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嵐とニワトコと大雨と洪水〜肩を張らずにフランス128

 10月下旬と11月上旬に日本にいたので嵐も大雨も話に聞いただけだった。

 内地で最大時速130km(秒速36m)、海辺だと最大時速170km(秒速47m)の大嵐だったらしい。大型台風並みの風が吹き荒れたようだ。

 雨はちょうど日本に立ったあたりから降り始め、今もすっかり晴れることがない。丸1ヶ月、雨と曇り(と少しの晴天)が続いていることになる。去年の今頃はすでに水不足の予兆があるくらいに雨がなかったことを考えると、この時期の雨はむしろありがたい。

 それにしても限度がある。北部の地方では記録的な雨量となり洪水のニュースを聞かない日はない。1年間降らなかったため地下水脈に至る前に溢れてしまったのかもしれない。大統領が視察に出かけるほどだから相当のもののようだ。

 うちの地方は大西洋からかなり離れているため直接の影響はない。それでも強い風は吹いていたようだ。

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 « sureau »「ニワトコ」が庭に生えている。知る人ぞ知る、ダンブルドアの魔法の杖に使われた木。Wikipediaによると

 「ニワトコは山野に見られる落葉の低木です。 葉は対生で、羽状の複葉は長さ15~30cmになり、花は新芽が出る春に開き、赤い果実を付けます。 若葉は食用または民間薬として用いられます。」

 低木?うちにあるのは間違いなく7〜8メートルはある。かなり珍しいケースみたいだ。

 健康にすくすく育っているわけではなく古い枝は勝手に折れて落ちてしまう。元気な枝がテッペンにあるので今の所切ってしまうことは考えていない。

 このニワトコが電話ケーブルのちょうど真上にかかっている。1年半前についた光ファイバー。ちょっと怖いなぁとは思いながらもそこを通すしかなかったので黙っていた。
 多分10月の嵐で太い枝が一本折れかけていたんだろう。昨日見ると電話ケーブルが妙にブラブラしていて、真下に枝が落ちている。「あれっ?」と思い家側を見るとフックが折れてたるんでいる。

 枯れ枝がケーブルの上に落ちたのは明らかだった。見るとかなり太く大きな枝だった。タイトル写真の真ん中左の折れた部分だろう。よくケーブルが切れなかったものだ。

 業者に頼むほどのことではなさそうなので、新しいフックをつけて以前のように引っかけた。

 また枯れ枝が落ちることは確実。ケーブルの上に落ちなかったらいいんだけど…

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