フジさん、いま眠ってるよね?
フランス生まれの同僚Aが突如、日本語で尋ねてきた。
「フジさん、いま眠ってるよね?」
※イントネーションは、藤壺の君の”藤”、もしくは不二屋の”不二”である。
突然もとつぜん、「フジ」について聞かれても、困惑するばかりである。
(藤さんって誰だっけ?)
(日本との時差は7時間だから、たしかに眠っている時間だが・・・)
質問の意図が理解できず、ぽかーんとするばかり。
私「・・・フジさん?」
A「そう、フジさん」
私「・・・」
A「・・・」
正解は、藤さんでも、不二さんでもなく、「富士山」でした。
※文字だと伝わりにくいけれど、アクセントが「ふ」でなく「じ」に付けられている場合、想像以上に伝わらないので要注意。
にしても、「眠ってる」って動詞よ。
我々日本人は基本的に生き物にしか使わない(たぶん)。自然も生き物って言われればそうかもしれんけど。。
というわけで、同僚は「富士山」が「休火山」なのかどうか知りたかった。それだけのお話でした。
・・・え?
じゃあ、「活火山」だったら「起きてる」っていうの?
「富士山いま、起きてはるわ。」
・・・合ってる?
なんというか、親しみしかない、ですな。
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