失敗談を綴ってみよう!vol.37 ースケジュール編ー
ぶるぽぴです。
娘から
『ママはどんくさいけれど、意外とテキパキしているよね。』
とグッドポイントをもらいました。
『〇〇ちゃんが遊びに来た時に、
“仕事デキる人だったように感じる”って言ってたよ。』
あら、ありがとう。
嬉しい。
でも、イメージって怖いわね💦
だって、まだまだ失敗談があるから・・・
20代の頃。
私は役職はないものの、
恩師と言えるO氏と
職種を超えた意見交換をしていました。
① O氏から大きな提案を受ける。
2週間に1回ペースで
O氏と意見交換をしている中、
O氏から
『地域全体の業界を変える、勉強会をしたい。』
との提案を受けました。
自分たちの職場は、ある程度地固めができた。
でも、それだけでは駄目だと思う。
地域全体を変えたい。
だから、職種を超えた勉強会を開きたい。
どうだろう?
O氏は、私に役職がなくても関係ない方で、
希望や要望を率直に語る人でした。
私も業務を滞りなく遂行するためにも、
職種を超えたコミュニケーションが必須であり、
その地盤として
相互理解が重要であることを感じていました。
自分たちが良しと思っていても、
相手が求めていなければ自己満足に終わってしまう。
それは、部署内に限らないことだと感じていました。
大きな提案ではあるものの、
ふたつ返事で協力することにしました。
② とんだミスをする!
O氏は、日程や会場を決定するにあたり、
私に確認をされました。
〇月✖日△時から、どうかな?
その頃、何かと忙しい日々を送っていたにも関わらず、
2週間ほどポッカリとスケジュールが空いていました。
大丈夫です。
そう答えると、会場がすぐに決定しました。
数日後、上司に呼ばれ
『ぶるぽぴくん、研修が決まったよ。
〇日から〇〇へ行っておいで。』
・・・しまったーーーーーっ!!!
私は、数ヶ月前に
2週間の研修に推薦されていたのでした。
スケジュールが【空いていた】のではありません。
研修が入るかもしれないから、【空けないといけなかった】のです!
ひょえーーーーー(;゚Д゚)
勉強会は、何百人もの地域施設が集まるために日程変更はできません。
私はO氏や関係者に緊急連絡をしたのでした・・・
③ やるしかない!
もともと当日のプレゼンは、
私ではなく後輩のTちゃんにお願いしていました。
担当変更はなかったものの、
初めてプレゼンするTちゃんを
私が見守らないなんて。
とんだミスをしてしまった!
だからって、やるしかない!
勉強会は、地域開催のこともあり、
自施設だけでなく
他施設にも協力を依頼していました。
幸いなことに、
それまでの勉強会を通じて
O氏と他施設のHさんやTさんは面識があったことから、
私が研修に行っても大丈夫だよ
と、研修へいくようにエールを送られたのでした。
プレゼンの絵コンテを作成し、
O氏やHさんなどの関係者に相談しながら
Tちゃんは着々と
プレゼン準備を進めていきました。
私は、当日不在というミスを伝えつつ、
会場の担当者や業者と
会場設備や物品リスト作成などの作業を進めました。
O氏やTちゃんだけでなく、
自施設スタッフや他施設の協力を得ながら、
私は研修へと旅立ったのでした。
④ まるで、母親の気分?
研修先からも進捗状況を確認していました。
今のようにオンラインが普及していなかった時代なので、
何とか電話のやり取りで乗り切りました。
勉強会当日の夜。
夕方からの開催だったから、
会場片づけを考慮しても
打ち上げをする時間を迎えました。
研修先の宿泊施設で、
私は電話しようか、どうしようか迷っていました。
勉強会を無事に終えたかどうか。
当日不在にしたのは自分だし、
気になっても
電話する勇気がありませんでした。
まるで、合格発表を気にかける母親のよう?
どきどきしていたのを覚えています。
⑤ いろんな気持ち。
電話に出ると、
電話の向こうは賑やかで、何人も話しかけていました。
『ぶるぽぴくん、大好評で大成功だったよ~!』(≧▽≦)
O氏からの電話でした。
そして、TちゃやHさんなど
皆さんが交代で嬉しい報告をしてくれました。
『ぶるぽぴさん、私できました!!!』
Tちゃんのやり切った感あふれる言葉をもらいました。
電話の向こうで、
良かったね~
やったね~
またしようね~
テンション高めな声が
飛びかっていて、嬉しそう。
緊張がとけて、涙が出てきました。
その涙は、
無事に終わって良かった、
というホッとした気持ち。
私もその場にいたかったな、
という残念な気持ち。
恩師や後輩、仲間に恵まれている、
という感謝の気持ち。
色んな気持ちが入ったものでした。
本当にとんでもないミスをしました。
結果的には、Tちゃんが大きく羽ばたく機会となり、
O氏やHさんたちとの関係がより深くなりました。
ピンチはチャンス
だったのでしょうか?
今思い出しても
じ~んと胸が熱くなるような想い出です。
職種や職場、年齢を超えたつながりができました。
お互いを信頼し、尊重する関係
ができたのでしょう。
心理的安全性の大切さが問われていますが、
まさに保たれた関係でした。
自分ひとりでは、難しいこと。
自施設だけではできなかったこと。
人とのつながりによって、
可能となるものがたくさんありました。
失敗をしたけれど、
大きな発見をしたきっかけにもなりました。
繋がりと言えば、
この頃から一緒に活動していた
Mさんがnoteを勧めてくれたのです。
〇十年のつながり。
貴重な縁ですね。
ありがたい存在です。
私はたくさんの失敗を重ねてきました。
クスッと笑ってほしいけれど、
笑えない失敗もあります。
ん~、惜しい。
だけど、
どんな失敗も
今では想い出となっています。
だから、もう少し綴りたいと思います。
お付き合いください。
ありがとうございました。
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます。いただいたサポートは大切に使わせていただき、noteへ還元したいと思います。