未だ来ず

変わらない過去に足を取られている。
後悔という蔦が足元から巻きついて、身体を支柱に絡まっていく。
しだいにわたしは動けなくなり、何も見えなくなっていくだろう。
わたしはきっとそのまま朽ちる。

私を救ってくれる人は現れるだろうか?
多分、ない。これからもずっと。

訪れない未来に手を伸ばしてしまう。

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