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【アラフィフエッセイ】夏休みの宿題がかえってきた

息子が、学校へ提出していた夏休みの宿題を持ち帰ってきました。

かわいいハンコや花丸が押されています。

全員分のチェックも大変だろうな~

そう思う一方で、
数々の宿題もあっけなく終わってしまったなと感じました。

あっさりと返ってくるなんてね。


1.夏休みの宿題

夏休みの宿題は、
それなりの量がありますよね。

個人差はあれど、親も添削などの関わりが必要です。

今年の息子は、夏休みの後半まで宿題をたんまりと残していました。

昨年はコツコツ進めたので、全く気にかける必要がなかったけれど、
今年は一向に進まなかったのです。

昨年と違い過ぎて、不思議でなりません。

私は、さっさと宿題を済ませ、
お盆前には自由研究と作文だけを残す子どもでした。
(まぁ、自由研究が嫌いで最後まで残ったけれども)

方眼紙を使い、
行は各教科の単元、列はページ数や項目数を宛て、
済ませたらマスを塗りつぶすような計画表を作成していたほどです。

別に計画表を作れとは思いませんが、
物事を後回しにする息子にモヤモヤしました。


2.息子は後回し派


「宿題はどんな感じですかー?」「順調?」
「アドバイスが必要な時は声かけてねー」
たまに確認すると、

「大丈夫」「何とかなるよー」「余裕だよ」
と返ってきました。

プリントやドリルの添削をしていると、
進捗状況はだいたいわかります。

先に終えてしまえば気兼ねなく遊べるのに、
どうして後回しにするのでしょう?

「余裕だよ」って、何を根拠に言えるのでしょう?

口にはしないけれど、私には不思議でした・・・


3.従兄弟もそれぞれ違う


はて?
姪っ子や甥っ子はどうなのか、
妹に聞いてみたのです。

ある子は、コツコツと地道に進めて完了する。

別な子は、最終日の夜に泣きじゃくり
仮病で始業式を休んだこともあったそう。

全くしない子もいる。
提出しなさいと言われても、しないらしい。

提出しようと思っていることが
素晴らしいじゃん(笑)とのコメント付き。

親は同じなのに
そんなに違うのかと驚いたものの、

その話を息子がメチャクチャ笑っていたので
余計に驚いたのです。

確かに笑い話だけれど、

君は当事者じゃないの???



4.いつか笑い話になるの?


夏休みの最終日、
息子は最後に残した読書感想文を泣きながら書くことになりました。

上下巻の本の感想文を書くと言いながら、
最終日に読み始めるという、無謀なことをしたのです。

前もって「上下巻の本とはチャレンジャーだね~」と伝えていたら、

「読んでも進まない!終わらなーい!」

と泣き始めました。

「泣きたいだろうけど、状況は変わらないよ」と言葉を添えながら、
あまりに上下巻は無謀に思えて本棚から別の文庫本を渡しました。

息子は泣きながら必死に読み、感想文を書きました。

途中で投げ出さなかったので、やり遂げる力はあったらしい。

めでたしめでたし

では、ないですよ!

付き合うのに疲れた!!!


ひとりでするならまだしも、
「読んでみて」「教えて」と聞かれ続けました。

皆さんも聞かれるのですか?

作文の書き方は授業で習っただろうし、
何なら検索したら要点がまとまっているだろうに。

そもそも、
インターネットに慣れている世代じゃん!

どうして活用しないのよ・・・


「大丈夫」「何とかなるよー」「余裕だよ」
って言ってたけれど、

ぜんぜん余裕ではなかったじゃん!


簡便してよー


最後日まで、
とことん付き合わされたのでした。

笑い話にしたいけれど、
今は、苦笑いしかできません。

せめて冬休みは、苦笑いはしたくないです。

短期間だから添削だけかな。

来年の夏休みは・・・

考えるのをやめましょ。


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