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今日から2泊3日の埼玉/東京〜肩を張らずにフランス(日本編第7回)

今日は埼玉のいとこに50年ぶりに会いに行きます。小学生の頃に何回か会ったきり生き別れになっていたんですが、今回思い切って東京まで行くことにしたので突然連絡を取ってみたんです。

当然驚いた様子でした。それはまあ当然のリアクションで、50年間音信不通だったのが突然電話して「フランスの、、、」と言うのを聞いてオレオレ詐欺だと思わない方がどうかしているでしょうし。ましてや最初電話口に出たのが旦那さん。「?????」だったと思います。

その後誤解?も解け日程を合わし、今日会うことになりました。

昔泊まった覚えのある家、無くなった叔父叔母の墓参り、いとこの今のお家にお邪魔になるという1日の旅程。翌日の仕事に支障がないように夕刻にはお邪魔して東京に戻ることにしています。



昔泊まった家といえば一つ思い出があります。

大学1年生の時、1人で北海道を一周しました。大阪から特急雷鳥だったかに乗って青森まで行きフェリーで北海道に上陸後はフリーパスか何かであちこち行きました。

帰りは東京経由で大阪の自宅に戻るつもりだったのですが、南下途中に「埼玉寄ってみてもいいんじゃね?」とひらめき、記憶を辿ってかの家に行くことにしました。

無事家は見つかりました。大した記憶力!

自画自賛はいいとして、玄関に鍵がかかっている。ありゃどうしよう?

門は開いていたので図々しく入り込み、縁側に寝転がって叔母が戻るのを待つことにしました。

さて10日も北海道を宿も取らずに回っていたので、完璧に宿なしの風体になっていました。ヒゲぼうぼうで垢だらけ。

しばらくして叔母が帰ってきた時には寝込んでしまっていたんです。

腰は抜かされなかったですが大層驚かれました。まあ当たり前ですね。汚い格好の変な若造が縁側に寝そべっていたんですから。まあ誤解を解くのに大した時間はかかりませんでしたが。

その晩は泊めてもらい翌日東京経由で大阪に帰りました。



それ以来あの家を訪れたことはありません。40年になります。どこまで覚えているでしょうか?

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