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1/14 習慣TVerバラエティ時評

今週は打ち合わせの数が多い。ようやく会社に戻って机仕事を片付けて、7時くらいに退社。
最寄り駅のコンビニで缶ビールを買って、飲みながら帰って、飯食ってTVerやらバラエティを消化して寝る。
そうする以外にもう仕方ないじゃないか。

『佐久間ANN』を聴きながら出社。

国際フォーラムイベント延期によってイマジンスタジオから配信された代理イベントについての30分越えOPトーク、すごすぎる。「あなたにとってエレパレとはなんですか」と奥田泰に聞かれて「ラジオです」と答えるオヤジの本気、ビックコミックの漫画みたいで怖い。手弁当で急遽開催したイベントのチケット販売数が1万を超えたことで、もうニッポン放送内の誰も、この番組を整理しようなんて思わなくなってしまったことだろう。業界関係者の視聴率がすごいとよく言われるけど、同世代や少し下の30台社員はどんな気持ちなんだろう。20代前半の自分ですら毎回、来週からは聞くのよそうと思うのだけど。
そういう気持ちをねじ伏せてくるくらいのOPトークだったから、もう嫌になってしまった。

『ロンドンハーツ』芸人未来予想図

「有吉の壁」の切り口だけで、とにかく明るい安村が居たのが寂しくもあった。東京吉本の希望だった頃をもう少し知りたいのだけど。ぺこぱ・松陰寺の野望が「朝まで生テレビ」の方向に向いているとは知らなかった、ムズいけど、村本を例に出してイジる吉本芸人の感じがとても平成ロンハーで、しっくりきていない。
そもそも、前向きな目標をどう笑っていいのかは難しいと思った。ダントツ年長者のであるダイアン・ユースケの中学生みたいな回答には冷めるし、高層マンションのさらに高層を目指したい強気に出た後藤の扱いもうまくいってない。
金を稼ぐこととテレビ露出の関係性が解消されてしまった以上、ロンハーの画面に映る世界の中で、未来予想”図”を描き切ること自体が難しくなっているのか。

『有吉の壁』

JKボンバーズ登場時の佐藤栞里があまりに可愛すぎました。
ぺこぱに「人を傷つけない笑いで傷ついた芸人がたくさんいましたが」と迫る記者・Aマッソ。
犯行予告風に新聞紙の文字を切り貼りしたラブレターを作りたいのだけど、肝心の「愛」の文字が新聞のどこにも見つけられず、「もっといい世の中にしないと」と憂う青年・賀谷。
ずっと好きだった先生の結婚を知ってしまう修学旅行の夜をネタにしたチョコンヌが最高だった。

『相席食堂』松本明子vs峯岸みなみ

面子が気になり久しぶりに見たけど、期待ほどではなかった。
スタジオの千鳥がどうこうしたような内容にはなっていなかったので、良い方に考えると、面白くしようと体を張ったありのままの姿がストレートに出てきた峯岸の変な強さがあったと思う。
バラエティへの姿勢をイジる紹介VTRのときはぜひ「尺がほしい」を使ってほしい、あれはずと面白い。
中学時代の推しメンが「まっちゃんねる」優勝以降露出が増えてうれしい気持ちはあるので、引き続き追いかけてしまうのだろう。


『クセがすごいネタGP』

見取り図の南大阪カスカップルコントを見ていた大悟の「一日長いやろうな」が最高。いや、最高のコメントじゃない?
霜降り明星がまたそれぞれピンネタ(せいや・太田光モノマネ、粗品・ギャンブル効果音ピアノ講座)をやっていた。自分にとっては『有吉の壁』でのさらば青春の光くらい、絶対に好きな笑いが出てくる期待と安心感が、この番組でいうと霜降りなのだと気づく。太田光は、自分の適当なボケを、バカだなあと客観的に思っているから、ラジオで今日こんなことを言っちゃって起こられてさ・・と話せる人であるおかげで、せいやがモノマネできる切り口が山のようにあるのだと気づく。メイク室で毎回「トム・クルーズで」みたいな注文をするせいで、27時間テレビでピエロのメイクをお願いするときに何回もあしらわれてしまった話とか思い出して、本当にあの人馬鹿だなあと思う。


太田光『芸人人語』を二章分読んで寝る。

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