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カボチャの季節とハロウィン〜肩を張らずにフランス76
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見えている花は« Œillet d’Inde »「マリーゴールド」。畑のいたるところに咲いています。野菜と同時に種を蒔くんですが、いつの間にか主役になってしまいました。ミツバチを引き寄せ害虫を遠ざける意味で蒔いています。純粋に花として見ても綺麗ですね。
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一口にかぼちゃと言ってもご存知の通り色々な種類があります。これは« Potimarron »。大きいものでも直径20cmくらいにしかなりません。今年は野菜が全て早熟で、potimarronも1ヶ月近く早く育ち切ってしまったようです。
これまでpotimarron以外のカボチャは育てたことがありません。料理するのに適当な大きさなのと味と舌触りが気に入っているからなんですが、せっかくなので来年は « Butternut »あたりにも挑戦してみたいかも。日本の緑のカボチャはちゃんと育つんでしょうか?
カボチャの季節と言えばハロウィン。近年フランスでも広まってきました。スーパーでも変装だとかマスクだとか売っています。それでも何となくフランスよりも日本の方が盛り上がっているように思えますね。池袋や渋谷の仮装祭りのようなものは聞いたことがないですが、パリではどうなんでしょう?あれほどの馬鹿騒ぎにはなっていないと思いますが。
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ハロウィンはそもそもアングロサクソン系の国で広まっている文化行事。フランスでは11月1日が « La Toussaint »で、文字通りカトリックのあらゆる聖人と同時に先祖を祝う日となっています。
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雰囲気的には日本のお盆に近いと思います。Toussainとハロウィンは時期がかち合うので近年新しいお祭りとして「輸入」された感があり、どこか取って付けたような違和感があります。盛り上がりにかけるのは多分その辺りに理由がありそうですね(ジョン・カーペンターの映画をどうしても思い出してしまう)。アメリカでお祭り騒ぎになるので日本の方がフランスよりも盛り上がるのは当然でしょう。
フランスの子供達にとってはちょうどいいタイミングになります。2週間の秋休み « Vacances de la Toussain »の真っ最中でもあるし、夏休みの終わりからクリスマスまでの4ヶ月間、以前はお祭りらしいお祭りがなかったのですから。
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まだ9月なので街はまだハロウィン色(かぼちゃのオレンジ色)に染まってはいません。10月になるまでお祭りはお預けです。
今は9月。新学年、新学期のはじまる季節です。
・・・新学期もある意味ではお祭りかもしれませんが。
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