波乱万丈ばっちこい

波風立たない人生と波乱万丈ジェットコースター型人生とどっちがいいかといえば、もちろん後者です。側から見ると粘り強く強運で自力で這い上がれるタイプに見えるようです。でも、心は物凄くナイーブで現実世界の楽しみや物質的満足より空想夢想を好みます。

自分のこれまでの人生が運に恵まれているのかどうか自分では分かりません。確率論の話とすると全員同じ確率でしょうが、置かれた環境や自分自身の行動が選択肢を狭めたり広めたりするわけですから。それに自分が強運かそうではないと思うかは多分に主観の問題です。

成功と挫折が極端に交互に訪れるとは思います。それは恐らく挑むからでしょう。何かに挑むことのない人生は成功も失敗もありません。挑んだら成功することもあり、目立って妬まれることもあり、称賛されることもあるでしょう。そして、予想外の良いことも良くないことも起こります。

何にもないより何かあった方がずっと刺激的で生きてる実感が湧きます。思えば母は私の人生の選択において無難な人生を送らせるよう強いてきました。もしかすると、それは親の愛より本能的な嫉妬だったのではないか、ある時そう察するようになりました。

そう理解出来てからは自分の選択に自分以外の要素を考慮しないことが何より重要だと思うようになりました。誰かのためという理由は恐らく偽善です。自分のこれからは自分自身の意志を唯一の要素として道を選んでいこうと決めています。

親も人間ですから子供に嫉妬もするし優位に立ちたいと思うこともあるでしょう。だからこそ早い時期での自立が重要なのでしょうね。

一人で生きて野垂れ死ぬ覚悟が出来たら、後は波乱万丈ばっちこいです。

やっぱり自力で這い上がるタイプのようです。

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