸籍謄本を集めなけれ

          相続が発生したときの戸籍謄本の集め方 ~便利な「法定相続情報証明制度」〜

          『成年年齢引き下げで知っておきたい3つのポイント』

          民法改正により4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わりました。これにより、4月1日に18歳、19歳の方は4月1日に新成人となります。 該当する子供さんやお孫さんがいらっしゃる方も多いのではないでしょうか? ▼ 【ポイント1】18歳成人になって変わること 成人すると、親の同意がなくても単独で契約を締結できるようになりますので、携帯電話の契約、借金やローンを組む、クレジットカードを作る、一人暮らしの部屋を借りることなどができるようになります。 公認会計士、医師、歯科

          『成年年齢引き下げで知っておきたい3つのポイント』