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フランス語(その1)〜肩を張らずにフランス3

フランスの情報を探す読者に貯水槽の話をしても仕方なさそうなので、せっかくフランスにいるのだからフランス語の話でもしよう。

フランス語はドイツ語と並んで大学で第二外国語として習うのが(多分今でも)一般的。元が違う言語なので難所も違う(はず)。もともとドイツ語に興味もなかったのでフランス語を選択。在学中は2年間かなり真面目に勉強した。

選択のきっかけなんて誰も皆同じものだと思う。フランス語が綺麗に聞こえるとかドイツ語よりもとっつきやすい感じがするとかもあるだろう。自分の場合は音楽絵画を含めた19世紀20世紀の文化と時代に惹かれたからだった。

こんな個人的な話は面白くないだろうしどこにでもあるような内容なのでやめにして、生活の中でのフランス語がどんなものなのか、実際に経験し感じた事を話したいと思う。

フランス語、難しいと思う?

ここにいる読者の方ならまず間違いなく6年間は英語をやったことでしょう。今の時代は多様性を重視するから何十年も前とは違うかもだけれど、当時は選択の余地などなく中学高校は英語をやるのが当たり前だった。残念なことに読み書きしかなかった。だから英語の読み書きに関しては難所も大体わかるし、相当高レベルな内容だったはず。その反面会話は皆無だったので耳も口もついていけない。

フランス語に関しても、大学でも1年で文法を大方教わり2年目はえらく難しい文学書なんかを読まされただけなのでやはり会話はダメ。文法は必要でも実践ではそれほどでもないというのが実感。

実践フランス語としてはこちらに来た時から始めた。学校に席を置いた1年半は知恵熱が出るほど貪欲に吸収した。まあ2年ほどで帰国するつもりだったから、いる間にできるだけ詰め込んでという貧乏性でやっていた。

さてフランス語は本当に英語より難しいのか?


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