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唯一意見を変えたのはあの子だった。

ある先生の追試をしている。『お手紙』だ。

今日は第4場面を読み取った。

まだまだ話し合いができるレベルまで行かずに討論とすら呼べない授業ではあったが、嬉しい事実が生まれた。

普段は何もやろうとしないHくんが意見を変えたのだ。
この前はお腹を出して、椅子の下に潜り込んだ。
くにゃくにゃして甘えていた。
注意すら先生に見られていると感じ、楽しんでいた。

今日の彼は違った。

もちろん机の上はちらかっぱなし。
ノートも出していない。

しかし、彼は友達の意見を聞いて唯一意見を変えた。

CからBへと変わったのだ。

もちろん答えとしては違った。

それでも、彼が意欲を持ってやる気を出して授業に参加できた瞬間だった。

私はそれがとてつもなく嬉しかった。

最近の国語はその先生のご実践に助けられる毎日だ。

有り難い。

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