冬と春の間〜肩を張らずにフランス180
太陽も高くあがるようになり、少し前より明るい黄色になってきたようですね。
日中はぽかぽかと暖かく、雲さえなければすっかり春。
玄関先に腰掛けてみました。
「ひゃーっ!」と思わず声が出るくらい地面は冷たい!それもそのはずで、日の出前はまだ氷点下。一日日が照ったくらいでは暖かくなりません。
窓から見た今朝の写真です。見えますか?正面の物置の屋根から煙のようなものが出ています。多分蒸気だと思うんですが、一瞬ハッとしました。まだまだ寒さは終わらないようです。
こちらはその数時間前に撮った写真。霧の向こうから日が差し込み、手前に桜(日本桜ではありません)、緑の雑草がいい色合いでした。
週末はまた雨になるようです。一雨ごとに春が進んでいくんでしょう。
受け売りですが、「春」という呼び名は「張る」、木々に生命が漲るというところから来たと聞きました。それが本当なら洒落のような語源ですね。毎日眺めている庭ですが、それを聞いてどこか納得してしまいました。
3月、日本は卒業式のシーズン。フランスには関係ないですが、なんとなくノスタルジックな気分に浸ってしまいます。この時期に新年を迎える方が心情的にピッタリくると感じるのは、自分の中の日本人が抜けきっていないからなのかもしれません。
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