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意識低い系女子の逆襲。そうだ、ビジネススクールに行こう!

どうにもこうにも、自分ではどうにもならねぇなこりゃ、という仕事環境に嫌気がさしまして。
自分なりに耐えた3年間に区切りをつけるべく、新たなチャレンジをすることにしましてん。

意識低い系のくせに、まさかのビジネススクール。え、なんで。

転職すべきかどうか、さんざん悩みましたとも。
だって、多くは求めていないんですもの、本当に。
純粋に、一社員としてまともな仕事さえさせてくれれば、それで良いんです。だから、女性でもしっかり仕事をさせてもらえそうな別の会社で、
経験(と呼べるかわからんけど)をそこそこ活かして働けるならば、給料下がろうが、上場してなかろうが、なんでも良いっていうのが本音なんです。

ただ・・・
ふと、頭によぎったんですよね。やめていった同期、後輩、先輩たちの姿が。
「この会社にいても成長できない、チャンスがない。若手を育てる気がない・・・。」
そんなセリフを何度耳にしたことか。女性に限らずですよ、たいした人数を採用していないのに、(しかもかなりお金と時間をかけて、とっても良い人材を選んでいるのに)、そういう人が全然満足できない。特に海外志望の人たちが、どんどんやめていく。
会社は、辞めていった人たちのことを決して良くは言いません。社風に合わなかった。我慢が足りなかった。近頃の若者は。
そんな言葉で片づけて、目の前の問題から目を背けてるようにしか見えない。
辞めていく彼らは、控えめに言っても、とっても優秀です。
だから、転職先でしっかり夢を叶えていく。

こういう事実を、会社はどう思っているのだろう。

そういうのが気になったんですね。こういう環境だってわかっていて、敢えてこの会社に入社して夢を一つ叶えさせてもらった身としては、(海外で働くという夢)、ここで転職するのはなんだか逃げるようで嫌だなとか。
「それで本当にいいのかしら」って気がしてきたんです。

ある意味、先駆者として海外に出してもらえたからには、次に続く若手を育てなければならないし、彼らが輝ける場所を作らなきゃ、結局同じことの繰り返しじゃないかと。
であれば、我々世代がぐっとこらえて、会社を、社会を変えていかなきゃいけないのかもしれないって。

そう思ったら、今わたしが受けているパワハラ・モラハラまがいの仕打ちに対し、逃げるんじゃなくて対抗してみても良いのかもなって。

そういう気持ちから、対抗するための武器(知識・人脈)を手に入れるべく、ビジネススクールを受験しました。

形式大好き、学歴大好き、The日本企業の海外部で、偉そうに意見できるようになるなら、まずは箔をつけるっきゃない。(単純)

勉強は好きじゃないけど、逆境から抜け出すためと思えば、望むところや!!と自分を奮い立たせました。(何せもともと意識低い系なんやから)

やるならとことん、ということでグランズエコール(フランスの上位校)のビジネススクール(パートタイム)を受験し、なんとか合格。
(もちろん準備は頑張りました。角が立たないように、合格するまでは上司に悟られぬよう、水面下で必死こいて勉強しました…笑)

いざ通学するとなると、月に数日は会社を休む必要があるのですが、その辺は社内の根回しやら政治やら、やれることはぜーんぶやって、上司が反対できない、応援せざるを得ない状況をつくってやりましたよ。
根回しというとあまり良いイメージがありませんが、簡単に言うと、自分を応援してくれる味方をたくさんつくるって感じです。
おかげで白昼堂々と、会社を休んで通学することができるようになりました。ばんざーい!

いざ入学してみると、幸いアジア人は私一人。基本的にどこのビジネススクールに行ってもアジア人だらけだと聞いていたので、ラッキー!笑

無事にMBA取得となるか…今後はビジネススクールの記録をマイペースにつづっていきたいと思います。

どこかで誰かの役に立つといいな、と思いながら。

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